(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2000年2月7日

本日の相場

とうもろこし  --- 高値寄り付き、高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
00 MAR  221 1/4-20 1/2  222  220  221 1/2  +1 3/4  189481  -3902 
00 MAY  229 1/4-29  230  228  229 3/4  +2  98595  +2580 
00 JUL  237-37 1/2  238  236  237 1/2  +2  92933  +1590 
00 SEP  244-43 3/4  244 1/2  243  244  +1 3/4  27272  +137 
00 NOV    250 1/4  249  250  +1 3/4  781   
00 DEC  252 1/2-52 1/4  253 1/2  251 1/2  253  +2  63824  +523 
            483511  +1067 

 

大豆     --- 高値寄り付き、高値引け ---

 

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
00 MAR  508 1/2-07 1/2  510 1/4  505  506 1/2  +1  74427  -737 
00 MAY  518 1/2-19  519 1/4  514 1/2  516  +1 3/4  39722  +800 
00 JUL  525 1/2-26  528  522 1/2  524 1/4  +1 3/4  32745  +1750 
00 AUG  528  529 1/2  525  525 1/2  +1 1/4  5327  +261 
00 SEP  528 1/2-28  531  527  527 1/4  +2 1/4  3254  +217 
00 NOV  534-35  538  532 1/4  534 1/4  +2 3/4  19019  +824 
            175051  +3161 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
MAR  16210  -60  MAR  1597  +15  MAR  258 3/4  +1 3/4  108.25-108.72 
MAY  16460  +0  MAY  1628  +16  MAY  270 3/4  +2 1/4   
JUL  16720  +50  JUL  1660  +15  JUL  281 1/4  +3   
AUG  16750  +50  AUG  1675  +17  SEP  291 1/4  +2   
                   

 

本日の相場の動き

金曜日の動きをフォロー。

先週金曜日の反転上げの空気が残っているところに、南米で週末に雨が少なかったため、大豆が反応した。南米は少なくとも今週前半は少雨、一部予報家では一週間雨がほとんどないと予想した。 

コーンは、金曜日の反転が印象的であっただけに、寄り付きからやや高値で推移。その後発表された高い週間輸出高が好感され、高値を維持した。途中の大豆の上昇もコーンに寄与。ただ、旧正月に入りアジア市場に動きが少ないことや、USDA報告を金曜日に控えているせいか、買い上がりの勢いは見られず、小幅推移に止まった。また、ブラジル・リオグランデドスル州の約26%のコーンが天候不良で損失していると発表されたが、同国政府が2期作コーン用に1億レアルの農家向け信用供与予算を特別計上したことが、そのインパクトを和らげた。 

大豆は南米の天候の後押しされた。週間輸出高は低かったものの、ブラジル・リオグランデドスル州の作付け大豆のうち10.4%が天候不良により損失しているとの発表が、相場を高値に保った。先週中国が米国産大豆11万トンを買った話も、本日の価格支持要因となり続けた。 

本日のファンドの動きは、コーン1,000コントラクトの買い越し、大豆200コントラクトの売り越しと見られている。 

 

2001年度予算案、農家補助・価格支持策盛り込む 

米国の2001年度予算案が発表された。そのうち、いわゆるファームエイドに関する金額は57億ドル。約26億ドルの農家の収入補助が含まれており、分配は過去5年間の平均収入の92%を下回った農家に行われる。CRPは4,000万エーカー(現行3,640万エーカー)に増加させる。 

ファームエイド全体としては市場を驚かせる内容ではなく、相場にはほとんど影響を与えなかった。 

 

各生産地の天気予報および状況

アルゼンチン

週末の降雨はコーンベルトの35%、大豆の25%の範囲であった。今後5日間は前半は南部中心、後半は北部中心に全体の75%の範囲にて降雨が見込まれる。気温は平年よりやや高めの予想。大豆では南部サンタフェにてまだ土壌水分が不足している。その他の地域は問題ない。コーンはすでにカーネルの形成に入っており、今週の降雨にてイールドが大きく改善する事はない。 

ブラジル 

週末は北部ベルトの40%に降雨があったが南部ではほとんど雨が見られなかった。今後5日間も前線は北部にとどまる見込み。北部ベルトでの降雨範囲は70%、気温は平年よりやや高めの予想。リオグランデドスルにてまだ土壌水分に不足が見られるが、今週後半までに降雨がみられれば問題にはならないであろう。大豆は北部南部ともまだ水分が必要であるが、コーンは水分が必要な時期を過ぎている。 

南アフリカ 

週末は東部を中心に35%の範囲で降雨が見られた。今後5日間も東部2/3を中心に65%の範囲で降雨が期待できる。南西部地域は土壌水分が不足しつつある。気温が上がらない為大きな問題にはなっていないが、水分が必要な時期はまだ2,3週間続く。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

本日の発表等
1)輸出検証高(1月28日-2月3日:千ブッシェル)

 

  発表数字  事前予想 
コーン  32,224  34-41 
大豆  27,890  17-23 
小麦  18,404  15-20 

コーンは予想範囲を下回り弱気材料。大豆は予想範囲を上回り強気材料。 

 

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

期近220以下は買い。 

いわゆるFebruary Break(季節的な2月の下げ)も下値余地は小さい。220以下は単純に買い。相場要因を見た場合、どれもこの時期強烈なインパクトを持たないが、好調な需要、ラニーニャ懸念(過去50年で5番目に強いラニーニャ現象年と言われている)、生産量減が言われる南米、米国中西部のドライなど、それなりに今後のサポート要因になり得る要因は揃っている。弱サイドとしては、中国の輸出が注目されるが、それでも今のレベルからの米国需給悪化の下値は限られる。よほどのことが無ければ急騰相場も考えにくいが、短期的な期近平均値は現レベルより上になる。短期220以下は買い。 

今週金曜日のUSDA報告は、中国の輸出量の変化に注目が集まるが、他には大きな変化がないと予想されている。他に「相場の次」を決定する要因がないため、とりあえずUSDA報告前まで動きにくく、それまでは波乱は少ないと考えられる。 ( f ) 

 

(大豆) 

マーケットは落ち着きを取り戻しているようだ。しばらくは3月限495-529という最近の高値安値でのレンジトレードとなろう。ただ中長期的には上昇トレンドとみており、レンジの下限近辺ではヘッジから少しづつでも買いを勧める。(N) 

 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)