(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2000年1月27日

本日の相場

とうもろこし  --- 安値寄り付き、高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
00 MAR  221 1/2-22  226 1/2  221 1/4  225 3/4  +2 3/4  205223  -4563 
00 MAY  229 1/4-29  234 1/4  229  233 1/2  +2 3/4  87262  +1768 
00 JUL  236 1/2-36 1/4  241 1/4  236  240 1/2  +2 3/4  87344  -664 
00 SEP  242-42 1/4  247  242  246 1/2  +2 1/2  26972  +385 
00 NOV    252  248 1/2  251 3/4  +2 3/4  788  -55 
00 DEC  250 1/4-51  255  250 1/4  254 1/2  +2 3/4  57370  +1918 
            474619  -1094 

 

大豆     --- 安値寄り付き、大幅高値引け ---

 

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
00 MAR  508-09 1/2  528  508  527  +13 3/4  76143  -129 
00 MAY  518-17 1/2  537  517 1/2  536  +13 3/4  33133  +1051 
00 JUL  526-26 1/2  546  526  545  +14 1/4  28477  -165 
00 AUG  528-27 1/2  547  527 1/2  546  +14 3/4  4313  +99 
00 SEP  529  549  529  547  +14 1/2  2226  +216 
00 NOV  536 1/2-35  553 1/2  535  552 3/4  +13 1/2  15775  +171 
            160440  +1280 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
MAR  16680  +330  MAR  1711  +63  MAR  263 1/2  +3 1/2  104.83-105.62 
MAY  16910  +340  MAY  1745  +66  MAY  274 1/4  +3   
JUL  17180  +410  JUL  1774  +63  JUL  284 3/4  +3   
AUG  17200  +360  AUG  1790  +65  SEP  295 1/2  +4   
                   

 

本日の相場の動き

ファンド、ファンド、ファンド。

前半は、買い過ぎ感の調整が進行。その後大豆に火がつき、火の粉がコーンへ。 

ワシントンの豪雪で、週間輸出成約報告が遅れ、月間搾油報告も遅れた。南米天候にも目立った変化は無かった。おかげで、コーン・大豆ともきわめておとなしい取引開始となり、どちらへ動くともなく序盤を過ごした。そのうち、天候に敏感な局面を迎えている大豆に、懸念買いが入った。その若干の上値への動きを見て、ファンドは買い出動を遅らせなかった。大豆に買い注文が殺到、穀物相場全体が機敏に反応した。ファンドはその後、疲れを見せず大豆・大豆粕・大豆油・コーン・小麦を買い上げ、特に大豆には最終局面にもう一度大量買いを投入する勢いを見せた。 

本日のファンドの動きは、コーン8,000コントラクトの買い越し、大豆11,000コントラクトの買い越しと見られている。 

 

各生産地の天気予報および状況

アルゼンチン

ドライな天候が続いている。週末は最高気温が100度台前半まで上昇する事が予想され、コーン・大豆の半分の地域がこの影響を受ける可能性がある。コーンは受粉の最終段階を迎えつつあり、今後の水分必要量は減ってくるがイールドの低下は否めない。大豆は今が開花の最盛期であり、今後一番水分を必要とする鞘付きを迎える。来週中盤に降雨システムが予想されているが、このシステムがどの程度のもになるかが大豆には非常に重要になる。 

ブラジル 

活発な降雨システムが恵みの雨をもたらしており、今週末までこれは続く。コーン・大豆ともに状態は良く、南部の一部が乾燥によってイールド減となる分は、他地域の良好な生育状況が相殺することになるであろう。 

南アフリカ 

今後5日間降雨が続く見通し。先週ドライ気味であったが、今週の降雨にて相殺される。土壌水分はコーンベルト全域に渡り潤沢。気温も平年より低めにてコーンの受粉は引き続き順調。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

本日の発表等

東部地域を襲った大雪の影響にて今週火曜日水曜日と政府機関が閉鎖を余儀なくされた。その影響にてセンサス月間搾油高レポートと週間輸出成約レポート等は明日の発表に延期された。

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

買い。短期的には。 

環境は変わらない。昨日述べたごとく、ファンドによる「買って、売り逃げ」行為のプロセスはまだ続く。その渦中で期近220台は安い。買うべきだ。万一この機を逸してしまったら?待つべきだ。待てるポジションならば。 ( F ) 

 

 

(大豆) 

上昇トレンド。セットバックがあれば買い。なくても少量の買いの継続。 

昨日はローカルのトレーダーの売りからセットバックがあったが実際ファンドは買い持ちであった。本日もサポートライン3月限508にて支えられる事が確認されるとすかさず20セント近いラリーを見せている。大きな流れは変っていない。セットバックは小さく上げは大きいという展開だ。 

南米の大豆生産に見通しが立っても、今度は中西部の作付け要因が相場動向を左右する展開が待っている。相場動向を大きく左右する要因が残っているうちはロングを持っているファンド、現物を売っていない農家とも大きく売りに入る状況にはない。今日話をしたクラッシャーの担当もまだ農家の売りは多くないと嘆いていた。今日の現物価格もちょっとは安くなっているがほとんど変っていない。この意味から中西部の作付け動向が決定する4月中旬5月まで、大きな下げは期待できない。5月限月までに値決めしなければいけないものは、前日より安値があれば買う、または値段にかかわらず少量づつ毎日買うという姿勢が無難だ。 

確かにテクニカル指数も短期はすべて超買われ過ぎを示している。RSIの短期は80を超えており誰がこれ以上買えるかと思えるほどだ。しかし週間チャートや月間チャートから判断するとまだ決して買われ過ぎにはなっていない。買いを進めるものたちは、まだ買えるという理由を探し、そして強い材料だけに反応するというやり方をまだしばらく続ける。こんなに上がってしまったら買えないと嘆いている人達には、とりあえず目をつぶって1コントラクト買う事を勧める。一度買うというきっかけがなければ確かにこのレベルで買いすすめる事は難しい。 

大豆粕についても少々述べたい。ここにきて再び南米の大豆生産量減産予想が各方面から出ている。ブラジルの大豆生産量が3000万トンを切る、アルゼンチンのそれが1850万トン程度まで下がるとコメントするアナリストも出てきている。アルゼンチンは世界で一番の大豆粕輸出国であり、ブラジルは二番目に大きなシェアーをもつ大豆粕輸出国である。大豆の減産でそのままもろに被害をうけるのは大豆粕生産量であることは一目瞭然であり、今後US産大豆粕に需要増加が予想される。大豆粕もそれ自身に価格上昇要因を持っている。(N) 

 

 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)