(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント
2000年3月7日
| 本日の相場 |
とうもろこし --- ほぼ変らずの寄り付き、安値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| 00 MAR | 222-21 3/4 | 222 | 217 1/2 | 218 | -3 3/4 | 9385 | -2618 |
| 00 MAY | 229-28 1/2 | 229 | 225 | 225 1/4 | -3 1/2 | 196524 | +215 |
| 00 JUL | 237 1/4-37 1/2 | 237 1/2 | 233 1/4 | 233 1/2 | -3 3/4 | 114899 | -235 |
| 00 SEP | 244 1/4-44 | 244 3/4 | 240 1/2 | 240 3/4 | -3 1/2 | 36351 | +431 |
| 00 NOV | 249 3/4 | 249 3/4 | 246 | 246 | -4 | 820 | +2 |
| 00 DEC | 252 3/4-52 1/2 | 253 1/2 | 249 | 249 1/4 | -3 3/4 | 78104 | +914 |
| 449783 | -866 |
大豆 --- ほぼ変らずの寄り付き、安値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| 00 MAR | 508-07 1/2 | 510 1/4 | 501 3/4 | 502 1/4 | -6 | 4982 | -503 |
| 00 MAY | 518 1/2-17 1/2 | 520 | 511 | 511 1/2 | -5 3/4 | 80748 | +1862 |
| 00 JUL | 526 1/4-26 1/2 | 529 | 519 1/2 | 520 | -6 1/4 | 43571 | +538 |
| 00 AUG | 528 | 530 1/2 | 522 | 522 1/2 | -5 | 5965 | +17 |
| 00 SEP | 528 1/2-28 | 531 1/2 | 522 | 522 1/4 | -4 3/4 | 4340 | +139 |
| 00 NOV | 533-32 1/2 | 536 1/2 | 528 | 528 1/2 | -3 3/4 | 24092 | +323 |
| 166649 | +3054 |
| MEAL | CHG | OIL | CHG | WHEAT | CHG | NY-YEN | |||
| MAR | 16500 | -210 | MAR | 1604 | -11 | MAR | 250 | +1/4 | 106.08-107.52 |
| MAY | 16570 | -200 | MAY | 1629 | -22 | MAY | 259 3/4 | -3/4 | |
| JUL | 16690 | -170 | JUL | 1664 | -16 | JUL | 271 1/2 | +0 | |
| AUG | 16680 | -170 | AUG | 1677 | -18 | SEP | 281 3/4 | +0 | |
| 本日の相場の動き |
農家売り、ローカルの売り。
午前中は一旦高値場面もあったが買いが続かなかった。
コーンは5月限にて228を超えた辺りから、農家売りが散見された。農家の売りが出ると見るや、先週からロングポジションを作っていた、ローカルのトレーダーからも利益確定の売りが続き、あっという間に昨日の上げを取り戻してしまった。新しい輸出商談が出ていなかった事、今後の中西部の天気が平均以上の降雨量、平年並みの気温と予報された事も下げにつながった。ファンドも売手ではあったが、少量にて昨日のロングはほとんど持ち越している。
大豆もブラジルでの収穫遅れを材料に、午前中は高値の場面が見られたが、コーンにつられる形で値を崩した。農家売りもコーンほどではなかったが大豆にも見られた。また中国が2月に買った大豆を売り戻すのでは?という根強い噂も頭を抑える事になった。目立った売手はコーン同様、ローカルのトレーダー達にてファンドは目立った動きを見せていなかった。
ダウジョーンズが400ドルを超える大きな下げを見せていた事も売りに拍車を掛けたといわれている。
本日のファンドの動きは、コーン1,500コントラクトの売り越し、大豆200コントラクトの買い越しと見られている。
| 参考までに |
フロリダにて開催されている、コーン生産者協会とアメリカ大豆協会の会議にて下記アンケート結果がアナウンスされた。それによると23の州の175人の農家がアンケートに答えている。
175人の農家のうち、昨年GMOコーンを作付けした農家は78%に当たる、139人。
