(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2000年2月22日

本日の相場

とうもろこし  --- 小幅高寄り付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
00 MAR  221-21 1/2  221 1/2  219  219 1/4  -1 1/4  117206  -7833 
00 MAY  229 1/2-29 1/4  229 1/2  227 1/2  228  -3/4  148686  +4245 
00 JUL  237 1/4-37 1/2  237 1/2  235 3/4  236  -1 1/4  107346  +2694 
00 SEP  244 1/2-44 1/4  244 1/2  242 3/4  243  -1  31238  +85 
00 NOV    250 1/4  248 1/2  248 1/2  -1  830  +3 
00 DEC  253 1/4-53  253 1/4  251 1/4  251 3/4  -3/4  69469  +761 
            486990  -61 

 

大豆     --- 高値寄り付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
00 MAR  518-16  518 3/4  512 1/2  513  -1 1/2  52094  -5368 
00 MAY  528-27  528 3/4  522  522 1/2  -2  57406  +3683 
00 JUL  535 1/2-36  537 1/2  530 1/2  532  -3/4  37527  +2009 
00 AUG  538 1/2-38  538 1/2  533  533 1/2  -3/4  6086  +7 
00 SEP  539-38  539  533  533  -2 1/2  3382  +62 
00 NOV  545-43 1/2  545 1/2  538 1/2  539 1/4  -2 1/4  20303  +348 
            177604  +776 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
MAR  16760  -100  MAR  1582  +13  MAR  262 1/4  -2 1/2   
MAY  17050  -100  MAY  1611  +12  MAY  274 1/4  -2   
JUL  17230  -130  JUL  1642  +13  JUL  285 1/4  -2 1/4   
AUG  17280  -110  AUG  1658  +16  SEP  295  -3   
                   

 

本日の相場の動き

中西部の雨、売られる。

相場要因に欠ける中、先週末来の中西部の降雪・降雨が作付け期の土壌水分不足懸念を一部緩和させたことなどから、売られる展開に。 

コーンは、中西部の雨のおかげで寄り付きから、売り先行。輸出検証高の好調などから、一時上げる場面もあったが、ファンドの売りにそれ以上の上昇を阻まれ、すぐに安値圏へ。トムスキリング氏が中西部は今週ずっと雨がちと予想したことが、売りに拍車をかけた。しかしながら、3月限210前後でのプライシング買い注文は多く、一気の下げには至らなかった。 

大豆は、南米の生育環境は一部を除き引き続き良好。前半は、大豆油の上げやブラジルでの収穫作業遅れ、あるいは最近の中国の大豆買い意欲を背景に、高値推移となったが、その後の強材料に恵まれず、コーン・小麦・大豆粕に引っ張られて安値引けとなった。ブラジル政府筋が、「生育期の乾燥による大豆への被害度は誇張されているきらいがある。」と発言したという情報も、後半の相場に重石となった。 

本日のファンドの動きは、コーン6,500コントラクトの売り越し、大豆1,000コントラクトの売り越しと見られている。 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部

先週末には、東部3分の2を降雨・降雪が覆った。範囲はコーンベルトの45%に当たる。明日と木曜日には西部ベルトにも降雨がある見込みで、週末には東部に雨が戻る。コーン作付け環境改善に役立つであろう。 

アルゼンチン  

先週末は、生育地の約半分の地域で雷を伴う雨となった。今週はほぼドライとなるが、週末までにはまた雨が降り、大豆のイールドを維持することに貢献するであろう。コーンは、水分が必要な時期は過ぎている。 

ブラジル 

先週末は、中央部と北西部に雨。今週中は各地で雨となろう。リオグランデドスル州でも明日から雨となり、同地域の水分不足を改善に向かわせよう。他地域では土壌水分には問題はない。今後北西部で予想される雨は、大豆の収穫を遅らせることになるかも知れない。今のところは、雨による被害は見られない。コーンの成熟は安定的に行われている。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

本日の発表等
1)輸出検証高(2月17日:千ブッシェル)

 

  発表数字 
コーン  34,353 
大豆  18,799 
小麦  19,646 

 

 

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

買いのレベルに来ている。短期の安値深追いは禁物。 

本日3月限の220を割るのに随分時間がかかった。今日一日のファンドの売り越し量はネットで6,500コントラクトに上ったにもかかわらず、終わってみれば、引け値は1セント前後のみしか前日から下がっていない。プライシング意欲がこの辺りで強かったことがそれらの原因である。220を割ったことから、需要家のプライシングターゲットの中心は少しずつ下がることが予想できるが、その安値深追いは勧められない。プライシングをするには、売り物が必要である。しかし、今後すぐに大量の売り物がマーケットに出てくる公算は高くない。ファンドは最近7セッションのうち6日で売り越ししたが、その間ネット17,000コントラクト超を売っており、彼らの買い持ちポジションはこなれ始めている。これ以上の売り浴びせによる安値誘導は彼らの採算が悪くなるばかりか、作付け期前の相場感としてそこまで突っ込むとは考えにくい。農家売りもこのレベルで出てくる理由はきわめて少ない。3月に入り作付けが近づけば、相場環境は新しい要因が加わることが予想され、一旦220を下回った短期コーンポジションは買っていくべきと考える。( F ) 

 

(大豆) 

もうしばらく安値狙い。 

中国の大豆買いを除けば、目先大豆に強い買い材料は少ない。南米は良好、ブラジルは政府筋が「言われているほどは悪くない。」のごとき発言をし、米国中西部の土壌水分も改善、新穀作付け面積は依然昨年比増予想。南米のドライとコーン・小麦の上昇によって上げられた大豆相場は、相場環境から見て期近5ドル以上は高い。中国の買いに一服感が出るまで時間はかからないはずで、その時が安値狙いのチャンス。( f ) 

 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)