(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2000年1月5日

本日の相場

とうもろこし  --- 変わらずの寄り付き、小幅高引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
00 MAR  202 1/2-02 3/4  203 1/4  201  203  +0  213371  -577 
00 MAY  209 1/4  210 1/4  208 1/4  210  +1/4  62281  -138 
00 JUL  216-16 1/2  217 1/2  215  217  +1/2  61820  +2384 
00 SEP  222 1/2-23  224  222 1/4  224  +3/4  17454  +51 
00 NOV    230  230  230  +1/4  559  -2 
00 DEC  232  233 1/2  231 1/2  233  +1/2  36426  +511 
            394371  +2381 

 

大豆     --- 変わらずの寄り付き、高値引け ---

 

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
00 JAN  464 1/4-64  470  462 1/2  469 1/4  +5  10015  -1501 
00 MAR  473-71 1/2  478  470  477  +5 1/2  63581  +1596 
00 MAY  480-79 1/2  485 1/2  477 3/4  484 3/4  +5 3/4  24999  -182 
00 JLY  486 1/2-86  491 1/2  484 1/2  491  +5 1/2  23023  -316 
00 AUG  489  491 1/2  486  491  +6  2418  +11 
00 SEP  487  491 3/4  487  491 1/2  +5 1/2  654  -24 
            135255  -163 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
JAN  15070  +280  JAN  1574  +17  MAR  249 3/4  +2 1/2   
MAR  15180  +320  MAR  1596  +14  MAY  260 1/4  +2 1/4   
MAY  15270  +420  MAY  1627  +12  JUL  271  +3   
JUL  15330  +380  JUL  1657  +12  SEP  280 1/2  +3   
                   

 

本日の相場の動き

天候に敏感な大豆が牽引、コーンもつれ高。

最終10分程度に、大豆三品にファンドによる買い注文が集中。それまで、ダラダラとした相場展開が一気に動いた。その10分間に入った大豆粕買い注文は4,000コントラクトと言われている。コーンは、大豆の伸長が安値圏推移を変化させた。 

コーンは、昨日の上げに刺激された農家売りが、相場を抑えつづけ、最終局面までほとんど一日安値圏での動きとなった。主な改善が見られない南米の天候と大豆の堅調に対して、農家売りと昨日韓国がテンダーを見送ったことなどが、買いと売りを交錯させ、動きの少ない相場を創出した。1月12日のUSDA在庫・需給報告まで、方向決定要因を見つけにくいとの考えが台頭しており、買い上がり、売り下がりをコーンで仕掛けるファンドもいなかった。 

大豆は、南米の天候により序盤からどちらかと言えば堅調を維持。しかし、売買が多いという訳ではなく、それが最終局面で大量買い注文を処理しきれない原因となり、高値引けとなった。相場を引っ張ったのは、大豆粕であるが、最近のヨーロッパ向け成約などから米国産大豆粕の競争力が高くなっているとの見方と、100日平均線を越えたというテクニカルな見方が、その背景にあったようだ。 

本日のファンドの動きは、コーン1,000コントラクトの買い越し、大豆3,000コントラクトの買い越しであったと見られている。 

 

各生産地の天気予報および状況

アルゼンチン

昨日の雨も限定的なものに終わり、今後2日間は暖かくドライな天候が続きそうだ。金曜日・土曜日には50%程度の範囲で雨が期待できるが、主に西部地域となるであろう。土壌水分不足はブエノスアイレスの南部を中心としており、生育地域全体の約3分の1に当たる。この地域では今後2週間内に受粉が始まるが、雨が無ければイールドの低下は避けられない。大豆は今月遅くまでは、天候に大きな影響は受けないであろう。 

ブラジル 

南部地域の水分不足は続いている。昨日は、中央部のみに雨。今週後半も60%の地域に比較的まとまった量の雨が降ると見られるが、地域は中央部と北西部が中心となる。リオグランデドスルでは、本日限定的範囲で雨が降っているが、今週中は概ねドライが続くであろう。水分不足となっている範囲は、南部地域の15%であるが、現在のところイールド低下は若干に止まると見られる。その他の地域は、生育はほぼ順調。 

南アフリカ 

来週の受粉期開始に向けて、土壌水分は十分、順調と言える。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

本日の発表等

本日、主な発表はなかった。

 

本日のトーメンの意見

 

安値を予想。

刻一刻とコーン受粉期や大豆の開花期が近づいているにもかかわらず、天候の大幅改善が見られない状況では、短期的な相場の下げは見込みにくいかも知れない。いわゆる、天候プレミアムであり、この時期はことさら低い生産量予想が相場の要因となってくるものである。事実、生産量予想のうち下限の数字がショッキングに伝わり、現在の相場を形成しているきらいがある。しかし、南米のドライ地域はまだ限られており、これから雨の可能性があることも考え合わせれば、南米に支えられた現在の相場レベルが、高すぎたと後日判断される可能性は高い。仮に、南米ドライ地区で来週雨が無く、その地域のダメージが伝えられたとしても、米国の期末在庫量は相場の高騰を抑えるに十分のレベルであり、コーン相場で15セント程度、大豆相場で25セント上げるのがせいぜいで、その後すぐに落ち着きを取り戻し、少なくとも現在のレベルに戻るに時間はかからないと見ている。 

本日の相場において、天候により敏感な大豆ピットは若干騒がしかったが、その熱気はコーンに伝わらなかった。農家売りの増加や、漠然とした大量期末在庫の脅威が控えていることがその原因である。国内・海外を問わず、需要家は当用買い傾向が強く、大量在庫が市場で消化されるペースはコーン・大豆ともに遅い。その期末在庫量については昨年から織り込み済みという見方はあろうが、遅い売却ペース→年度後半に固められた在庫圧力、の脅威は、南米天候に一服感が出た場合の目に新鮮に映る。( F ) 

 

 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)