(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2000年2月28日

本日の相場

とうもろこし  --- 安値寄り付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
00 MAR  211 3/4 - 12 1/4  214  211 3/4  212   -1 1/4  55434  -15144 
00 MAY  220 - 20 1/2  222 3/4  220  220 3/4  -3/4  177232  +9880 
00 JUL  228 1/2 - 28 3/4  230 3/4  228 1/4  228 3/4  -3/4  110850  +1930 
00 SEP  236 - 36 1/4  238  236  236 1/4  -1/2  32839  +102 
00 NOV  242  244  242  242 1/2  +0  817  -6 
00 DEC  244 1/2 - 44 1/4  247  244 1/4  245 1/2  +1/4  72124  +853 
            462094  -2447 

 

大豆     --- 安値寄り付き、小幅高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
00 MAR  495 -94  501  494  497 3/4  +3/4  24222  -5783 
00 MAY  503 - 02 1/2  509  502 1/2  506 1/4  +3/4  68659  +2782 
00 JUL  511 1/2 - 11  517 1/2  511  514 1/2  +3/4  41492  +763 
00 AUG  515  518 1/2  514  516  +1  5675  +13 
00 SEP  515 - 14 1/2  518 1/2  514 1/2  515  +1  4100  +89 
00 NOV  516 - 17  523  516  520 3/4  +1 1/4  19786  -449 
            164976  -2367 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
MAR  16270  +140  MAR  1533  -4  MAR  244 1/2  -3 1/2  108.90-109.33 
MAY  16460  +70  MAY  1566  -4  MAY  256 3/4  -2 1/2   
JUL  16620  +10  JUL  1599  -7  JUL  267 1/2  -2 3/4   
AUG  16670  +20  AUG  1613  -7  SEP  277 1/2  -2 1/2   
                   

 

本日の相場の動き

受渡を控え静かな相場。次のマーケットの方向性を探る展開。

先週の弱い引け方、プロジェクトAの流れ、週末の南米の天候も恵まれたものであった事から始まりは弱かった。 

コーンは明日から始まる受渡の数字が大きなものになると考えられた事も相場を下げる一因となった。新しい受渡システムが初めてコーンに適応されるという事で注目度も抜群であるが、予想レンジは400-5,000コントラクトと幅広かった。ただ多くのトレーダーが3,000以上を唱えていた事が相場の頭を抑えた。また本日の特徴として、コマーシャルがスケールダウンの買いを入れていた事が挙げられる。本日の安値は1月12日のショッキングな需給報告発表以来の安値となったが、ここでサポートされた事が好感され、やや値を戻しての引けとなった。 

大豆は安値をトライするも、50日間移動平均価格でサポートされた事、大豆、大豆粕の国内価格が上昇していた事も相場を下支えする原因となった。大豆粕にいたっては明日の受渡はないものと予想され、寄り付き直後以外は終日高値を維持して、大豆相場を引っ張る事となった。ただパーム安から2日間続けて大豆油が契約新安値を更新していたこともあり、高値も抑えられた。 

本日のファンドの動きは、コーン5,000コントラクトの売り越し、大豆1,500コントラクトの買い越しと見られている。 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部

現在ドライな地域はミズーリ、北部インディアナ、北東部アイオアに限られている。この地域はコーンベルト全体の15%と考えられる。今週この地域に土壌水分を大きく改善させるような降雨は期待できないが、その他の地域は今後10日間も降雨に恵まれる予報。作付け前の土壌水分は大部分にて随分と改善されてきている。 

アルゼンチン  

週末にも予想以上の恵みの雨が大豆地域にあった。今月はほとんどの地域にて平年以上の降水量となっており、大豆のイールドの向上が充分に考えられる。コーンは来月からの収穫を控え、今後はドライな天候が望まれる。 

ブラジル 

北部地域の大豆の収穫は好天に恵まれ順調。南部の作付けが遅れた大豆はまだ鞘付き期間が2週間ほど残っており、今後この地域に予想される降雨はまだ恵みとなる。この降雨にて南部地域の大豆もこれ以上のロスの心配はしないでもいい見通し。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

本日の発表等
1)輸出検証高(2月18日-2月24日:千ブッシェル)

 

  発表数字  事前予想 
コーン  39,340  30-34 
大豆  20,058  23-25 
小麦  15,437  20-24 

コーンは予想範囲を上回り強気材料。大豆は予想範囲を下回り弱気材料。 

 

 

2) コミットメントオブトレーダーズ(フューチャーズ/オプションズ) 

ファンドネットポジション (単位:コントラクト) 

  2月22日現在  フューチャーズのみ 
とうもろこし  54,732 LONG   96,180  LONG  
大豆  32,265  LONG  39,486  LONG 
大豆粕  28,593  LONG  27,051  LONG 
大豆油  25,523  SHORT  21,546  SHORT 

コーン・大豆とも予想通りの数字にてニュートラル。 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

明日の安値場面は買いを入れるべき。 

本日は各限月とも50日間移動平均価格を下回りチャートで見た場合には非常に弱いサインが出ているが、明日受渡の数字が大きく下げた場合は絶好の買いチャンスであるとみている。本日もであるが国内の実需筋からは継続的に買いが入っていた。各トレーダーからは売られ過ぎ感がでているとのコメントもあちらこちらから聞こえてきている。明日で2月の最終日にて明後日からは3月に入る。'VOICE OF(FROM) TOMB’という相場にたずさわるものがよく口にするセオリーがある。要は経験から2月末/3月初めは買いが入り易いということであるが、その雰囲気が出てきている。RSI14日間は40を切っており、このまま待ちの姿勢を続けると買いそびれてしまったという可能性もある。 

コミットメントオブトレーダーズから計算して、本日現在のファンドのネットロングポジションも約21,000コントラクト(オプション込)と充分こなれている。これ以上の大きなファンドの売りは早々期待しない方がいい。 

中期的には中西部の土壌水分の改善と暖かな気温(作付けが早く順調に始まるという発想)から上値はしばらく抑えられ、上にも下にも方向性が定まらない。ただ1/12以来の安値は一度は拾っておきたい.(N) 

 

(大豆) 

明日の安値は買いのチャンスではあるが、コーンに比べまだ安値の期待が持てる。 

コーンと同様にして明日の安値は買いのチャンスではあるが、コーンに比べまだ安値のチャンスが大きいと思う。一つには大豆油が足を引っ張っているという事、また本日50日間移動平均価格をかろうじて死守したが、例えば5月限にて500-3/4とあといくらも離れていない。ここを抜ければ、少なくとも一瞬は更なる売りを浴びる可能性が高い。また本日のコミットメントオブトレーダーズから計算した現在のファンドのネットロングポジションは約22,500コントラクト(オプション込)とまだ決して少ないない。したがい明日以降も場合によっては安値が期待できる。 

ただコーンと同様、明日の安値は一度は拾っておいて悪くないのでは(N) 

 

 

 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)