(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント
2000年1月21日
| 本日の相場 |
とうもろこし --- ほぼ変らずの寄り付き、高値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| 00 MAR | 220 3/4-21 | 223 | 220 | 222 3/4 | +2 | 217721 | -2003 |
| 00 MAY | 228 3/4 | 231 | 228 | 230 3/4 | +2 | 79242 | +1096 |
| 00 JUL | 236-36 1/2 | 238 1/2 | 235 1/4 | 238 | +2 | 86076 | +512 |
| 00 SEP | 243 1/4-43 | 245 | 242 1/4 | 244 1/4 | +1 1/2 | 24827 | +545 |
| 00 NOV | 249 1/2 | 249 | 249 1/4 | +1 1/4 | 864 | +1 | |
| 00 DEC | 250 3/4-51 | 252 3/4 | 250 | 252 1/2 | +1 3/4 | 50695 | +834 |
| 467313 | +1379 |
大豆 --- ほぼ変らずの寄り付き、マチマチの引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| 00 MAR | 506 1/2-04 1/2 | 507 1/2 | 501 | 505 1/4 | -1/4 | 74833 | +969 |
| 00 MAY | 514 1/2-14 | 516 | 510 | 513 3/4 | -1/2 | 30394 | +577 |
| 00 JUL | 523 1/2-23 | 524 1/2 | 518 1/2 | 522 1/4 | -1/2 | 26513 | +197 |
| 00 AUG | 524 1/2 | 525 1/2 | 521 | 523 3/4 | +1/4 | 3622 | +98 |
| 00 SEP | 527 | 527 | 523 1/2 | 526 | +1/2 | 1531 | +448 |
| 00 NOV | 533 1/2-534 | 535 1/2 | 529 1/2 | 533 1/2 | -1/4 | 14668 | +460 |
| 151799 | +2804 |
| MEAL | CHG | OIL | CHG | WHEAT | CHG | NY-YEN | |||
| MAR | 16230 | +30 | MAR | 1618 | -10 | MAR | 264 1/4 | -3/4 | 104.57-104.89 |
| MAY | 16420 | +30 | MAY | 1647 | -10 | MAY | 275 1/2 | -1/2 | |
| JUL | 16650 | +30 | JUL | 1676 | -11 | JUL | 285 1/4 | -1 | |
| AUG | 16690 | +20 | AUG | 1690 | -11 | SEP | 295 | -1 3/4 | |
| 本日の相場の動き |
輸出好調でコーン活発も、大豆に要因欠如。
コーンは、週間輸出成約報告で買われた。事前予想も先々週実績も大きく上回り100万トンを超えたことが好意的に取られた。しかし、同報告の上昇能力を一部減少させたのは、韓国向け成約が少なかったこと。中国産が韓国にくい込んでいることを市場に確認させた。スパークスの作付面積予想は、「昨年比減少」という意味で、減少が予想通りであったものの、若干ながら強材料とされた。あとは、週末前の思惑がからみ、相場は上下したが、最後はそれらの買い材料が価格を作って引けた。
大豆は、動かなかった。サフラスによるブラジル大豆生産量予想は3千万トン強と前回より約4%下げたことは買い材料となったが、下げ幅は意外に小さいと受け止められた。輸出報告は好調を示し、スパークス予想は昨年比増加も予想範囲内。緩やかな強材料に対して、過去数日間の投機筋が買い上げに続く週末前の調整が、相場位置を移動させず、静かに引けとなった。
本日のファンドの動きは、コーン2,200コントラクトの買い越し、大豆800コントラクトの売り越しと見られている。
| 各生産地の天気予報および状況 |
アルゼンチン
週末までドライ予想。次の降雨は来週月曜日北部中心に雨を降らせる。ストレスが懸念される地域は全体の15-20%の範囲、西部ブエノスアイレス、サンタフェ南部。気温は平年並みに戻ったことから深刻なダメージは避けられる見込みだが、これらの地域では、次の降雨が来るまでに少しづつ単収の減少が避けられない。
ブラジル
今週の降雨不足から南部地域の半分にて土壌水分の減少が起こっているが、今の所まだ問題にはなるレベルにはなっていない。次の降雨は来週火曜日から。このシステムはブラジル全体に恵みの降雨を降らせる予報にて、ストレスの発生は避けられる見通し。
