(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2000年4月7日

本日の相場

とうもろこし  ---安値寄り付き、高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
00 MAY  226 - 25 1/4  229 1/2  225 1/4  229 1/4  +2 1/4  159182  -1238 
00 JUL  234 - 34 3/4  238  233 3/4  237 3/4  +2  159316  +1669 
00 SEP  242 1/4 - 42 1/2  245 3/4  241 1/4  245 1/4  +1 3/4  45900  +501 
00 NOV  248 1/2  251 1/2  248 1/2  251  +2  946  +5 
00 DEC  251 3/4 - 51 1/2  255 1/4  251 1/4  254 3/4  +1 3/4  112908  +639 
01 MAR  260 1/4 - 60  263 1/2  259 3/4  263 1/2  +2  13504  +28 
            500650  +1761 

 

大豆     --- 安値寄り付き、高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
00 MAY  526 1/2 - 27 1/2  540  526  538 3/4  +7 3/4  69333  -3094 
00 JUL  539 1/2 - 38  552  538  551  +8  63353  -36 
00 AUG  542 1/2  553  542  552 1/2  +6 1/4  9340  -179 
00 SEP  544 1/2 - 45  557 1/2  544  556 1/4  +8  4758  -50 
00 NOV  553 - 52  563 1/2  552  562 1/2  +5 3/4  41024  +265 
01 JAN  559 1/2 - 60  570  559 1/2  569 3/4  +5 1/2  2944  +28 
            196560  -2800 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
MAY  17090  +270  MAY  1797  +13  MAY  258 1/2  +4 3/4  105.15-105.40 
JUL  17220  +260  JUL  1830  +12  JUL  271  +5 1/4   
AUG  17240  +230  AUG  1846  +11  SEP  281 1/2  +4 3/4   
SEP  17300  +250  SEP  1860  +11  DEC  296  +3 3/4   
                   

 

本日の相場の動き

ショートカバーと中国の米国産大豆買い。

降雨により序盤軟調も、中国が今週米国産大豆を買った数量が意外に大きいとの情報が、大豆相場を反転させた。 

コーンの上昇は、大豆の影響に拠るところが大きい。期待されていた雨はコーンベルトに降っており、その範囲は予想以上に広がりそうとの予報もあった。しかし、一応この雨による下げは昨日起きたこともあり、隣の大豆ピットの上伸の勢いに抗するだけの効力は持っていなかった。 

大豆は、取引中盤に流れ始めた情報「中国が米国産大豆を10万〜25万トンを今週後半に買い付けたらしい。」が、それまで降雨により安値に流されていた大豆相場の雰囲気を一気に転じさせた。現物相場・定期相場ともに積極的に買いが入れられ、高値圏に入ってからも値を伸ばしていった。この情報に対しては懐疑的な意見もあったが、一度ついた勢いは止まらなかった。また、東部コーンベルトでは雨の範囲が広がっているものの、大豆の主要産地となる西部では、今回の雨量は思ったより少ないという見方もあり、大豆をサポートする一因となった。 

本日のファンドの動きは、コーン3,000コントラクトの売り越し、大豆1,000コントラクトの買い越しと見られている。 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部

今回の前線は動きが速く、予想より早く通過した。したがい降雨量も左程増えなかった。西部ベルトでは35%の範囲に0.25-1.2インチの降雨量、東部ベルトでは65%の範囲に0.25-1.25インチとなっている。次の前線は来週前半と後半に2つが予報されている。前半の降雨範囲は35%にて0.2-1.0インチの予報。後半の前線も強いものではなくまとまった降雨は期待できそうにない。 

週末は気温の低下が予報されている。コーンベルト北部のみならずオハイオ、インディアナ辺りまで最低気温が20度台まで下がる予報。これは平年に比べ8-12度低い。また来週末にも再度同程度までの気温の下げが予報される。コーンの作付けが遅れる可能性がある。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

NWS 6-10日天気予報 

 

  気温(平年)  降水量(平年) 
西部コーンベルト 

B(48) 

 

N/B(0.47/2) 

 
東部コーンベルト 

B(47) 

 

B/N(0.47/2) 

 
デルタ 

B(59) 

 

N/B(0.83/2) 

 

− 全ての地域で平年以下の降水量予報となっており強材料。 

 

本日の発表等
1) コミットメントオブトレーダーズ報告

ファンドネットポジション (単位:コントラクト) 

  4月4日現在  事前予想 
とうもろこし  103,382 LONG   119,600 LONG  
大豆  44,956  LONG  48,000  LONG 
大豆粕  25,657  LONG  21,800  LONG 
大豆油  18,862  LONG  25,000  LONG 

−コーン・大豆とも予想よりロングが少なくややサポーティブ。 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

買いはじっくり。 ( F ) 

 

 

(大豆) 

来週は、雨が降れば若干の下げ、雨が降らなければ大幅上昇。 

雨は昨夜から予報通りに降っている。ただ、高々10万トンから20万トン程度の中国の買いで、安値から10セント以上の急伸を見せている。強気材料に敏感な状況に変りはない。また今日の安値場面では商業筋からの買いが続いた。安値のチャンスはそうはないと思った方がいい。また中西部全体において、今週末、来週末には朝方の最低気温が氷点下まで下がる予報となっている。しばらくコーンの作付けは見送られる可能性が高い。これも来週の強い材料となる。 

害虫といえばコーンではコーンボアラーが有名だが、大豆にも数種類いる。その中で一番ポピュラーなのが [SOYBEAN CYST NEMOTODE]という害虫。目には見えないくらいの害虫だが、メスは根の中に卵を産みつけ生まれた幼虫が根を食い荒らしてしまう。今でもこの害虫のために毎年10億ドルもの損失があるという。 

この害虫は冬は土の中に潜っている。例年なら土の中が凍ってしまい大部分が死んでしまっているという。問題は今年だ。異常なほど温暖な冬であった。多くの害虫が生き残ったと見られている。今年は害虫が大発生する可能性あると指摘する専門家が出てきた。これはもちろん他の穀物にもいえる事。マーケットではこのコメントはまだ聞かれていない。一部の人達がこれを警戒して、どうしようかとの対策を取り始めている段階。今すぐの相場要因にはならない。しかしいずれマーケットで大きな強気材料にされる可能性がある事は含んでおきたい。(N) 

 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)