(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2000年4月12日

本日の相場

とうもろこし  ---高値寄り付き、高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
00 MAY  223 3/4-23 1/2  226 1/4  223 1/2  225 1/2  +2 1/4  137800  -7460 
00 JUL  232 1/4-32  234 3/4  232  234  +2 1/4  169136  +731 
00 SEP  240 1/4-40  242 1/2  240  242  +2 1/4  46540  +457 
00 NOV  247 1/4  247 1/2  247  247 1/2  +2  961  +2 
00 DEC  250-50 1/2  252  249 1/2  251 3/4  +2 1/2  113114  +254 
01 MAR  259-58 1/4  260 1/2  258 1/4  260 1/2  +2 3/4  13780  +175 
            490359  -5727 

 

大豆     --- 高値寄り付き、高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
00 MAY  532 1/2-31  538  531  537 1/2  +9 1/2  63570  -872 
00 JUL  544-42  550  542  549 1/2  +10  65858  +947 
00 AUG  546-45  553 1/2  545  553  +10 1/4  8383  -122 
00 SEP  550-49  556  548  555 1/2  +11  5262  +362 
00 NOV  554 1/2-53 1/2  562  553 1/2  561 1/2  +10  42331  +159 
01 JAN  561 1/2  569  561 1/2  567 3/4  +8 1/4  3180  +44 
            195149  +596 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
MAY  17090  +310  MAY  1797  +24  MAY  255 1/2  +2 3/4  105.54-106.07 
JUL  17190  +280  JUL  1834  +28  JUL  268 1/4  +3 1/2   
AUG  17180  +300  AUG  1853  +31  SEP  279  +3   
SEP  17200  +280  SEP  1868  +29  DEC  293 3/4  +3   
                   

 

本日の相場の動き

今度は来週のドライ予報。

中西部の週末の天候は概して雨がちとなったものの、来週は米国中央部に高気圧が張り出し、中西部でドライが続くとの予報が流れ、相場の方向感を変えた。ファンドが飛びつき、相場は寄り付き前コールに反して、終始高値推移。 

コーンは、取引開始前は2セント程度の下げコールであった。理由は、週末の雨の範囲を広げる予報があったからだ。が、開始時間が近づくにつれて、次第にコールが昨日比に近づいていき、寄り付いたら若干であるが高値であった。当初は、昨日に引き続きファンドによる買い越しポジション整理が予想されたが、ファンドは始めから逆に買いサイドに回った。特に大豆の上げが著しく、そこからの影響もあった。上げの主因は、来週のドライ予報である。途中、トムスキリング氏により来週前半は雨が続くと予報され、勢いを削ぐ場面もあったが、方向は変わらず、終盤には買いが再び活発となって本日の高値圏で引けた。引け後、メキシコで養鶏に伝染病が発見され、650万羽が処理されることになっている、との情報が流れ、明日の相場にはやや弱材料となりそうである。 

大豆は、取引開始時点のみでもファンドの買いは1,000コントラクトを上回ったと言われている。ジョンデービス氏による来週の少雨予想と、今週の雨にしても西部ベルトでは水分不足解消には至っていないとの見方が、その主因。また、中国が米国産大豆の買い付けに入っているという噂も、買い手に期待をもたせた。(米国産でなく、アルゼンチン産ではないか、という見方も根強かったが。)農家売りはきわめて少なく、売り手不在の状態で、取引量が多くなかった割には、変動幅が大きかった。 

本日のファンドの動きは、コーン3,000コントラクトの買い越し、大豆4,000コントラクトの買い越しと見られている。 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部

今週は金曜日までドライな予報。次の前線は土曜日・日曜日。ただ昨日の予報図と比べ前線の影響がより一層北にずれてきており、ベルト全体の45%の範囲に0.25-1.1インチの降雨量とややドライ気味なものになっている。 

今週前半は例年より10-15度も低い気温であったが、今後徐々に上昇して来週は逆に10-15度高い気温が予報される。来週の前線は週末遅くまで期待できない。したがいドライで暖かな週となる。この事はコーンの作付けと、作付けされた発芽にはもってこいであるが、逆にその後の成長に対して不安が残るものとなる。 

今日の天気予報図からみるに、4月の後半も3月までと同様ドライで暖かな天候パターンが継続しているといえる。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

NWS 6-10日天気予報 

 

  気温(平年)  降水量(平年) 
西部コーンベルト 

A(54) 

 

N/A(0.55/2) 

 
東部コーンベルト 

N/A(58) 

 

N(0.55/2) 

 
デルタ 

A(68) 

 

A/N(0.79/2) 

 

− やや平均以上の降雨予報となっており、弱い材料。 

中国 

中国の菜種生産地域にて旱魃の懸念が出ている。まだはっきりとした事は言えないが、中国の菜種は2000年CROPにて生産増加が予想されていた数少ない油糧種子のひとつであり、今後の状況が懸念される。ちなみにオイルワールド誌によれば、今年の生産量予想は1,080万トン、昨年実績は1,020万トンであった。 

 

 

本日の発表等
ブラジル大豆主産地状況

弊社サンパウロ事務所よりのレポート報告します。 

マトグロッソ  収穫進捗は85%。収量は昨年実績2.7トン/haから今年は3.0トン/haと増えそう。 
ミナスジェラス  15%の進捗。昨年同期は40%であり遅れている。収量は今の所3.12トンと昨年実績2.7トンを上回っている。 
マトグロッソドスル  北部は65%、南部は95%の進捗。北部の収量は期待通り3.3トンとなっているが、南部は予想の2トンを下回る見通し。 
パラナ  98%の進捗。収量は2.4トンと予想の2.86トンを下回っている。 
リオグランデドスル  20%の進捗。地区により差があるが成長期の旱魃により収量は予想の50%減少と考えられている。 

 

 

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

買いはじっくり待ち。 

このレベルはじっくり待ち、ターゲットの5月限220以下・7月限228前後には、積極的に買い。( F ) 

 

(大豆) 

天気次第。 

この時期に天気次第とコメントするとは思いもよらなかった。過去一週間の1日毎のファンドポジションを日ごとに追ってみると、毎日のようにネットロングであったり、ネットショートであったりと、ころころ変っているのがわかる。明日以降もこの傾向は続くといわざるをえない。 

中期長期的には上昇トレンドとの見方には変りはない。短期的には再来週月曜日のコーン作付け進捗率発表により、安値のチャンスがあると思う。来週の月曜日といえないのは、今週は気温が低く左程大きく進捗していないと見られているため。恐らく平年をかなり上回る進捗率になっているのではないか?今後超えて行かなければいけないハードルは数多くあるが、作付けが無事に進んでいるという状況はファンドのロングが大きい中、かなりのインパクトになり得ると思う。それに雨の予報が加わっていれば言う事がない。ただしここは絶対に買い逃さないようにしたい。作付けされたからといって、夏場まで猶予期間が与えられたという発想にはならない。少なくともマーケットを占領しているファンドの発想はそうはならない。土壌水分が足りない→いつかは成長阻害が起こる→相場は買い。これがファンドの基本的な今持っている考え。泣く子とファンドには勝てない。安値があれば買い。しかも上昇トレンドが継続する事を前提とすれば、作付け前の今回の安値は、今春の安値になる可能性もある。安値が再来週に起こるとは断言できないが、4月の安値は大量の買い、しかも期先の夏場限月までとある程度先も見通した買いを勧めたい。(N) 

 

 

 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)