南アフリカ
タイムリーな降雨がベルトのあちこちで見られる。土壌水分はベルト全体に申し分がない。次ぎの降雨システムは今週末の予報。コーンの受粉は順調に進捗しており、今の所何ら問題は見られない。
米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ)
| 本日の発表等 |
| 1) 週間輸出成約高報告 (単位:千トン) |
| 週間成約高 | 成約量累計 | 成約残 | ||||
| 今年度 | 来年度 | 今年度 | 昨年度 | 今年度 | 来年度 | |
| コーン | 1,125.9 | 0.0 | 26,312.5 | 24,732.4 | 7,487.3 | 36.6 |
| 大豆 | 591.0 | 1.4 | 16,723.1 | 15,192.5 | 4,338.1 | 19.9 |
| 小麦 | 254.3 | 32.0 | 19,758.5 | 20,015.0 | 2,711.0 | 90.0 |
| 大豆粕 | 165.0 | 1.3 | 3,141.0 | 3,506.0 | 1,126.4 | 28.9 |
| 大豆油 | 2.6 | 0.0 | 201.6 | 590.7 | 59.6 | 0.0 |
コーン・大豆とも予想より数字が大きく強気の内容。
| 2) 週間輸出高 (単位:千トン) |
| 輸出量 | 輸出量累計 | USDA予想 | |||
| 今週 | 先週 | 今年度 | 昨年度 | ||
| コーン | 998.8 | 816.0 | 18,825.2 | 16,919.5 | 50,170 |
| 大豆 | 688.5 | 601.3 | 12,385.0 | 11,231.7 | 23,540 |
| 小麦 | 471.3 | 517.7 | 17,047.5 | 16,818.0 | 29,260 |
| 大豆粕 | 93.8 | 160.9 | 2,014.6 | 2,017.4 | 6,440 |
| 大豆油 | 5.1 | 0.2 | 142.0 | 425.8 | 790 |
| 3)スパークス作付け面積予想 |
| コーン | 77.06百万エーカー |
| 大豆 | 75.13百万エーカー |
コーンはやや強気の数字、大豆はやや弱気の数字。
| 4)サフラス生産予想 |
| 本日(百万トン) | 12月予想 | 98/99CROP |
| 30.05 | 31.27 | 30.87 |
市場では3,000万トンを割り込むと思われていた為、上記予想はやや弱い材料ととられた。
| 5) キャトル オン フィード |
| USDA | 事前予想平均 | 事前予想幅 | |
1月1日飼養頭数 |
108.0% |
107.3% |
105.0-108.5 |
12月導入頭数 |
113.0% |
108.9% |
103.0-116.0 |
12月マーケティング |
102.0% |
101.4% |
100.0-103.0 |
予想の上限にて月曜日にはやや強い材料となる。
| 本日のトーメンの意見 |
(コーン)
価格調整場面での買い進みが必要。ターゲットは期近215〜217。
南米の天候を要因とする大幅下げは、かなりの広範囲且つ大量の雨が不可欠であることは、過去3週間が示している。昨日述べたごとく、ファンドの参入意欲は、商品ファンドのみでなく、ヘッジファンドも旺盛だ。短期的には、この流れに逆らって買い機会を逸することは避けたい。向こう半月の買い行動は、下げを拾う姿勢が勧められる。( f )
(大豆)
安値があれば少しづつでも買いを入れるべき。
4〜5セントの安値はセッション中に見られるものの、安値はすぐに買いが入る展開が続いており買いの強さを改めて認識させられる。来週以降は南米にて生産量の大きな決め手になる開花の本番を迎える。まさに南米の天候が相場の行く末を決める事になるが、今の上昇トレンドにて農家・ファンドの売り気配は非常に弱い。したがい来週以降に南米に恵みの降雨が予報されても安値は左程期待できないのではないか。それよりも天候に問題があったときの高値のリスクの方がはるかに大きいと考えている。
急激に上げてきた相場にて、テクニカルには買われ過ぎ警戒感が出ている事は間違いない。しかし今日のように上げはしなくても下がらない相場がちょっと続くだけで、テクニカル指数は訂正されていく。指数が訂正され買われすぎ警戒感がなくなればまた買われるという、典型的な上昇パターンに入りつつある。
ファンドがロングに入ってからすでに30〜40セントの上昇となった。あっという間に利が乗る水準となってしまった事もあり、ファンドは余裕を持って相場を眺める事ができる。利が乗っているうちは多少下がろうが、弱い材料が出てこようがどっしりと構えていられるのが心情というもの。したがい買わなければいけないポジションは深追いはせず、安値が出ればすかさず拾うという方針にて望みたい。(N)
(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)