(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2000年1月4日

本日の相場

とうもろこし  --- 小幅高寄り付き、高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
00 MAR  201-01 1/2  203 1/2  200 3/4  203  +2 1/4  213948  +2211 
00 MAY  208-08 1/2  210 1/4  207 3/4  209 3/4  +1 3/4  62419  +955 
00 JUL  215 1/4-15  217  214 1/2  216 1/2  +1 3/4  59436  +1371 
00 SEP  222 1/2  223 3/4  222  223 1/4  +1 1/4  17403  +534 
00 NOV    229 3/4  229 3/4  229 3/4  +1  561  +2 
00 DEC  231 3/4-32  233  231  232 1/2  +1  35915  +2438 
            391990  +7538 

 

大豆     --- 高値寄り付き、高値引け ---

 

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
00 JAN  458 1/4-58 1/2  466  458 1/4  464 1/4  +7 3/4  11516  -2400 
00 MAR  466-65 1/2  474  465 1/2  471 1/2  +7  61985  +3513 
00 MAY  473 1/2-74  481 1/2  473  479  +7 1/4  25181  +401 
00 JLY  480  487  479 1/4  485 1/2  +7  23339  -543 
00 AUG  482  486  482  485  +6 1/2  2407  -27 
00 SEP  483 1/2  486  482  486  +5 1/2  678  -2 
            135418  +993 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
JAN  14790  +150  JAN  1557  +13  MAR  247 1/4  -1/4   
MAR  14860  +190  MAR  1582  +12  MAY  258  +0   
MAY  14850  +220  MAY  1615  +13  JUL  268  +1/4   
JUL  14950  +200  JUL  1645  +13  SEP  277 1/2  +0   
                   

 

本日の相場の動き

迷走。背景は南米の天候とテクニカル要因。

米国株式相場は昨日以上の暴落を示したが、穀物市場に影を落としたのは前半のみ。大豆は一時は安値圏推移もあったが、昨日の下げ幅を上回る上げ幅となり、コーンも大豆に助けられ堅調を維持した。 

ブラジル南部で期待された雨がつかず、特にリオグランデドスル州とパラナ州において旱魃の可能性が言われ始め、同地域での大豆・コーン生産減少懸念が、特に大豆相場を刺激した。昨日の下げが行き過ぎという見方も手伝い、ファンドが主に後半に買い注文を集中させた。米国搾油マージン低下から搾油量が制限され始めているという噂と、ヨーロッパ向け大豆粕輸出成約の噂が、大豆粕・大豆に買い注文を向かわせた。大豆油に至っては、一旦約定安値更新まで至ったにもかかわらず、その後ファンドの買いで持ち直し、高値引けとなった。 

コーンは、ファンド・商業筋ともに緩やかな買い側であったが、決定的な量ではなく、相場展開としては大豆の上下に追随する動き。株式市場の暴落のせいか、中盤安値圏推移となったが、その後韓国の10万トンのテンダー(米国産・アルゼンチン産のオプション)が本日行われるとの情報が価格支持材料となった。 

本日の動きは、コーン1,000コントラクトの買い越し、大豆2,000コントラクトの買い越しと見られている。 

 

各生産地の天気予報および状況

アルゼンチン

昨日から今日にかけて雨はほとんどない。今夜西部の一部で軽い降雨が見られるであろうが、その後今週中は概ね平年以上の気温でドライ状態が続く。土曜日には北部40%に雨が戻る。ブエノスアイレス州の土壌水分不足が次第に問題となってきており、サンタフェ州もストレスを回避するためには来週までに高雨量が必要である。コーンの受粉は今後10日で始まるが、ドライな状態は改善されそうになく、イールド低下の可能性は高くなっている。大豆は今月後半までは大きな影響はないであろう。 

ブラジル 

今週雨が予想される地域は、主に北西部と中央部である。リオグランデドスルでも明日雨がある公算ではあるが、雨量は少なく範囲も30%と限られている。同州では結局少なくとも週末まではドライ状態は続きそうであり、来週まで状況が変わらなければ、コーンの受粉に問題が生じることになる。生育地域の北側3分の2では、概ね良好な環境となっているが、パラナ州に限っては今後10日間に雨が必要。 

南アフリカ 

今週末までドライとなりそうだ。しかし、水分状態は良好であり、来週の受粉開始には問題ない。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

本日の発表等
1)コミットメントオブトレーダーズ(フューチャーズ・オプションズ)

本日、CFTCのトラブルにより報告が遅れた。昨日のフューチャーのみの報告については、後日修正が必要と噂されている。 

 

2)ローンデータ (百万ブッシェル) 

−コーン、大豆ともニュートラル 

 

 

本日のトーメンの意見

 

安値傾向。

安値を予想するが、途中で南米の天候に翻弄されるのは避けられない。ただし、南米での大豆・コーンの生産量低下が決定的にならなければ、昨日述べたとおり、相場を上げる主な要因は見当たらない。つまり、数日のまとまった量の降雨(無論、南部ブラジルと北部アルゼンチンにおいて)は、相場を歴史的安値圏へ追いやる能力を十分持っている。天気予報家ではないので、雨が降るか降らないかをここで予想するのはナンセンスである。しかし、暴論を承知で言えば、南米の生育は一部地域を除いては順調であり、現在市場が注目している地域はブラジル・リオグランデドスル州・パラナ州の一部、それとアルゼンチン・ブエノスアイレス州の北部のみと伝えられている。確かに、一部でもそれらの大生産州でイールド低下が見られれば、一時の買い材料にはなるが、生産量全体におよぼす影響は一般的に過大に受け取られがちだ。昨年夏のインディアナ・オハイオ州の受粉ミス時の相場が思い出される。中期的な安値実現の可能性は高いと判断している。( F ) 

 

 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)