(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント
2000年2月29日
| 本日の相場 |
とうもろこし --- 安値寄り付き、高値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| 00 MAR | 211 3/4-11 1/2 | 215 1/4 | 211 1/2 | 215 | +3 | 32039 | -23395 |
| 00 MAY | 220-20 1/2 | 224 1/2 | 220 | 224 | +3 1/4 | 188764 | +11532 |
| 00 JUL | 228 1/4-28 1/2 | 232 3/4 | 228 1/4 | 232 1/4 | +3 1/2 | 111470 | +620 |
| 00 SEP | 236 1/2-36 1/4 | 240 1/4 | 236 1/4 | 239 3/4 | +3 1/2 | 33514 | +675 |
| 00 NOV | 246 1/2 | 244 | 246 1/2 | +4 | 814 | -3 | |
| 00 DEC | 245 3/4-45 1/2 | 250 1/2 | 245 1/2 | 249 3/4 | +4 1/4 | 73156 | +1032 |
| 452587 | -9507 |
大豆 --- 安値寄り付き、高値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| 00 MAR | 494 1/2-95 | 502 | 494 1/2 | 501 1/4 | +3 1/2 | 15688 | -8534 |
| 00 MAY | 504-03 | 512 | 503 | 511 | +4 3/4 | 70947 | +2288 |
| 00 JUL | 513 1/2-12 | 521 | 512 | 520 3/4 | +6 1/4 | 42102 | +610 |
| 00 AUG | 519 | 523 | 517 1/2 | 521 1/2 | +5 1/2 | 5672 | -3 |
| 00 SEP | 518 | 523 1/2 | 518 | 522 | +7 | 4111 | +11 |
| 00 NOV | 519 | 529 | 519 | 527 3/4 | +7 | 19852 | +66 |
| 159424 | -5552 |
| MEAL | CHG | OIL | CHG | WHEAT | CHG | NY-YEN | |||
| MAR | 16350 | +80 | MAR | 1553 | +20 | MAR | 247 | +2 1/2 | 109.59-110.12 |
| MAY | 16530 | +70 | MAY | 1583 | +17 | MAY | 259 | +2 1/4 | |
| JUL | 16690 | +70 | JUL | 1615 | +16 | JUL | 270 1/4 | +2 3/4 | |
| AUG | 16770 | +100 | AUG | 1631 | +18 | SEP | 280 1/2 | +3 | |
| 本日の相場の動き |
ファンド・コマーシャルとも買い、上げる。
予想された範囲内とはいえ、大きな受渡数字がアナウンスされた事から弱いオープニングコールとなった。
コーンはオープニンクにて瞬間昨日の安値を割り込むも、このレベルからコマーシャル、ファンドの買いが入りあとは終日高値を維持した。買いが入った理由は何もなかった。南米の大豆地域の天候は理想的であり、中西部の天気予報もWET&WARMとなっており、南部では例年より早く作付けが始まったニュースも流れてきた。また受け渡しも大きな数字であった。弱い材料ばかりであったが、昨日からこのレベルでは実需家も買い気配を見せていた事、経験上受渡の数字が大きいために価格が下がった時は買いのチャンスであるとの格言からファンドの買いを呼んだ。ファンドのポジションが身軽になっていると考えられた事、明日から3月になりラリーが起こり易いという発想も相場を支えたようだ。ただ受渡の数字が大きくコマーシャルの受け手がいなかった事と、ファンドのロングの乗り換えから手前の限月は期先限月に比べて、上げ幅が少なかった。
大豆もコーンと同様にして安値はオープニング直後のみであった。契約新安値を更新していた大豆油が値を戻していた事,オイルワールド誌が今年の世界大豆の在庫を550万トン下方修正したことも好感された。またセッション中にブラジルの大豆収穫ペースが1994年以来のスローなものであるとサフラスからアナウンスされたこともややサポート要因となった。それによると、2/25現在の収穫進捗率は4%にて昨年、例年の6%から2%遅れている。
本日のファンドの動きは、コーン2,200コントラクトの買い越し、大豆も2,800コントラクトの買い越しと見られている。
