(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2000年4月14日

本日の相場

とうもろこし  ---高値寄り付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
00 MAY  229 1/2 - 29  229 3/4  225 3/4  226 1/4  -1 1/4  124297  -7851 
00 JUL  238 - 38 1/4  238 3/4  234 1/2  235  -1 1/4  178636  +6054 
00 SEP  246 1/2 - 45 3/4  246 3/4  243  243 1/4  -1  47594  +657 
00 NOV  250 1/4  250 1/4  248 1/2  248 3/4  -1 1/2  954  +5 
00 DEC  256 - 56 1/2  256 1/2  252 1/2  252 3/4  -1  114455  +1808 
01 MAR  264 1/2 - 64 3/4  264 3/4  261  261 1/4  -1 1/4  13535  -101 
            488918  +935 

 

大豆     --- 高値寄り付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
00 MAY  542 - 43  543 1/2  532  532 1/2  -5 3/4  55269  -7528 
00 JUL  554 - 55  556  544  544 1/2  -6 1/4  73211  +3577 
00 AUG  557 1/2 - 58  559  548  548 1/2  -5 1/4  8498  +78 
00 SEP  560 - 59 1/2  561  550  550 1/4  -5 3/4  5518   
00 NOV  567 1/2 - 68  568  557  557 3/4  -5  43847  +882 
01 JAN  574 - 74 1/2  574 1/2  565  565 1/2  -4 3/4  3473  -80 
            197033  -2650 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
MAY  16810  -170  MAY  1817  -12  MAY  255 3/4  -2  104.85-105.82 
JUL  16970  -150  JUL  1854  -12  JUL  268 1/4  -1 3/4   
AUG  17000  -90  AUG  1872  -14  SEP  278 3/4  -2 1/2   
SEP  16990  -120  SEP  1888  -13  DEC  294 1/4  -2   
                   

 

本日の相場の動き

ドライな長期予報より目先の雨。売られる。

長期予報だけでは高値を維持できなかった。 

コーンは昨日のNWSの長期予報から2,3セント高での寄り付きとなった。しかしアメリカモデルの天気予報を使用するフリーズノーティス社が、今週末と来週にまとまった降雨予報を出した事がきっかけとなり買いが止まり、売りが優勢となった。東南アジアからの買い付けもしばらくないとのニュースが流れた事(韓国は10月積まで確保しているといわれている)、コーンの作付けが順調に進んでいると伝えられた事(来週月曜日の発表では10-15%が予想されている)、来週月曜日に控えている所得税支払の締め切りの為のコーン・大豆売りが見られた事も弱い材料となり、結局安値引けとなった。 

また本日もダウ・ナスダックが大きく下げていた事も穀物相場に影響を与えた。セッション中、ナスダックは8%以上の下落、ダウも500ドルの下落をみせていた。(その後さらに下落) 

大豆もコーンにしかり安値引け。昨日は一年振りの高値を付けたパーム油に大豆油が反応して高値相場となり大豆を引っ張ったが、本日は全体の安値ムードを払拭するまでには至らなかった。南米の収穫が順調に進捗していることも弱い材料となった。 

本日のファンドの動きは、コーン2,200コントラクトの売り越し、大豆2,200コントラクトの売り越しと見られている。 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部

アメリカモデルとヨーロッパモデルで予報が違ってきている。アメリカモデルは週末に中西部の南部、西部を中心にかなりまとまった降雨予報を出しているが、ヨーロッパモデルは、前線は北部のみに影響を及ぼし左程の降雨量にならないとの予報になっている。ここでは近年多くの予報を的中させ、マーケットで注目を集めているジョンデービス氏の予報を記しておく。 

次の降雨は土曜日の夜から。前線は北部に移動しており降雨範囲は北部を中心にベルト全体では45%の範囲、降雨量は0.25-1.1インチの予報。中西部南部にはほとんど雨は降らない(ここでいう南部とは高速80号より南)。来週はドライな天候にてその次の降雨は金曜日から。この前線も活発なものではなく、35-40%の範囲に0.25-1.1程度の降雨量にとどまる。 

概して今後10日間は平年より少な目の降雨量となり、今年前半のドライ気味の天候パターンがまだ続いているといえる。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

NWS6-10日間天気予報 

 

  気温(平年)  降水量(平年) 
西部コーンベルト 

A(54) 

 

A(0.55/2) 

 
東部コーンベルト 

A(58) 

 

A(0.55/2) 

 
デルタ 

A(68) 

 

N(0.79/1) 

 

−平年以上の降水量予報から弱い材料。 

 

本日の発表等
1) キャトル オン フィード 

 

  USDA  事前予想平均  事前予想幅 

3月1日飼養頭数 

 

108% 

 

107.2% 

 

104.0-108.3 

 

2月導入頭数 

 

99% 

 

95.8% 

 

88.0-101.0 

 

 2月マーケティング 

 

106% 

 

105.3% 

 

103.7-107.0 

 

引け後の発表。予想の上限。飼料需要増加期待からやや強い材料。 

 

2)アルゼンチン情報 

政府筋発表によると、大豆の収穫は現在の所14%と昨年6%より進んでいる。またコーンの収穫も35%と昨年27%より順調。またコーンは輸出余力800万トンのうちすでに490万トンが、マイロは輸出余力40万トンのうち30万トンがすでに輸出成約されている。 

ちなみに市場では、ブラジル大豆の収穫進捗率は約60%(昨年63%)と見られている。最近の好天で一気に進捗している。 

 

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

買いはターゲットまでじっくり待ち。 

意外に長期予報も買い材料にならなかった。天気予報を横におけば、順調な作付け、理想的な表土水分、比較的重たいファンドのロング。農家売りが少ないことから現物のタイト感は拭えないが、商業筋がここ2日間売りに回っていることは、エレベータ等からの売りが安定して出ていることを表している。買いのチャンスは今のレベルよりは下だ。 ( F ) 

 

(大豆) 

今日の相場を見てもわかるように、ファンドは一旦売り時を探している。そのきっかけはコーンの作付け進捗状況になると予測する。来週の進捗数字はまだファンドの売りを誘うには充分な数字にならないかもしれない。そうであれば再来週くらいが安値のチャンスになるのでは。短期RSIは今日の引け値ベースすでに50レベルまで来た。今から買っていっても悪くはないが、今回はもう少し安値のチャンスがありそう。 

今後の展開を予想してみるに、4月中にコーンの作付け進捗に伴い一旦大きく下げた後、少なくとも夏場までは上昇トレンドを続けるという考えが85%。このまま4月中もレンジ内でだらだらと取引が続くうちにファンドのロングポジションがこなれていき、その後同じく少なくとも夏場までは上昇トレンドを続けるという考えが残りの15%。 

いずれにせよ、上げ相場予想。(N) 

 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)