(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2000年1月19日

本日の相場

とうもろこし  --- ほぼ変らずの寄り付き、高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
00 MAR  219 3/4 -20 1/4  221  218 3/4  220 3/4  +3/4  222740  -2477 
00 MAY  228 1/4 - 28 1/2  229  226 1/2  228 3/4  +1  75856  +1438 
00 JUL  235 1/4 - 36  236 1/4  234  236  +3/4  83938  +1622 
00 SEP  241 3/4 - 242  243 1/2  241  243 1/4  +2  23630  +1477 
00 NOV    248 1/2  245 1/2  248 1/2  +2 1/4  845   
00 DEC  250  251 1/2  248 3/4  251 1/4  +1 3/4  48278  +1631 
            462504  +4044 

 

大豆     --- 安値寄り付き、マチマチの引け ---

 

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
00 MAR  500 - 98 1/2  504  497 3/4  501  -1 1/4  72798  +1046 
00 MAY  508 1/2 - 07 1/2  512 1/2  506 1/2  509 1/4  -1 1/4  29088  +1042 
00 JUL  517 -17 1/2  521  515  518  -1/2  24837  +553 
00 AUG  520 - 19  522  517  519  +1/2  3403  -66 
00 SEP  521 1/2 - 21  524  519  520  -1  1011  +9 
00 NOV  525 - 25 1/2  531  525  528 3/4  +1  13920  +565 
            144887  +906 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
MAR  15930  -10  MAR  1634  -19  MAR  266  +1 1/2   
MAY  16100  -20  MAY  1665  -15  MAY  277 1/4  +2   
JUL  16330  -40  JUL  1695  -15  JUL  287 1/4  +1 3/4   
AUG  16370  -40  AUG  1708  -12  SEP  297 1/4  +1 3/4   
                   

 

本日の相場の動き

小動き。

南米では期待通りの雨、今後の雨予報も継続しており、一時はここ数日の上げに対する調整色を強めたが、それも続かなかった。 

コーンには、昨日の中国による韓国向け15万トンの輸出成約情報に加え、どうやらすでに100万〜200万トンの輸出成約を今年に入って行っているらしいとの噂が、相場上昇の足かせとなった。しかしながら、USDA報告以降のチャート上の買いサインは、相場を安値に持っていくことも許さず、相場はすぐに売り買い交錯する状態に入った。細かい上下を繰りしながら推移したが、最後は薄商いの中、寄り付きで売りを入れていた小口投機家による買戻しによって、高値引けとなった。 

大豆は、南米の広範囲な雨が相場を膠着させた。一方で、ブラジル・アルゼンチン両国で高気温になっていることも伝えられ、相場は最後まで方向感を持たないままであった。 

本日もCRPはその高値を更新し、ダウ30種平均は続落した。 

本日のファンドの動きは、コーン800コントラクトの買い越し、大豆500コントラクトの買い越しと見られている。 

 

各生産地の天気予報および状況

アルゼンチン

今週のドライで平年以上の気温にもかかわらず総じてコーン・大豆の生育は順調に保たれている。ストレスが懸念される地域は全体の15-20%の範囲、西部ブエノスアイレス、サンタフェ南部の一部に限られている。現在の平年以上の気温は金曜日には平年並みまで下がる見込み。また来週前半には北部に降雨システムが予想されており、このシステムはその後ベルト全体に広がる予報にてこれ以上ドライ地域が広がる懸念は少ない。 

ブラジル 

ドライ懸念が残る地域はベルト全体の10%以下。今週後半の平年以上の気温も長くは続かない予想。来週はベルト全体に降雨システムが予報されており、コーン・大豆の生育は順調に推移する見込み。 

南アフリカ 

タイムリーな降雨がベルトのあちこちで見られる。土壌水分はベルト全体に申し分がない。この降雨パターンはしばらく続く見込み。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

本日の発表等
1)受渡可能在庫 (千ブッシェル)

 

  1月14日  前週  前年同期 
コーン  7,761  7,098  NA 
大豆  5,495  4,611  NA 
小麦  36,479  36,450  31,169 

一日遅れの発表となった。コーン、大豆ともニュートラル。 

 

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

当面の買いの狙いは3月限215。 

今日の動きを見るまでもなく、相場は次の方向を決定するには時間がかかりそうだ。農家はもう、このレベルでは売りを出さないものの、これ以上のレベルには俊敏に動き出す構えだ。加えて、5千万トン近くの期末在庫が見込まれる中国は、この機を見逃すわけもなく、活発な動きを展開している。ファンドはまだ買い意欲を見せているものの、現レベルからの相場上昇には、上記売り要因によって間髪を入れず冷や水が浴びせられることになる。一方、先週のUSDA発表によって、相場レベルは新たなレベル作りに入ったことは間違いなく、期近限月200前半という先々週のレベルに早晩戻る根拠は全くない。つまり、当面は相場の変動は抑えられる形となるため、買いの戦略としては、その狭い変動範囲の下限を狙うことが勧められる。繰り返すが、需給バランスから見て短期の変動範囲は下限を215前後と置くべきだ。 ( F ) 

 

 

(大豆) 

上昇トレンド。セットバックがあれば買いを勧める。 

先週からの上昇に一服が見られた。しかし上げ続ける相場は存在しない。今日の小幅下げの相場は単なる調整局面であると考えている。ブラジルの大豆は開花が始まったばかりであり(約20%)、アルゼンチンでは来週以降が開花の本番となる。ファンドも農家も更なる上昇を見込んでおり、少なくとも南米での鞘付きが順調に終了したと判断するまで大きく売り込む事は考えずらい。それは2月の前半まで待たねばならないことを意味する。 

あと一ヶ月PRICINGを待てる人は幸いなことに待ちの姿勢でいられる。しかしそうでない人は調整局面のセットバックは少しでも拾っていく事を勧める。今回の上昇トレンドが変る可能性があるまでにまだ時間がかかり、それまでにトレードレンジのアップが考えられる。あと20セントを唱えるものもいれば、あと40セントを唱えるものもいる。また南米の開花・鞘付きが不調に終われば、上昇トレンドの継続の可能性もある。その場合は春先の農家売りの増加期待、中西部の作付け予想がでる時期までトレンドが変らない可能性もある。ただ現在中西部全体にて土壌水分は不足しており、ネブラスカ、オクラホマでは旱魃懸念もでている。従って今回待ちを決めた人もいつまで待ちの姿勢を継続するか見極めが大切な事は言うまでもない。(N) 

 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)