(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2000年3月29日

本日の相場

とうもろこし  ---小幅高値寄り付き、高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
00 MAY  225 1/2-26  227 1/2  224  227  +2  180026  -8581 
00 JUL  234 1/4-33 3/4  236  232 3/4  235 1/2  +1 3/4  151494  -327 
00 SEP  241 3/4-42  243 1/2  240 3/4  243  +1 3/4  44236  +494 
00 NOV  247  249  246 1/2  249  +2  999  +63 
00 DEC  251 3/4-51 1/4  253 1/4  250  252 3/4  +1 1/2  109346  +1756 
01 MAR  259 1/2-59  261 1/4  258 1/4  261  +1 3/4  12247  +37 
            506215  -6440 

 

大豆     --- 小幅高値寄り付き、高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
00 MAY  528-29  529 3/4  523 1/2  529  +2 1/2  73066  -2219 
00 JUL  538 1/2-39  540  534 1/2  539 1/2  +2 1/4  55868  -71 
00 AUG  542-43  543 1/2  537 1/2  542 3/4  +3 1/2  8029  -75 
00 SEP  542 1/4  544 1/2  539  544 1/2  +3 1/2  4618  -87 
00 NOV  551 1/2-51  552 1/2  546  552  +1 3/4  35358  +215 
01 JAN  554 1/2  559  554  559  +1 1/2  2537  +7 
            182351  -2208 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
MAY  16770  +0  MAY  1779  +29  MAY  251 1/4  +1 1/2  105.30-105.55 
JUL  16880  -20  JUL  1813  +31  JUL  262 3/4  +1 1/2   
AUG  16880  +10  AUG  1830  +28  SEP  274 1/4  +2 1/4   
SEP  16920  -50  SEP  1845  +30  DEC  289 1/4  +1 1/2   
                   

 

本日の相場の動き

ファンド売りが続かず、一転して閑散。

金曜日のレポートを控えて様子見のマーケットとなった。 

コーンは寄り付き直後から、ファンドの売りに対して商業筋のプライシングタイプの買いが激しくぶつかった。ファンドは午前中の早い時間だけで6,000コントラクトのネット売りを仕掛けたと言われているが、商業筋の買いがこれを上回るとファンドの売りも急速に引っ込んだ。その後は金曜日のレポートを控えている事と月末という要因から様子見のマーケットとなった。 

大豆も朝方は安値場面が見られた。各アナリストからの予想平均作付け面積が74.585百万エーカーと史上最高の作付け面積予想になった事、ブラジルの天気がドライパターンに変ってきた事等が弱い材料と考えられた。しかし5月限523近辺の20日間移動平均価格にてサポートを見つけられた事、大豆油にファンドの買いが入ったことから高値に転じ、そのまま小高いところにての終了となった。 

本日のファンドの動きは、コーン4,000コントラクトの売り越し、大豆1,500コントラクトの買い越しと見られている。 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部

天気予報は変っていない。今週はまとまった降雨が期待できない。次の強い前線は日曜日から月曜日にかけて。西部ベルトの70-75%の範囲に0.3-1.5インチの降雨量、東部ベルトの65-70%の範囲に0.25-1.25インチの降雨量予報となっている。その次の前線は来週の木、金曜日に予報されている。クロップキャスト社の調査によると現在コーンベルトにて土壌水分が足りないと考えられている地域はベルト全体の半分を超えている。 

アルゼンチン  

今朝の最低気温は華氏43-55度。今後徐々に気温の上昇が見込まれ、ダメージの心配はなくなった。今後10日間はドライ予報にてコーン。大豆とも収穫の進捗が見込まれる。二期作の大豆も90%は水分が潤沢にて、今後10日間にも特に問題は見られない。 

ブラジル 

今週のドライな天候で中北部の収穫の進捗は随分平年並みまで追いついてきた。南部も昨日はドライ。ただこの地域は、今週は所によっては大雨が降り、ダメージを受けたフィールドが散見される。収穫の進捗は平年より遅れてきた。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

NWS 6-10日天気予報 

 

  気温(平年)  降水量(平年) 
西部コーンベルト 

B/MB(41) 

 

N/A(0.39/2) 

 
東部コーンベルト 

B/N(47) 

 

A(0.51/2) 

 
デルタ 

N/A(59) 

 

A(0.86/2) 

 

- 全ての地域にて平年以上の降水量予報となっており、明日のマーケットには弱い材料。 

 

本日の発表等
作付意向面積・四半期在庫レポート予想

 

  予想在庫平均(20社/小麦17社)  レンジ  12/1/99現在の在庫  3/1/99在庫実績 
大豆  1.420  1.370−1.480  2.182  1.458 
コーン  5.573  5.400−5.693  8.020  5.696 
小麦  1.447  1.391−1.550  1.879  1.445 

                                                単位:10億ブッシェル 

  予想作付け面積平均(予想アナリスト数)  レンジ  USDAアウトルック  1999実績 
大豆  74.585(21)  72.9−76.5  75.0  73.780 
コーン  77.346(21)  76.2−79.0  77.0  77.431 
春小麦  15.362(15)  14.6−15.8  NA  15.348 
デュラム  3.782(15)  3.29−4.3  NA  4.035 

                                                 単位:百万エーカー 

 

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン・大豆)

まずは金曜日のレポートをみてから。 

ファンドは今朝もコーンで売りを仕掛けたが、商業筋の買いに押されて長続きしなかった。セッション中盤以降の静かな展開をみるに、すでに金曜日のレポートを見るまではどちらにもポジションがとりづらいという雰囲気になっている。 

昨夕、四半期在庫レポートの各社予想が発表され、今朝、作付意向面積レポート予想が発表された。全くの個人的なアイデアになるが、コーン作付け面積予想平均の数字はまあ妥当ではないかと思っているが、大豆は思ったより大きい予想平均となっている。大豆が減少して、綿実・マイロが増加するというのが個人的なアイデア。もし、74.585百万エーカーという予想平均がベースに今の価格が形成されているのであれば、金曜日に100万エーカーほど少ない数字が出て、急騰する可能性が大きくなったように思われる。その時は、コーンもつられるであろう。 

ここ3週間ほどの大豆・コーン価格比をみると、以前は2.08程度だったものが、2.19程度まで大豆価格が回復してきている。これは明らかに大豆作付け面積の減少、コーンへの転換をマーケットが先読みしている証拠。農務省の発表は3月1日現在の聞き取り調査ということになっているが、実際には2/28から3/12の2週間で行なわれていたらしい。(NY在住のアナリストが農務省関係者から聞いた話による)また今週の関係者会議で最後の調整も入る可能性があるという。この話の通りであれば、今の実態はもう少し大豆作付け面積が少なくアナリスト予想平均の75百万エーカー近い数字は実態からかけ離れているように思われてならない。(N) 

 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)