(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2000年3月22日

本日の相場

とうもろこし  ---高値寄り付き、高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
00 MAY  233 1/2-33  234 3/4  231 3/4  234 1/2  +2 1/2  191672  -7764 
00 JUL  241 3/4-42  243 1/4  240 1/4  242 3/4  +2 1/4  144365  +1021 
00 SEP  248 3/4-49  250 1/4  247 3/4  250  +2 1/2  42314  +129 
00 NOV  253 1/2-53 3/4  255  252 1/2  255  +2 1/2  902  -35 
00 DEC  257 1/2-57  259  256  258 3/4  +2 1/4  105488  +1574 
01 MAR  265 3/4-65 1/2  266 3/4  263 3/4  266 1/2  +2  11852  -141 
            503995  -5154 

 

大豆     --- 高値寄り付き、高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
00 MAY  529-28 1/2  531 1/2  526  531  +4 1/4  80590  -768 
00 JUL  540-39 1/2  542  537  541 3/4  +4  53366  +824 
00 AUG  543 1/4-42 3/4  545  541  544 3/4  +4 1/2  7652  +230 
00 SEP  545-44 1/2  546 1/2  543  546  +4 1/4  4863  -39 
00 NOV  551-51 1/2  554 1/2  548 1/2  554  +5 1/4  32580  +83 
01 JAN  557 1/2  561 1/2  556 1/2  561 1/2  +5  2525  +56 
            183394  +443 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
MAY  17040  +100  MAY  1750  +23  MAY  261 3/4  +1 1/2  106.73-107.14 
JUL  17160  +100  JUL  1785  +24  JUL  273 3/4  +1 1/2   
AUG  17170  +110  AUG  1799  +22  SEP  284 3/4  +1 1/2   
SEP  17190  +110  SEP  1815  +23  DEC  299 1/4  +1   
                   

 

本日の相場の動き

閑散。商業筋のプライシングタイプの買いから上げる。

昨日に続き閑散としたマーケットであった。 

コーンは中国が西海岸からUS産小麦の買い付けの門戸を開く最終決断が近いというニュースが買い気を誘った。コーンに直接の影響がある訳ではなかったが、材料難の中、最初に出た材料が強い材料であった事がマーケットの方向を決める事になった。また安値レベルでは海外からのプライシングタイプと見られる買いが並んでおり、下値をサポートした。天気予報はマチマチ。ややWETな天気が続くという予報が多いが、WETな天候が続いてもまだ土壌水分の改善には至らないという考えからも、下値がサポートされた。 

大豆は相変わらずのブラジルの収穫遅れが材料にされた。とある筋から、北部の大豆は雨により品質ダメージの可能性があるのではとのニュースが流れたが確認はされていない。また今春の中西部作付け面積が、コーン価格の上昇から昨年よりも減少するのではとの考えから新穀の限月が旧穀よりも買われる原因となった。 

マーケットは閑散。雨がこれ以上材料になりにくく、売り材料が見つからない為に上げたという印象が強い。 

本日のファンドの動きは、コーン1,000コントラクトの売り越し、大豆2,000コントラクトの買い越しと見られている。 

 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部

今後10日間に3つの前線が予報される。最初は今週木曜日から、次は来週火曜日から、最後は来週週末からの予報。これら3つの前線がもたらす降雨量は、西部ベルトの80%の範囲に0.35-1.7インチ、東部ベルトの55%の範囲に0.25-1.3インチとなる見込み。これらの前線の影響で西部ベルトの土壌水分はやや改善が見込まれるが、東部ベルトは現状維持を保つという程度に考えられている。 

アルゼンチン  

週末に降雨が期待できる。範囲は50-60%にて降雨量は0.25-1.25インチの予報。大豆には恵みの雨。その後はドライな予報。コーンの収穫遅れも問題になるほどではない。 

ブラジル 

北部中部地域では予報通り前線の影響が少なくなっている。週末から来週にかけてドライな天気が戻ってくる予報。大豆の収穫の進捗が見込まれる。南部地域は週末から雨。北部ほどWETではないが、収穫遅れがやや懸念される。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

NWS 6-10日天気予報 

 

  気温(平年)  降水量(平年) 
西部コーンベルト 

A(41) 

 

N/A(0.39/2) 

 
東部コーンベルト 

A/N(47) 

 

N/B(0.51/2) 

 
デルタ 

N/A(59) 

 

N(0.86/2) 

 

−ニュートラル。よりドライ懸念が強い西部ベルトにやや多めの降雨予報となっており、やや弱い材料と取る向きもある。 

 

本日の発表等

本日は特に発表はありませんでした。

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン・大豆)

今後10日間のややWETな天候でもう少し安値が期待できる。 

今後10日間に3つの前線が予報されている。それぞれ強い雨雲ではないが、実際に雨をみるとやはり売り気配は出てくるもの。特に作付けが近くなっているコーンには影響が出やすいと考えている。 

ファンドのロングも膨らんでいる。フューチャーのみでみれば、コーンは110,000-120,000コントラクト、大豆は50,000コントラクト近いネットロングを持っていると考えられている。昨日今日と取引量も細っている。取引量が少ないのは一般に下げムードが強い証拠と見られている。 

取引量が少なく時間に余裕が出てくると、トレーダー達は色々と回りをみる。そうすると原油がここに来て急落していることが目に付く。穀物と原油自体はなんら関係はないのだが、あれだけ盛り上がった原油相場が冷えてくるのをみると、心理的に穀物にも弱い材料になるらしい。 

ただ中西部の土壌水分はまだ改善していない。今後10日間のWETな予報でもあまり改善は期待できないという。下値がサポートされる環境は変っていない。セットバックがあれば買いを入れるという方針が引き続き無難。上述したようにセットバックはよりコーンの方が期待できると考えている。コーン・大豆とも5セント下がった所から買い下がりを考えたい。 

コーンは作付け次第で相場がどう転ぶかまだわからない部分が大きい。作付けはもう目の前に来ているから7月限はそれをみてから買いを決心したいところ。ただ大豆の作付けは5月中旬まで待たねばならない。もちろんコーンに影響される部分も大きいが、大きく下がる可能性があるのはまだ先。ブラジルからのプレッシャーも先に伸びている。したがい7月限の買いもそろそろ考えておきたい。(N) 

 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)