(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2000年1月7日

本日の相場

とうもろこし  --- 変わらずの寄り付き、高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
00 MAR  203 1/2-03 1/4  207 3/4  202 3/4  207  +3 1/4  216368  +1548 
00 MAY  210 1/2-10 1/4  214 1/4  210  214  +3 1/4  63420  +1058 
00 JUL  217 1/4-17  221 1/2  217  220 3/4  +3  64588  +638 
00 SEP  224 1/4-24  228  224  227 1/2  +2 3/4  17830  +275 
00 NOV    234 1/2  234 1/2  234 1/2  +3  573  +14 
00 DEC  233 1/2-33 1/4  237  233  236 3/4  +2 3/4  36634  +122 
            402333  +4062 

 

大豆     --- 変わらずの寄り付き、高値引け ---

 

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
00 JAN  468-67 1/2  472  466 1/2  471 1/2  +3 1/2  6477  -1018 
00 MAR  474-74 1/2  479 1/2  473 1/4  478 3/4  +3 1/4  64751  -656 
00 MAY  482-82 1/2  487 1/2  481 1/4  487  +3  25563  +614 
00 JLY  489 1/2-89  494 1/4  488  493 1/4  +3  23827  +221 
00 AUG  491 1/2  494 3/4  491 1/2  494  +4 1/2  2734  +22 
00 SEP  490 1/2  497  490 1/2  495 1/4  +3 1/4  715  +7 
            134773  -812 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
JAN  14910  +0  JAN  1590  +18  MAR  251 3/4  +3 1/4   
MAR  15070  +30  MAR  1619  +14  MAY  262 3/4  +3 1/4   
MAY  15100  +0  MAY  1651  +13  JUL  272 1/2  +2 3/4   
JUL  15250  +20  JUL  1680  +12  SEP  283  +3 3/4   
                   

 

本日の相場の動き

週末を控え、セッション後半にリスクヘッジのショートカバー。

コーンに買いが入り、大豆が追随した。昨日、ブラジルが合計25万トンのUS産大豆粕成約予定であることが判明し、買いやすい状態になっていた。セッション後半になると、アルゼンチンコーンの受粉ピーク前の週末を前にした、リスクヘッジ方の買いが集まり始め、コーン高値を導いた。 

南米の天気予報はブラジルに広範囲な雨が予想されるなど、弱要因であったが、週末前だけに今日の予報を鵜呑みにするのは危険と感じた投機家も少なくなかったようだ。週間輸出成約はコーンは少なく、大豆は比較的強材料と作用したが、相場の方向を決定するほどのインパクトは持たなかった。大豆は終始、コーンの追随に徹した。 

本日のファンドの動きは、コーン7,000コントラクトの買い越し、大豆2,000コントラクトの買い越しと見られている。 

 

99/00年度産生産量予想出揃う 

来週水曜日にUSDAより99/00年度産のコーン・大豆の生産量見込みが発表されるが、それに先立ち、分析家の予想が出揃った。 

(単位10億ブッシェル)  平均  予想範囲  11月USDA  98/99年度産最終 
コーン  9.546  9.500-9.575  9.537  9.761 
大豆  2.666  2.641-2.700  2.673  2.741 

 

アルゼンチン産大豆生産量増加見込み 

USDAは2000/20001年度産アルゼンチン大豆の生産量見通しを引き上げた。先の見込みは1850万トンであったものを1900万トンにしたもの。作付け期後半の雨が生育環境を良好にしたことがその主な理由として挙げられている。輸出量の見込みは280万トンで据え置きとされた。 

 

各生産地の天気予報および状況

アルゼンチン

昨晩から今日にかけて南西部で雷雨が発生、その範囲を広げているが、まだ範囲は10%にしか過ぎない。明日には止むであろう。今後3日間はほぼドライ。今週中は気温が比較的低いが、来週頭からはまた高くなる。コーン受粉は始まっているところがあり、今後2週間でピークを迎える。今日明日の雨は助けにはなるが、ドライが解決されるには至らず、イールドのある程度の低下は避けられない。大豆は、今月後半までは天候の影響を受けにくい。 

ブラジル 

昨日から北側3分の2の地域で雨となっており、今後同地域で5日間ほど続くであろう。リオグランデドスルでも来週火曜日まで続く。現在ドライと認定できる地域は、南部15%に当たる範囲である。昨日から気温が高くなっており、ドライな地域にストレスを加えている。その影響によるイールド低下はまだそれほど見られず、その他の地域も今後5日の雨で順調な状態になるであろう。 

南アフリカ 

引き続き降雨が各地で見られ、生育・受粉は順調。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

本日の発表等
1) 週間輸出成約高報告 (単位:千トン)

 

  週間成約高  成約量累計  成約残 
  今年度  来年度  今年度  昨年度  今年度  来年度 
コーン  499.9  30.8  24,911.2  23,280.2  7,894.1  30.8 
大豆  564.8  0.0  15,616.2  14,158.7  4,521.0  18.5 
小麦  162.9  0.0  19,370.7  19,407.0  3,312.1  38.0 
大豆粕  77.6  0.7  2,910.2  3,272.7  1,150.3  27.7 
大豆油  3.1  0.0  200.4  570.9  63.7  0.0 

コーンは少ないがほぼニュートラル、大豆には強気の数字。 

 

2) 週間輸出高 (単位:千トン) 

 

  輸出量  輸出量累計  USDA予想 
  今週  先週  今年度  昨年度   
コーン  826.2  963.7  17,017.1  15,501.2  48,900 
大豆  490.6  521.7  11,095.2  9,927.8  23,540 
小麦  428.0  558.7  16,058.6  16,142.6  29,260 
大豆粕  56.1  199.2  1,759.9  1,699.6  6,710 
大豆油  8.3  10.5  136.7  381.7  820 

 

 

本日のトーメンの意見

 

安値を予想。

南米に雨がつかなければ、無論当分上値展開となる。ただ、繰り返すようだが、一部のドライ地域以外は良好な環境である。そのドライ地域がかなり深刻な状況にならない限り、世界需給に与える影響は大きくない。つまり、上げ相場が花火で終わる可能性は高い。今週の大豆の動き、本日のコーンの動きを見て、長らく続いた「続落穀物相場」の終焉を感じたトレーダーは多い。しかし、アルゼンチンでは来週受粉時期のピークを迎える。その前の週末前に、天候リスクから売り越しを整理したくなるのは、当然と言えば当然である。少し長い目で相場をとらえれば、ここで大量に買い込む気にはなれない。( F ) 

 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)