(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2000年4月5日

本日の相場

とうもろこし  ---小幅安値寄り付き、ほぼ変らずの引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
00 MAY  231 1/4-31 3/4  234  229 3/4  232  +0  162736  -7181 
00 JUL  240 1/4-40 3/4  242 1/4  238 1/2  240 3/4  +0  154644  +453 
00 SEP  248-47 3/4  249 3/4  246 1/2  248 1/2  +1/4  45513  +63 
00 NOV  253  263  253  254  +1/4  943  -8 
00 DEC  257 3/4-57 1/4  259 3/4  256  258  +0  111667  +417 
01 MAR  265 1/4  267 1/4  264 3/4  266 1/4  +0  13375  +146 
            497499  -6033 

 

大豆     --- 小幅高値寄り付き、高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
00 MAY  539-40  543 3/4  535 1/2  543  +4 1/2  74121  -4171 
00 JUL  551 1/2-51  555 1/2  548  555  +5  61582  +161 
00 AUG  555-54  559 1/2  552  558 1/4  +5  9388  +234 
00 SEP  557  561 1/2  554 1/4  561 1/2  +5 3/4  4772  +47 
00 NOV  565-64 1/2  569 1/2  562  568 3/4  +5 1/4  39796  +948 
01 JAN  572-71 1/2  582  570 1/2  576 1/4  +5 1/4  2689  +61 
            197191  -2567 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
MAY  17060  +210  MAY  1848  +9  MAY  256 1/4  +1/2  104.85-105.15 
JUL  17210  +170  JUL  1883  +10  JUL  268  +0   
AUG  17260  +200  AUG  1898  +8  SEP  279 1/4  +1/4   
SEP  17270  +120  SEP  1910  +4  DEC  294 1/4  +0   
                   

 

本日の相場の動き

閑散。

ダウ・ナスダックの落ち着きから昨日と一転して、動きづらい展開。 

コーンは今朝方の降雨予報がややウエットなものに修正されたこと、アジアでの口蹄疫の影響が依然として懸念されている事から、やや下げての寄り付きとなった。またナスダックが3%程下げていた事も下値に引っ張る原因となったが、ナスダックがすぐに反発し始めるとコーンも値を戻す結果に。ファンドが株で損をすると、追証の必要から、多少なりとも利益の出ている穀物相場での手仕舞いが必要になることが今回の動きとなっている。その後は非常に閑散。コーン自体には要因がなく、前日と変らずのレベルでの引けとなった。 

大豆も朝方の一時的なナスダック安につられた事、ブラジルの好天から収穫の進捗が期待できる事から小安い場面が見られた。しかし相場は全くの閑散。その閑散なマーケットに中国がUS産大豆を1船買付け、まだ物色しているというニュースが引き金となりファンドの買いを呼んだ。昨日の下げが大きかったと見られた事も反発した原因となったようだ。本日午後の天気予報もこれといった相場の方向を決めるような内容になく、そのままやや高値圏での引けとなった。 

本日のファンドの動きは、コーン1,000コントラクトの買い越し、大豆2,000コントラクトの買い越し、大豆粕1,8700コントラクトの買い越しと見られている。 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部

今週金曜日からの降雨予報がややWETなものに変った。昨日までの予報は範囲が35%程度であったが、今朝の予報では40-45%程度に広がっている。具体的には、東部ベルトに1インチ程度の降雨、西部ベルトに0.5インチ以下の軽目の予報となっている。来週前半の前線の予報は変っていない。ベルト全体の25%に0.75インチ以下の降雨予報となっている。 

コーンの発芽には充分な表層土水分ではあるが、下層土の水分不足がその後の生育を維持するのに充分なものとはなっていない。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

NWS 6-10日天気予報 

 

  気温(平年)  降水量(平年) 
西部コーンベルト 

A/N(41) 

 

N/A(0.39/2) 

 
東部コーンベルト 

N/A(47) 

 

N(0.51/2) 

 
デルタ 

A/MA(59) 

 

N(0.86/2) 

 

− ニュートラル。 

 

本日の発表等
ブラジル大豆主産地状況

弊社サンパウロ事務所よりのレポート報告します。 

パラナ州  収穫進捗率は60-65%。生産見通しは約630万トンと当初見通しより10%減。 
リオグランデドスル州  収穫進捗率は総じて5-6%程度。5月末までかかりそう。旱魃の影響にて、生産見通しは当初より40%減。 
マトグロッソドスル州  大凡40%の進捗率。 
ゴイアス州  大凡70%の進捗率。平均収量は2.9トンと予想の2.8トンを上回っている。 

 

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

下げたら買い。 

とりあえず表土層の水分は発芽させるには問題ないだけのものがある。気温は温暖。従い近代化された作付けマシーンがうなりをあげて、瞬く間に作付けの終了となる。植わってしまえば後はどうにかなるさ、という意見もある。また植わってしまえば、それだけでもFEELINGとしては弱い材料になる。したがい作付けの中盤終盤には安値の場面はあるかと思う。 

作付けが終わっても水分が足りなければ、根はひたすら下に伸びて行く。最低限の状態を維持できる水分があれば根は通常より逞しく成長する。そこに恵みの雨がバシャバシャ降れば、コーン自体も大きく逞しく成長する。受粉時も雨があれば問題なし。これが大豊作パターン。 

ただそうなるだろうか?必要とする降雨が例年より多いという状況に変りない。雨が足りなければ成長の途中で枯れてしまう可能性もある。この1-3月までの降雨量は例年より少なかった。このパターンが急変する確率が50%以上あるだろうか? 

ファンダメンタルが一番需要であるが、今相場の流れを決めているのはファンドに負う所が大きい。昨年7月に安値を付けてから、相場はUP-DOWNがありながらも上昇トレンドを描いている。通常このような長期トレンドは2-3年は続く。ファンドはこのような長期トレンドを大切な指標にしているという。ファンドの買い意欲は大豊作が決まるまではなくならないであろう。今年、プライシングを遅らせて勝負する事は割のいい賭けとは思えない。もし作付けが順調にすすみ、安値が見られたらそこはかなり先の限月までも手を出してみる価値があるのではないか。(N) 

(大豆) 

下げたら買い。 

考え方はコーンと同じ。今年のシカゴ相場で当てているトレーダー達は皆’下がれば買い’を繰り返して利益を上げている。長期トレンドは余程の節目がなければ変らない。 

ただ大豆にいえることとして、ブラジルの収穫が進んできた。明日発表の輸出成約高にも影響が見られるかもしれない。今日のたかだか1,2船分の中国の買いで相場が上がったように、逆に輸出需要がブラジルに持っていかれるという事はかなりのインパクトになりうる。下げた場面は買っていきたい。昨日5月限にて535以下で買うチャンスを相場がくれた。でも何回もあるとは思わない方がいい。(N) 

 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)