(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2000年4月10日

本日の相場

とうもろこし  ---安値寄り付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
00 MAY  226-25 1/2  227 1/2  225 1/2  227  -2 1/4  152803  -6379 
00 JUL  234 1/2-34 3/4  236  234 1/2  235 1/2  -2 1/4  161571  +2255 
00 SEP  242 1/4-41 3/4  243 3/4  241 3/4  243 1/4  -2  46018  +118 
00 NOV  248 3/4  249  248 3/4  248 3/4  -2 1/4  959  +13 
00 DEC  251 1/2-51  253 1/4  251  252 1/2  -2 1/4  112973  +65 
01 MAR  260 1/4-60  261 1/2  260  261 1/  -2 1/4  13485  -19 
           

496751 

 

-3899 

 

 

大豆     --- 安値寄り付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
00 MAY  530-31 1/2  534 1/4  530  532  -6 3/4  67681  -1652 
00 JUL  543-44  546 1/4  542 1/4  544  -7  64116  +763 
00 AUG  546-46 1/2  549  545 1/2  547  -5 1/2  9031  -309 
00 SEP  549-49 1/2  551 1/2  548 1/2  549 1/4  -7  4884  +126 
00 NOV  555  558 3/4  554 1/2  556 3/4  -5 3/4  41734  +710 
01 JAN  562 1/2  565 1/2  562 1/2  564 1/2  -5 1/4  3021  +77 
            196786  +226 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
MAY  16930  -160  MAY  1777  -20  MAY  252 3/4  -5 3/4  106.25-106.76 
JUL  17030  -190  JUL  1813  -17  JUL  265  -6   
AUG  17050  -190  AUG  1832  -14  SEP  275 3/4  -5 3/4   
SEP  17070  -230  SEP  1845  -15  DEC  291  -5   
                   

 

本日の相場の動き

立て続けの降雨予報に下げる。

週末、今週前半・後半、来週中半ばと、立続けの前線到来予報にたまらず売りが先行した。 

コーンでは、本日の降雨予報の中でも、今週末にかなりまとまった降雨が期待できそうだという予報が一番の売り材料となった。特に冬小麦には一番の恵みの雨となる事から弱い材料となり、コーンにも影響した。しかし、これらの前線が通過しても今月の降雨量は例年と左程変らないという意見が聞かれた事もあり、サポートラインの5月限224をトライする動きまでにはならなかった。また韓国がUS産コーンを1船買いに入ったが、これは口蹄疫による中国産のキャンセルからの乗り換えではないか?との噂からややサポートされた。 

大豆も同様。また先週末、中国がUS産大豆を25万トン程買い付けたとの噂からラリーが見られたが、少なくともそのうちの2,3船は南米産であったのではとの噂も売り材料となった。更にはブラジルで好天が続いており、今後収穫の進捗が一気に進むと見られた事も弱い材料になった。 

ただ全般に取引は低調。勢いがあったのは寄り付き直後までにて、後は明日の需給報告を控えての閑散な取引となった。 

本日のファンドの動きは、コーン2,000コントラクトの売り越し、大豆1,000コントラクトの売り越しと見られている。 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部

週末の降雨は予報通り。西部ベルトには35%の範囲に、0.2-0.7インチの降雨量が、東部ベルトには65%の範囲で同程度の降雨が見られた。次の前線は今日明日にかけて、ベルト全体の35%の範囲に0.2-0.5インチの降雨量予報となっている。その次の前線は金曜日から、ベルトの55%の範囲に0.25-1.0インチの降雨予報となっている。 

来週の中旬にもまた前線が予報されており、今後10日間で表層土の水分は改善され、ほとんどの地域で発芽には問題ない状況になると考えられる。しかし下層土の水分不足の改善まではいたらず、順調なコーンの初期生育のためには、4月後半、5月にも同じように降雨が必要となる。 

今週の中盤までは平年より低めの気温が予報されている。北部ベルトでは最低気温が20度台、その他でも30度台。しかし、その後は気温の上昇が期待され、気温の低下による作付けの遅れはさほど心配しなくてもいい。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

NWS 6-10日天気予報 

 

  気温(平年)  降水量(平年) 
西部コーンベルト 

A(41) 

 

N/A(0.39/2) 

 
東部コーンベルト 

A(47) 

 

N(0.51/2) 

 
デルタ 

A(59) 

 

A/N(0.86/2) 

 

− やや平均以上の降雨予報となっており、弱い材料。 

 

本日の発表等
1)輸出検証高(3月31日-4月6日:千ブッシェル)

 

  発表数字  事前予想 
コーン  36,973  32-37 
大豆  18,668  17-22 
小麦  19,099  14-18 

コーン・大豆とも予想の範囲内にてニュートラル。 

 

2)作付け進捗率 

 

  4/9現在  4/2  昨年  平均 
コーン  4%  2%  3%  3% 
マイロ  14%  13%  13%  14% 

 

3) コミットメントオブトレーダーズ(フューチャーズ/オプションズ) 

ファンドネットポジション (単位:コントラクト) 

  4月4日現在  フューチャーズのみ 
とうもろこし  47,885  LONG   103,382  LONG  
大豆  38,435  LONG  44,956   LONG 
大豆粕  27,514  LONG  25,657   LONG 
大豆油  20,213  LONG  18,862    LONG 

−コーンのファンドポジションは予想より少なく強材料。大豆はニュートラル。 

 

4)ブラジル大豆収穫状況(サフラス発表) 

 

4/7現在  昨年  平均 
47%  53%  57% 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン・大豆)

明日の需給報告を待ちたい。 

予想以上の降雨予報となった事、ファンドが大量のロングを抱えたまま需給報告の前日を向かえたにもかかわらず、たいしたセットバックにならなかった。弱い材料より、強い材料に反応しやすいという上昇トレンドのアイデアを変える気にはなれない。 

明日の需給報告は、コーンは前月と同じ内容を、大豆は搾油高の減少とそれを少し上回る輸出高の増加から少々の期末在庫減少が予想されている。大豆については、もし今回も期末在庫が削られて在庫率が12%をも割り込むような事になれば、過去15年の在庫率と価格からみても今の価格は安過ぎるといえる。 

しかし明日も焦点は天気予報。コーンの5月は224、大豆5月は523にて強くサポートされている。天気予報で更に余程の降雨予報が出ない限り、しばらくここは抜けていかないと見ている。コーンの作付けがある程度進んでくれば、このサポートラインを抜けていく可能性はある。ただ豊作が決まるまでにはまだ超えていかなければならないハードルがいくつもある。ファンドのロングが中々減らないのはそれらのハードルを強く意識しているからに他ならない。このトレンドが変る可能性があるとしたら夏場以降、豊作が見えてきてから。それまではセットバックがあればすかさず買いを入れるようにしておきたい。 

安値狙いばかりしていると、中々プライシングが進まない結果になる。遅れ気味の人は要注意。天気予報は本当に水物。予報が変ったら、セットバックを見る前に一段高を見させられる可能性も十分にある。(N) 

 

 

 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)