この139人のうち、今年もGMOコーンの作付けを考えているものは80%に当たる、111人。
このうち74人は今年のGMOコーン作付け面積を増やすと答え、37人は減らすと答えた。
昨年GMOコーンを作付けしなかったものが、今年どう考えているか、GMO大豆についてのアンケートがあったのか、またトータルの面積がどうなりそうか等の詳細はアナウンスされていない。また175人のうち、85%に当たる149人は今年のコーンの作付け面積を維持するか、増やすと答えている。
| 各生産地の天気予報および状況 |
米国中西部
明日からベルト全体に降雨システムが通過するが、東に移動するに従い勢力が弱まり、当初期待したほどの範囲にはならない見込み。現在ドライ気味と考えられている地域は北部インディアナ、北西部オハイオ、ミズーリの各地域。来週予報されている降雨システムはこれらのドライ地域を通過する予想にて、作付け前の土壌水分の改善に役立つ。今週の気温は平年を大きく上回るが、来週は平年並みに戻る予想。
アルゼンチン
大豆はどの地域をとっても生育状況は順調。今月末までにもう一度まとまった降雨があれば、パーフェクトな状況。コーンは北部からもうすぐ収穫が始まる予定。
ブラジル
北部でのコーン・大豆の収穫は依然として遅れたまま。ただ降雨が一ヶ所に集中はしていない為、ダメージの懸念は今の所でていない。作付けが遅れた南部の大豆の生育は最近の降雨により順調。来週で鞘付きがほぼ終了する。
米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ)
| 本日の発表等 |
| 1)受渡可能在庫 (千ブッシェル) |
| 3月3日 | 前週 | 前年同期 | |
| コーン | 7,221 | 7,374 | NA |
| 大豆 | 4,075 | 4,713 | NA |
| 小麦 | 35,212 | 35,740 | 33,131 |
- コーン、大豆ともニュートラル。
| 3)ローンデータ (百万ブッシェル) |
−コーン−
| 2月29日 | 先週比 | Forfeit合計 | 先週比 | Redeem合計 | ローン合計 | |
| 1997crop | 0.1 | unch | 21.6 | unch | 1,118.8 | 1,140.5 |
| 1998crop | 10.4 | -2.2 | 43.3 | 0.4 | 1,706.8 | 1,760.5 |
| 1999crop | 1,151.7 | -9.5 | 0.0 | unch | 174.6 | 1,326.3 |
−大豆−
| 2月29日 | 先週比 | Forfeit合計 | 先週比 | Redeem合計 | ローン合計 | |
| 1997crop | 0.0 | unch | 6.7 | unch | 259.6 | 266.3 |
| 1998crop | 1.6 | - 0.3 | 11.1 | 0.1 | 328.0 | 340.7 |
| 1999crop | 226.1 | -5.0 | 0.0 | unch | 51.5 | 277.6 |
−コーン、大豆ともニュートラル
| 本日のトーメンの意見 |
(コーン/大豆)
明日下げた場面は買いを入れておきたい。
一日で値を戻しほっとしている。昨日の実態を伴わない上げは行き過ぎとは思っていたが、一部では上昇トレンドの始まりにて、昨日の価格からも買い上がっていくべきという少数意見も見られた。
上昇トレンドと思えば農家は売りを出してこない。農家売りは下げ始めてから出てくるもの。幸い今日はある程度の農家売りも見られた。明日また今日より安い場面も期待できる。ただ明日の安値場面は少しは買いを入れておきたい。コーン5月限220、大豆5月限500辺りまではレンジ内にて、多いに可能性はあるが、安値ですべて買いを入れる事はできないもの。買い下がりが無難。
もう3月も中旬を向かえた。春先のラリーを期待する声は大きい。先週金曜日、昨日と何も理由がなしで上げたのも、ひとえにラリーへの期待感による。目先は上げに敏感になっている事を心に留めておきたい。
コーンの5月限で220を割るような大きな下げが可能になるのは、あっても作付けが順調に進む見通しになってから。それは4月の中旬。そこまで5月限のプライシングを待つのは冒険過ぎる。したがい明日の安値ぐらいからは、5月限に対するプライシングを早めに終えるつもりで進めていく方がいい。逆に天候に問題が出て、大きく上げてしまう可能性も考えておかねばならない。
大豆もしかり。コーンにつられて下げる事はあっても、大豆が本格的に下げるとしたらやはり作付けの状況による。それはコーンよりも更に遅くなる。南米からの売りのプレッシャーも4月にならねばかかってきそうもない。明日、安値があれば買い下がりを勧めたい。(N)
(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)