(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2000年4月4日

本日の相場

とうもろこし  ---小幅安値寄り付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
00 MAY  233 1/2-34  234 1/4  230  232  -2 1/4  169917  -2822 
00 JUL  242 3/4-42 1/2  242 3/4  238 1/2  240 3/4  -2  154191  +390 
00 SEP  250-49 3/4  250  246 1/4  248 1/4  -2  45450  +1267 
00 NOV  253 3/4  255  252  253 3/4  -2  951  -26 
00 DEC  259 1/4-59 1/2  259 1/2  255 1/2  258  -1 1/2  111250  +2997 
01 MAR  267 1/4-67  267 1/4  263 3/4  266 1/4  -1 1/2  13229  +241 
            503532  +2128 

 

大豆     --- 小幅安値寄り付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
00 MAY  545 1/2-46 1/2  547 1/2  529  538 1/2  -8  78292  +1515 
00 JUL  557 1/2-57  559  543  550  -8 1/2  61421  +1431 
00 AUG  561 1/2-62  562  545 1/4  553 1/4  -8 1/2  9154  -39 
00 SEP  564-63 3/4  564  550  555 3/4  -8  4725  -33 
00 NOV  570-71  572  556  563 1/2  -8 1/2  38848  +1293 
01 JAN  579  579  567  571  -8 1/2  2628  +151 
            199758  +5151 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
MAY  16850  -370  MAY  1839  -15  MAY  255 3/4  -2  104.55-105.70 
JUL  17040  -300  JUL  1873  -13  JUL  268  -1 1/4   
AUG  17060  -310  AUG  1890  -11  SEP  279  -1 3/4   
SEP  17150  -220  SEP  1906  -10  DEC  294 1/4  -1 1/2   
                   

 

本日の相場の動き

買い材料難となり、株安につられる。

一時のダウ・ナスダック相場急落から、ファンドの売り心理が加速。 

コーンが一時4セント近く下げことは、株安から大豆・大豆粕が一時大量に売られたことによる影響が大きい。しかし、コーン相場は株安の影響より前に、軟調推移であった。背景は、昨日の引け間際の動きを嫌気されたこと、好天に恵まれ作付け進展が期待されていること、そして日本でさらに口蹄疫汚染が発見されたことが需要減退心理を深くさせたこと、などであり、市場参加者を売りに傾かせる材料が、相場を覆っていた。穀物相場の終盤に、株価に回復の兆しが見えると、コーン相場も落ち着きを取り戻し、パニック以前の値位置に戻して引けた。 

大豆は、中盤パニック的に売られた。その背景は、ファンドが株安の損を埋めるために、含み益のあった大豆・大豆粕を中心に売りに入ったから、と言われている。ナスダックは一時、約7.5%もの急落となり、その時点では大豆・大豆粕相場は売りが殺到していた。その他にも、南米大豆の比較的順調な収穫進展、今週後半の中西部の軽い雨予報、などから売り地合いが用意されていたため、ファンドが売り始めてからハーフリミット下げに至るまで、多くの時間は要しなかった。しかし、終盤には株安が解消され、値を大きく戻して引けた。 

本日のファンドの動きは、コーン1,500コントラクトの売り越し、大豆4,000コントラクトの売り越し、大豆粕5,700コントラクトの売り越しと見られている。 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部

昨日の降雨はインディアナ南部、オハイオ南西部に限定されたものであった。降雨量は0.25-1.0インチ。その他の地域は木曜日までドライな予報。今後10日間には二つの弱い前線が予報されているのみ。最初は木曜日の夜遅くから、35%の範囲に0.2-1.0インチの降雨量、次は来週月曜日からやはり同程度の降雨が予報される。 

現在中西部にて土壌水分が潤沢と考えられるのは、インディアナ南部、オハイオ南西部地域だけ。クロップキャスト社によると、中西部の各地域の3月の降雨量は平年に比べ20-80%程度にとどまった模様。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

 

本日の発表等
1)受渡可能在庫 (千ブッシェル)

 

  3月31日  前週  前年同期 
コーン  8,544  7,771  NA 
大豆  5,322  4,086  NA 
小麦  34,674  34,465  33,007 

- 先週より若干増えているが総じてニュートラル。 

 

2)ローンデータ (百万ブッシェル) 

−コーン− 

  3月28日  先週比  Forfeit合計  先週比  Redeem合計  ローン合計 
1997crop  0.1  unch      21.6   unch    1,118.8   1,140.5 
1998crop  4.4  -1.6      43.8   0.2    1,715.3   1,763.5 
1999crop  932.9  -20.7       0.0   unch     416.3   1,349.2 

−大豆− 

  3月28日  先週比  Forfeit合計  先週比  Redeem合計  ローン合計 
1997crop  0.0  unch        6.7   unch    259.6   266.3 
1998crop  0.7  - 0.1      11.5   unch    328.8   341.0 
1999crop  185.9  -11.2       0.0   unch    95.2   281.1 

−コーン、大豆ともニュートラル 

 

3)土壌水分概要 

 

  表層土  下層土 
サウスダコタ  46%  53% 
ネブラスカ  53%  73% 
ミネソタ  52%  57% 
ミズーリー  48%  −−− 
イリノイ  66%  −−− 
オハイオ  27%  −−− 

各州発表。数字はSHORTとVERY SHORTの合計。オハイオ以外は水分不足がここからもわかる。 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

数日は下値の壁が固い。しかし、4月中は安値狙い。 

5月限230、7月限240レベルを大きく割れるには、時間とエネルギーが必要だ。しかし、天候リスクが相場に先取りされた状態の今、4月中の買いチャンスは現レベルより下と見る。つまり、プライシングは待ち。( F ) 

 

(大豆) 

下げたら買い。 

ファンドのポジションはオプションを含めても含めなくても、おおよそ60,000コントラクトのネットロングであると考えられている。確かに非常に大きい。何かのきっかけがあれば大きく下げる可能性は否定しない。それが今日のようにダウジョーンズの500ドルを超す下げであったりする。ただ天候要因はまだまだ消えない。天候要因が残っているうちは、旱魃懸念から下げは限られたものになってくる。ファンドはポジションをホールドできるが、実需筋はある程度買い進んでいかねばならず、買いアイデアは残念ながら徐々に上がってきている。したがい、今日のような下げは是非買い下がっていって欲しい。プライシングはこんなに下をいれてもいいものか?と思わずとりあえず入れておく事が肝心。 

コミッションハウスから聞いた所では、5月限535から下には商業筋の買いがずらっと並んでいるとの事。今日はファンドのパニック売りから一旦は予想以上に下げたが、買い遅れている人はこのレベルからは買っていった方がいい。(N) 

 

 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)