(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2000年1月13日

本日の相場

とうもろこし  --- 小幅安値寄り付き、大幅高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
00 MAR  215 1/4-15 1/2  221 1/2  214 1/2  220 3/4  +5 1/4  229517  +10540 
00 MAY  222 3/4-22 1/2  229  222  228 1/2  +5 1/2  69212  +3001 
00 JUL  229 1/4-30  236 1/2  229 1/4  235 1/2  +5 1/2  75188  +6277 
00 SEP  235  242  235  241 1/2  +5  19988  +2058 
00 NOV    246 1/4  241 1/2  246 1/4  +3 3/4  792  -64 
00 DEC  244 1/4-44  250  243 1/2  249 1/4  +4  42134  +3686 
            441733  +26836 

 

大豆     --- 小幅安値寄り付き、大幅高値引け ---

 

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
00 JAN  472 1/2  483 1/2  471  481 3/4  +9 1/4  2029  -812 
00 MAR  479-80  491  479  489  +8 3/4  71006  +712 
00 MAY  487  499  487  497  +8 1/2  28080  +165 
00 JLY  495  507  494 1/2  505 1/4  +9  24774  -68 
00 AUG  497  508  497  504 1/4  +7 1/2  3527  +26 
00 SEP  500  509 1/2  499  507 1/2  +9 1/2  977  +18 
            142862  +113 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
JAN  15380  +290  JAN  1612  +44  MAR  263 1/2  +4 3/4  105.97-106.20 
MAR  15430  +180  MAR  1641  +48  MAY  274 1/4  +4 3/4   
MAY  15540  +190  MAY  1674  +49  JUL  284 1/2  +4 1/2   
JUL  15720  +180  JUL  1702  +45  SEP  295  +5   
                   

 

本日の相場の動き

昨日に続きファンドの買い。2日続けて大きく上げる。

昨日に続きファンドの買い出動から値を上げた。寄り付きは小安く始まった。これは昨日の引け後にも農家売りが続いていた事、今朝方発表された輸出成約高が大豆を除き弱い内容となっていた事、特にコーンはこの穀物年度で一番少ない数字であった事、昨日の大豆の引けが弱い印象を与えていた事、ブラジルで予報通りの恵みの雨が降っている事、大豆デリバリーの数字が650コントラクトとやや多かった事等による。 

しかし大豆で昨日の安値を抜けなかった事、コーンも一転して農家売りが昨日に比べ細っていた事からファンドの買いが優勢になり値を上げる事になった。そこにブラジルのサフラスが大豆生産量予想を100-150万トン下方修正するとのニュースが飛び込み大豆が大きく買い込まれ、コーンもつられる事になった。 

今度はコーンにて昨日の高値を更新すると買いのストップオーダーにヒットし、さらに買い上げられた。とどめは昼過ぎに出された各天気予報家の予報。今週以降のブラジルの降雨量予想を減らした事が伝わると大豆にも更に買いが入り、昨日の高値も更新してそのまま高値での引けとなった。 

本日のファンドはコーンにて18,500コントラクトの買い越し、大豆にて7,000コントラクトの買い越しと考えられている。一方商業筋はコーンにて7,000コントラクトの売り越し、大豆にて500コントラクトの売り越しと考えられており、大豆に比べコーンの農家売りが多い事が伺える。 

 

各生産地の天気予報および状況

アルゼンチン

今週の降雨がコーンの受粉には恵みとなっている。ブエノスアイレス北部とサンタフェ地域でまだドライスポットが見られるが、週末の降雨がストレスを減少させる。問題は来週。およそ5日間に渡ってホット&ドライな天候が予報されている。コーンはまだ受粉の後期であり、イールドをロスする懸念が大きい。大豆は開花が始まろうとしている段階にてそれほどの影響を心配しなくてもいい。 

ブラジル 

リオグランデドスルの土壌水分はまだ不足がちであるが本日の降雨で随分と改善されている。その他の地域にはタイムリーな降雨が続いており、コーンの受粉と大豆の開花は順調に進んでいる。今週末に見込まれる降雨が通過した後にドライな地域は全体の10%以下にまで減少している見込み。 

南アフリカ 

今週の降雨は平年並み以下となっているが、どの地域も土壌水分は潤沢である。コーンの受粉は順調に前半が終了しようとしている。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

本日の発表等
1) 週間輸出成約高報告 (単位:千トン)

 

  週間成約高  成約量累計  成約残 
  今年度  来年度  今年度  昨年度  今年度  来年度 
コーン  282.0  5.9  25,186.5  23,949.5  7,360.1  36.6 
大豆  515.9  0.0  16,132.1  14,863.5  4,435.6  18.5 
小麦  133.6  20.0  19,504.2  19,729.7  2,928.0  58.0 
大豆粕  65.8  0.0  2,976.1  3,332.5  1,055.3  27.7 
大豆油  -1.3  0.0  199.1  574.0  62.2  0.0 

大豆はやや強気の発表だが、それ以外は失望される内容。 

 

2) 週間輸出高 (単位:千トン) 

 

  輸出量  輸出量累計  USDA予想 
  今週  先週  今年度  昨年度   
コーン  816.0  826.2  17,826.4  16,079.5  50,170 
大豆  601.3  490.6  11,696.5  10,617.4  23,540 
小麦  517.7  428.0  16,576.2  16,398.8  29,260 
大豆粕  160.9  56.1  1,920.8  1,855.6  6,440 
大豆油  0.2  8.3  136.9  401.2  790 

 

 

本日のトーメンの意見

 

ブラジルの天候次第。

頼みの綱であったブラジルからサフラスの減産予想、今週以降の降雨予想の減少という大きな強材料がマーケットを上昇させた。また本日大豆油に買いが入ったように、ファンドはRSI等からみてそれほど買い上げられていない商品に買いの手を伸ばしてきた。コーン・小麦との価格比を見た場合どうしても大豆に割安感が出ており、ファンドの買いが入りやすい状況にある。明日は3連休前であるが、明日連休前のポジション調整からの下げが出なかった場合ファンドの買い上げ姿勢の強さを改めて認識する必要がある。 

大豆はまだ南米の天候次第にてどっちにも転ぶと見ており、3月限は465-500のレンジと認識している。来週以降の天候及び予報が開花の最盛期を前に非常に重要になってくる。もしもう一段今日のような上げがあれば、大豆もコーンと同様トレンドの変化を認めざるをえない。 

コーンも残念ながら昨日の予想通り、オープニングの安値が今日唯一の買い場であった。トレンドは明らかに変っておりどこまで上昇するかが焦点となっている。220割れの3月限は拾っておいた方が無難だ。(N) 

 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)