(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2000年4月6日

本日の相場

とうもろこし  ---安値寄り付き、大幅安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
00 MAY  228-29  229 3/4  226 3/4  227  -5  160420  -2316 
00 JUL  237 1/4-37 3/4  238 1/2  235 1/4  235 3/4  -5  157647  +3003 
00 SEP  245-44 1/2  246  243 1/4  243 1/2  -5  45399  -114 
00 NOV    251 1/2  249  249  -5  941  -2 
00 DEC  253 3/4-55  255 3/4  252 1/2  253  -5  112269  +602 
01 MAR  261 3/4-61 1/2  263 3/4  261 1/4  261 1/2  -4 3/4  13476  +101 
            498889  +1390 

 

大豆     --- 安値寄り付き、大幅安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
00 MAY  534-35 1/2  536 1/2  530 1/2  531  -12  72427  -1694 
00 JUL  547 1/2-44 1/2  548 1/2  542  543  -12  63389  +1807 
00 AUG  550-52  552  546  56 1/4  -12  9519  +131 
00 SEP  552-53  555  548  548 1/4  -13 1/4  4808  +36 
00 NOV  559 1/2-59  561 1/2  556  556 3/4  -12  40759  +963 
01 JAN  566  568  564  564 1/4  -12  2916  +227 
            199360  +2169 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
MAY  16820  -240  MAY  1784  -64  MAY  253 3/4  -2 1/2  104.70-104.96 
JUL  16960  -250  JUL  1818  -65  JUL  265 3/4  -2 1/4   
AUG  17010  -250  AUG  1835  -63  SEP  276 3/4  -2 1/2   
SEP  17050  -220  SEP  1849  -61  DEC  292 1/4  -2   
                   

 

本日の相場の動き

雨予報。

値動きの割には取引量が少なかった。中西部(東部アイオワからミシガン中心)で、今夜から明日にかけてこれまでの予報以上のまとまった雨が降るとの予報となり、相場は終始売り先行。 

コーンは、週間輸出成約高は好調を示したものの、NWSとGWSの今週と来週の雨予報が高値推移を許さなかった。口蹄疫問題も、市場参加者から忘れられることはなく、弱気トーンを加えた。プライシングタイプの買いはあったものの、大豆が寄り付きから大幅安となっていたことから、相場を支えきれなかった。昼のトムスキリング氏の予報も、雨の範囲を広げる内容であったため、方向は決定的となり、値を崩しながら終了となった。 

大豆は、寄り付き直後から10セント前後の安値を示し、本日も穀物相場をリードした。中西部の雨のほか、ブラジルに晴天が続き、収穫が急ピッチで進んでいることも材料視された。また、スパークスが、寄り付き前に南米の大豆生産量が150万トンに達するとの分析を発表したことが、相場に重くのしかかった。農家売り等は少なかったが、それ以上に買い手不足で、大幅下げのまま引けとなった。 

本日のファンドの動きは、コーン5,500コントラクトの売り越し、大豆3,500コントラクトの売り越しと見られている。 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部

昨日、アイオア、ネブラスカでは最高気温が80度台後半とこの時期としては記録的な暑さとなった一方、ミズーリー、オハイオでは50度台とまちまちの様相となった。また中西部全体に強い風となり、土壌水分の蒸発が懸念される。 

今週末の降雨予報は変っていない。北部東部はおよそ1インチ程度の降雨量、西部ベルトは0.5インチ程度の降雨量にて、ベルト全体では45-50%の範囲を予報。北部ベルトは気温の低下から雨が雪に変る可能性もある。これらの地域は作付け開始が少し先に延びる可能性がある。その次の降雨は来週前半。20-25%の範囲にて0.75インチ以下の予報と土壌水分の改善には充分とは言えない。 

今週の降雨にて表層土の水分には改善がみられようが、下層土までの改善は見込めない。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

 

本日の発表等
1) 週間輸出成約高報告(3/30の週) (単位:千トン)

 

  週間成約高  成約量累計  成約残 
  今年度  来年度  今年度  昨年度  今年度  来年度 
コーン  865.1  75.7  36,121.9  34,214.7  7,249.2  147.8 
大豆  301.8  0.0  22,282.8  19,119.3  2,308.5  19.9 
小麦  407.2  46.1  24,704.3  25,100.9  3,218.5  267.7 
大豆粕  93.5  0.0  4,424.7  4,472.9  835.9  58.0 
大豆油  -0.9  0.0  321.1  755.6  67.7  0.0 

− コーン・大豆粕は予想よりやや多い、大豆は予想の範囲内、大豆油のマイナス修正は大きな弱材料。 

2) 週間輸出高 (単位:千トン) 

 

  輸出量  輸出量累計  USDA予想 
  今週  先週  今年度  昨年度   
コーン  331.4  1,001.7  28,672.7  27,072.7  49,530 
大豆  507.7  696.6  19,974.3  16,434.3  24,770 
小麦  417.7  354.0  21,485.8  21,645.6  28,580 
大豆粕  202.3  194.3  3,588.8  3,512.5  6,350 
大豆油  1.5  26.6  253.4  508.5  700 

 

3)アルゼンチンコーン収穫状況(政府筋発表) 

 

3/31/00現在  昨年 
29.5%  21.8% 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

買いならじっくり。 

雨が降るとの予報。しかし、この雨が続くと予報されている訳でもなく、所詮は大きな通り雨。「この程度の雨で、88年以来の土壌水分不足が解消されると思ったら大間違いだ。」そう、大間違いだ。ただ、表土水分の作付け・発芽に適当なレベル維持に寄与することは間違いない。作付けに目処が立つのは5月の始め、発芽は5月中旬だ。これらの雨は、米国産コーンに時間稼ぎをさせる。つまり、少なくとも発芽期までは生育状態にそれほど心配しなくても良いわけである。今週程度の雨なら土中水分不足解消はないが、あと1ヶ月以上チャンスがあればどうであろう。夏場にドライが来るか否かを予測することはできない。が、例年中西部で最も雨が多い春先に一ヶ月以上のチャンスを与えられたら、その期間の相場に関して強気一本槍にはなれない。中期短期は安値を狙う。 ( F ) 

 

(大豆) 

買い遅れていた人は、ここは買い。 

5月限を買い遅れていた人には、うれしい下げとなった。前回の下値529がサポートラインとなっているが、明日抜けなかったらダブルボトムとなり強い抵抗線となってくる。抜けたとしても、すぐ下の525がまた強い抵抗線となっている。ここは素直に買っておきたい。短期RSIも51と買い頃になっている。もし更に下げれば、更に買っていけばいい。トレンドは上昇トレンドとの意見に変りはない。 

輸出成約高はまずまずの数字であった。まだブラジルからの輸出攻勢の影響は出ていない。昨日も述べたように、一旦作付けが順調に進み、更にブラジルからの輸出攻勢があればもう少し安値があるかもしれない。ただそれでも2月のように510まではいかないと思う。現在の所、ブラジルの成約進捗率は約40-43%(例年45-50%)と伝えられている。 

本日話をしたトレーダー達は、今日の相場で買い持ちを作ったり、更に増やしていたようだ。明日下がればまた買い下がればいいという考えのものが多い。今日は株が堅調に推移していたにもかかわらず、穀物相場が予想以上に弱かった。このことから明日以降の目先、弱い相場を唱えるものも確かにいる。ただ買い下がっていこうという声を多く聞くと、やはり下値はそんなにないように思えてならない。繰り返しになるが、上昇トレンドの時のRSIの50は素直に買いでいいのではないか。(N) 

 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)