(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2000年3月21日

本日の相場

とうもろこし  --- 小幅安値寄り付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
00 MAY  235 - 35 1/2  236 1/2  231 1/4  232  -3 3/4  199436  -2369 
00 JUL  243 3/4 - 43 1/2  244 3/4  240  240 1/2  -3 1/2  143344  +1363 
00 SEP  250 1/2 - 50 1/4  251 1/2  247 1/4  247 1/2  -3 1/4  42185  +749 
00 NOV  255 3/4  256  252  252 1/2  -3  937  +38 
00 DEC  259 - 58 1/2  260  255 1/2  256 1/2  -2 3/4  103914  +1509 
01 MAR  266 1/2 - 66  266 3/4  262 3/4  264 1/2  -2 1/4  11993  +70 
            509149  +1332 

 

大豆     --- ほぼ変らずの寄り付き、マチマチの引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
00 MAY  528 - 25  527 3/4  522 1/2  526 3/4  +1  81358  +1216 
00 JUL  536 1/2 - 36  538 3/4  533 1/4  537 3/4  +1  52542  +1230 
00 AUG  539 1/2 - 39  541 1/2  536 3/4  540 1/4  +1  7422  +355 
00 SEP  542  543 1/2  538  541 3/4  +1  4902  -50 
00 NOV  548 - 47  551  544 1/2  548 3/4  +1/4  32497  +886 
01 JAN  555  557  552 1/2  556 1/2  +1/2  2469  +32 
            182951  +3682 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
MAY  16940  +170  MAY  1727  -19  MAY  260 1/4  -5  106.60-107.04 
JUL  17060  +120  JUL  1761  -18  JUL  272 1/4  -5 1/2   
AUG  17060  +90  AUG  1777  -17  SEP  283 1/4  -5 1/4   
SEP  17080  +80  SEP  1792  -17  DEC  298 1/4  -5 1/4   
                   

 

本日の相場の動き

降雨予報は昨日と変らず。作付けが近いコーンには土壌水分改善予想からファンドの売り。

昨日と一転して閑散な取引となった。コーン・大豆とも大きく相場を動かす材料に乏しかった。 

コーンは最近の価格上昇から農家売りが多く見られ、ガルフでのCIF価格が3月のこの時期としては10数年振りに安い価格に下落している事、台湾が50年間続いていた中国との直接貿易の禁止を止めるとのニュース、これにより中国メイズの買い付けに入るのではとの心理的作用、南部地域での作付けが例年以上の進捗で進んでいるとのニュースが相場を下に動かした。 

本日相場を大きく動かした要因は、早ければ3週間後に控えた作付けを前に、今週以降の降雨は恵みになるとの心理的ものが一番大きかったと言われている。 

大豆も午前中は小安く推移した。ノースカロライナの飼料メーカーがブラジル産大豆粕を75,000トン買い付けたとのニュースが頭を抑えた。ただコーンに比べて作付けに時間がある事から、まだ作付けに問題が出てくる可能性が強いと考えられた事、今月に入ってからのラリーはコーンに比べてやや足りないと見られている事等から終盤になって買いが入り始めやや高値にて取引を終了した。 

本日のファンドの動きは、コーン6,000コントラクトの売り越し、大豆2,000コントラクトの買い越しと見られている。 

 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部

今後月末までに二つの前線が通過する予報。最初は木曜日遅くから西部コーンベルトを中心に、次は月曜日からベルト全体に。先週末から今月末までのトータルの降雨は西部ベルトで70-75%の範囲に0.3-1.4インチ、東部ベルトは0.5-2インチになる見込み。この予報通りの降雨が見られた場合、東部ベルトの土壌水分はかなり改善されるが、西部ベルトではまだ充分とは言えない。 

アルゼンチン  

今後3-4日はドライ。次の前線は週末。北東部を中心に40-45%の範囲に0.-1.3インチの予報。この降雨は大豆には引き続き恵みの雨となる。コーンの収穫は遅れはまだ問題になるほどではない。 

ブラジル 

北部地域にここ3,4週間続いていた前線は今週末には消える予報。週末からは収穫の進捗が期待できる。南部もやや雨が多いが、北部のような問題にはなっていない。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

 

本日の発表等
1)受渡可能在庫 (千ブッシェル)

 

  3月17日  前週  前年同期 
コーン  7,546  7,271  NA 
大豆  4,984  4,459  NA 
小麦  34,629  34,938  32,200 

- コーン、大豆ともニュートラル。 

 

2)ローンデータ (百万ブッシェル) 

−コーン− 

  3月14日  先週比  Forfeit合計  先週比  Redeem合計  ローン合計 
1997crop  0.1  unch      21.6   unch    1,118.8   1,140.5 
1998crop  7.9  -1.4      43.5   0.1    1,710.3   1,761.7 
1999crop  999.1  -134.3       0.0   unch     341.6   1,340.7 

−大豆− 

  3月14日  先週比  Forfeit合計  先週比  Redeem合計  ローン合計 
1997crop  0.0  unch        6.7   unch    259.6   266.3 
1998crop  1.2  - 0.2      11.4   0.2    328.2   340.8 
1999crop  206.9  -13.6       0.0   unch    72.7   279.6 

−コーン、大豆ともニュートラル 

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

5月限225までのチャンスはまだあるのでは。 

今月に入ってから15セントものラリーはやや行き過ぎの感があった。新穀260の魅力的な価格を取に行く為に、コーンの作付け面積が増加するとの見方も出てきている。ファンドのロングも膨らんでおり、もう少しポジションがこなれてくる可能性が充分にある。南部で順調に作付けが始まっているという事実、また今後10日間のWETな天気の後には作付けが中西部でも始まるという発想は弱い材料になる。 

ただ、3月の中西部の降雨量合計も平年を下回る事になりそうだ。土壌水分の劇的な改善は当分望めない。最近の大量の農家売りを消化しての今の価格レベルには敬意も表さねばならない。したがい、頭を切り替えて前よりはプライシング目標はやや高値にせざるを得ない。5月限225をターゲットに230割れからの買い下がりが無難となる。(N) 

 

(大豆) 

天気予報次第。ただ下値はサポートされる。 

意見は変らず。このレベルからは買い遅れていた人は買い下がっていく事をすすめる。コーンに比べて今月に入ってからの上げ幅が少なく、上値のリスクが広がっている。また昨年の作付け面積を下回るのではとコメントするアナリストも出てきた。目先の雨は確かに弱い材料になるが、数ヶ月のドライによる土壌水分の不足はすぐには改善しない。まだ作付けまで1ヶ月以上かかる大豆には目先の雨からくる心理的プレッシャーはコーンに比べ少ない。土壌水分の不足に作付け面積の減少予想がもう少し具体的になってくれば、その思惑だけで大きく相場を上げる材料となる。 

5月限だけでなく、7月限の買いもそろそろ考えておきたい。(N) 

 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)