| 各生産地の天気予報および状況 |
米国中西部
今日現在ドライと考えられる地域は、北西部オハイオ、北部インディアナ、北東部アイオアに限られている。この地域はコーンベルト全体の15-20%と考えられる。この地域も今日から明日にかけて若干の降雨が期待できる。次のまとまった降雨は来週中盤の予報。
アルゼンチン
今月はほとんどの地域にて平年以上の降水量となっており、大豆のイールドの向上が充分に考えられる。コーンは来月からの収穫を控え、今後はドライな天候が望まれる。最近の雨の多い天気はコーンの成熟を遅らせてはいるが、ダメージの懸念は今の所出ていない。
ブラジル
今週リオグランデドスルに降った降雨はドライ気味のこの地域には恵みとなった。この地域は鞘付きが完全に終了するまでにあと2週間ほど必要。その他の地域はすでに鞘付きが終了しており、これ以上の降雨はあまり必要ない。コーンもすでに成熟期を向かえており、降雨は必要としていない。逆にこれ以上の降雨はダメージの懸念があるが、今の所心配はない。
米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ)
| 本日の発表等 |
| 1)3月限月受渡通知(単位:コントラクト) |
| 数量 | 最終取引日 | |
| コーン | 4,021 | 2月3日 |
| 大豆 | 1,223 | 1月13日 |
| 大豆粕 | 0 | |
| 大豆油 | 987 | 1月14日 |
| 小麦 | 4,797 | 2月28日 |
コーン、大豆、小麦とも予想の範囲内ではあるが大きな受渡の数字となり弱い材料と考えられた。ただ小麦は昨日ロングを作ったものが本日の受渡を受けており、現物のタイト感から逆に強い材料と捉える向きも多かった。
| 2)受渡可能在庫 (千ブッシェル) |
| 2月25日 | 前週 | 前年同期 | |
| コーン | 7,374 | 8,334 | NA |
| 大豆 | 4,713 | 4,677 | NA |
| 小麦 | 35,740 | 35,811 | 33,009 |
- コーン、大豆ともニュートラル。
| 3)ローンデータ (百万ブッシェル) |
−コーン−
| 2月15日 | 先週比 | Forfeit合計 | 先週比 | Redeem合計 | ローン合計 | |
| 1997crop | 0.1 | unch | 21.6 | unch | 1,118.8 | 1,140.5 |
| 1998crop | 12.6 | -1.6 | 42.9 | 0.1 | 1,704.2 | 1,759.7 |
| 1999crop | 1,161.2 | -5.5 | 0.0 | unch | 150.8 | 1,312.0 |
−大豆−
| 2月15日 | 先週比 | Forfeit合計 | 先週比 | Redeem合計 | ローン合計 | |
| 1997crop | 0.0 | unch | 6.7 | unch | 259.6 | 266.3 |
| 1998crop | 1.9 | - 0.1 | 11.0 | unch | 327.7 | 340.6 |
| 1999crop | 231.1 | -4.0 | 0.0 | unch | 44.6 | 275.7 |
−コーン、大豆ともニュートラル
| 本日のトーメンの意見 |
(コーン・大豆)
本日の相場が転換点になった可能性がある。
本日のオープニングの安値にて、昨日リコメンドしたようにPRICINGが少しでも取れていたら幸いです。
本日のコーン相場に見られるように、安値が昨日の安値よりも安く、高値が昨日の高値よりも高く、更に引けが昨日よりも高い時は相場の流れが変る転換点になる事が多い。また同様の事であるが、コーンは昨日50日間移動平均価格を下回ったが一日で復帰しており、これも買いのサインとなっている。
環境的には決して強気材料は多く見当たらない。中西部の土壌水分は大きく改善しており上値は強く抑えられると思う。また時期的にも、価格が上昇した所では農家売りも期待できる。しかし、3月に入るという事から、マーケットでは’ここからは買っていくんだ’という雰囲気が強く感じられる。材料がない中、心理的な理由だけではラリーは長く続かない。ただこれに何らかの突然の需要、中西部の天候の変化等の理由が加われば、相場の一段高の可能性が出てきて危険。
とある天気予報家はラニーニャの終焉を今春だと予想し、その後すぐにエルニーニョになるといっている。にわかには信じがたいが、今年の暖冬といい、本当に夏場には旱魃があるかもしれない。在庫率はちょっとした不作でも急激に減少する。長期的には価格上昇の可能性が高いと考えている。
明日も、今日の引けより少し安い場面があれば買いを入れておきたい。すぐにラリーがあるとも思えないが、買いそびれる事がないようにしておきたい。(N)
(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)