(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2000年3月1日

本日の相場

とうもろこし  --- 安値寄り付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
00 MAR  214 3/4-14 1/2  216 1/4  214 1/4  214 3/4  -1/4  21415  -10624 
00 MAY  223 1/2-23 1/4  224 3/4  222 3/4  223  -1  194695  +5931 
00 JUL  231 1/2-31 3/4  233 1/4  231  231 1/4  -1  112614  +1144 
00 SEP  239  240 3/4  238 3/4  238 3/4  -1  34737  +1223 
00 NOV  246  247 1/4  245 1/2  245 1/2  -1  816  +2 
00 DEC  249-49 1/4  250 1/4  248  248 1/2  -1 1/4  74807  +1651 
            452108  -479 

 

大豆     --- 安値寄り付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
00 MAR  499-500 1/4  504  495 1/2  496 1/2  -4 3/4  10914  -4774 
00 MAY  509-10  514  505  506 1/4  -4 3/4  75929  +4982 
00 JUL  520-19 1/2  523 1/2  514 1/2  515  -5 3/4  41846  -256 
00 AUG  520  524 1/2  517  517  -4 1/2  5705  +33 
00 SEP  520 1/2  525 1/2  518  518  -4  4121  +10 
00 NOV  526 1/2-26  532 1/2  523 1/2  524 1/4  -3 1/2  20543  +691 
            160141  +717 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
MAR  16240  -110  MAR  1554  +1  MAR  247 3/4  +3/4  106.62-108.53 
MAY  16410  -120  MAY  1584  +1  MAY  259 3/4  +3/4   
JUL  16580  -110  JUL  1617  +2  JUL  270 1/2  +1/4   
AUG  16620  -150  AUG  1632  +1  SEP  281  +1/2   
                   

 

本日の相場の動き

買い上げる理由が見つからず、反落。

本日も結果として、大きな受渡数字、しかもコマーシャルの受け手がいないという状況がマーケットを抑えた。 

コーンは受渡の多さ、コマーシャルの受け手がいなかった事から安値でのオープンとなった。昨夜輸出商談が何もなかった事も弱いトーンとした。中盤グリックマン長官が中国の小麦の追加買付けの可能性を示唆した事から、小麦につられてやや値を上げる場面もあった。またロシアがやっと50万トン(コーン237,000トン含む)の食糧援助を受けてきた事もニュースとなったが、前々から言われていた事でもあり左程のインパクトも与えなかった。その後これといったニュースも見当たらない中、今後2週間の中西部の天候が暖かく、平年並み以上の降雨になると予報された事から値を戻しての引けとなった。 

大豆もコーン同様に受渡の多さが昨日の強い引けの流れを消した。小麦の上げの影響と、ブラジルの収穫遅れ・輸出遅れのニュースが一瞬買い気を誘ったものの、長くは続かなかった。テクニカルにも5月限にて先週金曜日の高値5.15を抜けなかった事が失望売りを誘った。その他に目立ったニュースは某大手クラッシャーが定修のため、3つのプラントをしばらく閉鎖するとアナウンスした事くらいか。このニュースのため、大豆売り、大豆粕・大豆油買いのトレードが多少見られたが大勢には影響しなかった。 

本日のファンドの動きは、コーンはネットイーブン、大豆はネット800コントラクトの売り越しと見られている。 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部

今日現在ドライと考えられる地域は、北西部オハイオ、北部インディアナ、北東部アイオア、ミズーリに限られている。この地域はコーンベルト全体の15-20%と考えられる。ミズーリに今夜若干の雨が降るが、他のドライ地域には週末までまとまった降雨は期待できない。次のまとまった降雨は来週中盤の予報。 

アルゼンチン  

先月はほとんどの地域にて平年以上の降水量となっており、大豆のイールドの向上が充分に考えられる。今月前半まで平年並みの降雨量があれば大豆のイールドは増加が期待できる。コーンは今月、北部からの収穫のスタートを控え、今後はドライな天候が望まれる。最近の雨の多い天気はコーンの成熟を遅らせてはいるが、ダメージの懸念は今の所出ていない。 

ブラジル 

北西部に発生した降雨スステムが大豆の収穫を遅らせている。このシステムは週末まで続く予報。今の所、大きな問題になる心配はない。リオグランデドスルではまだ大豆の鞘付きが終了しておらず、今週末の降雨予報は恵みになる。その他の地域の大豆はすでに鞘付きを終えておりこれ以上の降雨は必要ない。また水分過剰で問題となっている地域もない。コーンもすでに成熟期を向かえており、降雨は必要としていない。逆にこれ以上の降雨はダメージの懸念があるが、今の所心配はない。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

本日の発表等
1)3月限月受渡通知(単位:コントラクト)

 

  数量  最終取引日 
コーン  3,673  2月28日 
大豆  1,286  2月10日 
大豆粕  0   
大豆油  1,017  2月28日 
小麦  3,178  2月29日 

昨日に続き大量の受渡に、弱い材料と考えられた。 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン・大豆)

中西部の天候も順調気配。しばらくは狭いレンジの取引か? 

昨日の強いトーンがあっという間に消えてしまった。雰囲気だけは出ていたがなにせ買い上げていく具体的な理由が見つからない。作付けに対する懸念が出てくれば大きな上げの材料となってくるが、向こう2週間を見ても天気予報は順調そうだ。 

ただ弱い材料はかなり織込まれており、ここからの安値は大きくはないと思う。コーン5月限220、大豆5月限500辺りが強いサポートラインになっている。逆にここから下値が出たらスケールダウンでの買いを勧める。3月中にこのレベルから大きく下がる可能性があるとして何があるであろうか? 

農家の大量売りが起こりうるであろうか?考えられない。 

もし今後、中西部に大量の降雨があったとして大きな下げにつながるであろうか?作付け前の多雨は、降り過ぎれば作付け遅れが連想される。また土壌水分が潤沢であっても、実際に作付けが始まらなければ大きな下げにはつながらないもの。 

目先は大きな上げも心配しなくても大丈夫だが、5月限に対するプライシングを4月の前半までにある程度目処を立てる事を考えれば、5月限に対するプライシングはこのレベルから入れていっても問題はないと思う。(N) 

 

 

 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)