(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2000年2月18日

本日の相場

とうもろこし  --- 小幅安寄り付き、小幅安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
00 MAR  220 1/2-21  221 1/4  220  220 1/2  -3/4  125039  -12812 
00 MAY  228 3/4-29 1/4  229 3/4  228 1/2  228 3/4  -1  144441  +6034 
00 JUL  237 1/4-37 1/2  238 1/4  236 3/4  237 1/4  -3/4  104652  +3035 
00 SEP  240-44 1/4  245  234 3/4  244  -3/4  31153  +795 
00 NOV    250 1/4  249  249 1/2  -3/4  827   
00 DEC  252 3/4-52 1/2  253 1/2  252  252 1/2  -3/4  68708  +325 
            474820  -2623 

 

大豆     --- ほぼ変らずの寄り付き、高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
00 MAR  508-09  516  507 3/4  514 1/2  +6 1/2  57462  -1671 
00 MAY  517 1/2-18 1/2  526  517 1/2  524 1/2  +6 3/4  53723  +1612 
00 JUL  526 1/2-27  535  526  532 3/4  +6  35518  +566 
00 AUG  528  535 1/2  528  534 1/4  +6 1/2  6079  +42 
00 SEP  530  536 1/2  530  535 1/2  +7  3320  +2 
00 NOV  535-36  543  535  541 1/2  +6 1/4  19955  +248 
            176057  +799 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
MAR  16860  +180  MAR  1569  +20  MAR  264 3/4  +2 1/4  110.79-111.12 
MAY  17150  +240  MAY  1599  +22  MAY  276 1/4  +2   
JUL  17360  +240  JUL  1629  +19  JUL  287 1/2  +2 1/2   
AUG  17390  +230  AUG  1642  +17  SEP  298  +3   
                   

 

本日の相場の動き

大豆は中国の買いからUP、コーンは中国メイズの売りからDOWN。

コーンは韓国が20万トンほどの中国メイズを買付けた事、また最近だけで買付け量が100万トンほどになるとの話から頭を抑えられた。ただこれらはすべてが新規ではなく、なかには以前キャンセルされたものの再契約も入っていることが明らかになっており、大きな下げにはならなかった。また昨日から中西部を襲っているいる大雪が冬小麦の生育とコーンの作付けに恵みであると考えられた事も弱い材料となった。大豆が終盤に値を上げた事から下げ幅は少なくなったが、終日弱い展開のままの引けであった。 

大豆は中国が更にUS産大豆の買い付けに入った事から値を上げた。この1,2週間で中国の買付けは100万トン程度に上ると考えられている。この中にはUSだけでなく、ブラジル産大豆も含まれている事が確認されており、相場の大きな強い材料とまではならなかった。またブラジルからの新穀大豆の輸出は例年より2週間遅れる見込みとニュースが流れた事も相場を支える原因となった。 

本日はシカゴにも大雪が襲っており、交通も大きく乱れていた。その為トレーダーのなかにはそそくさと帰るものをいたらしく、全般に取引量は少なく閑散としたマーケットであった。 

本日のファンドの動きは、コーン5,000コントラクトの売り越し、大豆4,000コントラクト買い越しと見られている。 

尚、来週月曜日21日はプレジデントデイのためシカゴ相場は休場になります。 

 

 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部

コーンベルト全体で今年一番の大雪となっている。範囲は冬小麦地帯の90%、コーンベルトの80%、降雨量換算にて0.25-1.5インチ。中西部の土壌水分の改善に役立つ。 

アルゼンチン  

今週の降雨は大豆の生育には本当に恵みの降雨となった。来週も広範囲の雨が予想され、大豆のイールドを高めることになると思われる。コーンには水分はほとんど必要のない状況であり、あまり影響はないであろう。 

ブラジル 

大豆ベルト全体の10%を占めるリオグランデドスルを中心とした南部地域の土壌水分はまだ不足している。気温が上がらない為大きな問題にはなっていないが、まだ降雨が必要。来週前半にかけ南部を中心に60%の範囲で降雨が期待できる。この雨が予報通りであれば、この地方のストレスの改善に役立つ。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

本日の発表等
1) キャトル オン フィード 

 

  USDA  事前予想平均  事前予想幅 

1月1日飼養頭数 

 

111.0% 

 

108.7% 

 

107.0-110.0  

 

12月導入頭数 

 

115.0% 

 

106.7% 

 

96.0-112.0 

 

 12月マーケティング 

 

101.0% 

 

100.4% 

 

99.0-103.0 

 

予想以上にて火曜日にはやや強い材料となる。 

 

本日のトーメンの意見

 

3月に農家売りから安値が期待できる??

昨日から中西部一帯を襲っている大雪は、今後の相場を冷ますには絶好のタイミング。大豆は中国の買いから今日は上げたが、中西部の土壌水分の改善傾向は今後にボディーブローのように効いてくるであろう。そろそろ2月も後半に入ってきて、ファンドの仕掛け(ラリー)の可能性が出てきていただけにそれを冷ますには大きな効果があった。 

さて、よく知られているように3月は農家にとって資金需要が発生する月であり、その為農家売りも1月に続いて多いのが例年のパターン。理由としては、借地代の支払、農耕器具もレンタルの場合その支払、州によってはPERSONAL PROPERTY TAXなる税金も納めねばならない、作付けする穀物をここまで見極めようとしていた者は種子代や肥料代、等など理由は多岐に渡る。確かに今年はマーケットローンにより農家の資金需要はそこそこ潤沢だともいわれている。そこで知り合いのサプライヤー、トレーダーに更に知り合いの農家に片っ端から聞いてみてくれるように頼んだところ、やはり資金需要から何がしらは手持ちのコーン・大豆を売らなければいけないと考えている農家が多いという印象を得た。(もちろんどの農家からも、どれだけ売らなければいけないなんて教えてはもらえなかったが) 

今回の大雪で中西部の土壌水分の懸念が一度に消える訳でもないが、ラリーの要因とするには少し話題として遠くに行った事には違いない。農家売りも期待できそうであり、もう少しの安値を期待してもいい環境があるように思う。ただ中期的には個人的に強気は変らない。特に大豆により大きな上値の危険を感じている。(N) 

 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)