(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント
2000年4月17日
| 本日の相場 |
とうもろこし ---小幅安値寄り付き、安値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| 00 MAY | 225 1/4-25 3/4 | 226 3/4 | 223 1/4 | 224 | -2 1/4 | 113354 | -10943 |
| 00 JUL | 233 1/2-33 3/4 | 235 3/4 | 232 | 232 1/2 | -2 1/2 | 189198 | +10562 |
| 00 SEP | 241 3/4-41 1/2 | 243 3/4 | 240 1/4 | 240 3/4 | -2 1/2 | 48295 | +701 |
| 00 NOV | 247 1/4 | 247 1/2 | 245 3/4 | 246 1/4 | -2 1/2 | 955 | +1 |
| 00 DEC | 252 3/4-53 | 253 1/2 | 249 3/4 | 250 3/4 | -2 | 114170 | -285 |
| 01 MAR | 261-60 3/4 | 261 | 258 1/2 | 259 | -2 1/4 | 13488 | -47 |
| 488996 | +78 |
大豆 --- 安値寄り付き、小幅安値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| 00 MAY | 530 1/2-29 1/2 | 535 | 529 | 531 1/2 | -1 | 51690 | -3579 |
| 00 JUL | 543 1/2-42 1/2 | 547 1/2 | 541 1/2 | 544 | -1/2 | 75826 | +2615 |
| 00 AUG | 547-45 1/2 | 551 1/2 | 545 1/2 | 547 1/4 | -1 1/4 | 8622 | +124 |
| 00 SEP | 549-48 1/2 | 553 | 548 | 549 1/4 | -1 | 5666 | +148 |
| 00 NOV | 555 1/2-55 | 560 1/2 | 554 1/4 | 556 3/4 | -1 | 43851 | +4 |
| 01 JAN | 563 1/2 | 567 | 562 | 564 1/2 | -1 | 3544 | +71 |
| 196541 | -492 |
| MEAL | CHG | OIL | CHG | WHEAT | CHG | NY-YEN | |||
| MAY | 16780 | -30 | MAY | 1809 | -8 | MAY | 253 1/4 | -2 1/2 | 103.76-104.35 |
| JUL | 16920 | -50 | JUL | 1846 | -8 | JUL | 265 1/2 | -2 3/4 | |
| AUG | 16920 | -80 | AUG | 1862 | -10 | SEP | 277 | -1 3/4 | |
| SEP | 16940 | -50 | SEP | 1876 | -12 | DEC | 291 3/4 | -2 1/2 | |
| 本日の相場の動き |
雨、コーン作付け進捗、株安。
週末の雨は中西部のほぼ全域をカバーし、弱材料と取ることができたが、その少雨量のため土壌水分不足を大幅に改善させず、売り材料としては限られた。本日、ニューヨーク株式市場はやや買い戻されているものの、先週の下げによる追い証の要から一部ファンドが穀物市場で利益出し売りのオペレーションをしたとも言われている。
コーンは、先週末の雨が比較的遅くコーンベルトに到来したため、作付け進捗は順調との見方となり、本日セッション引け後発表の進捗報告が平年並からそれ以上となると読まれて、売られる材料となった。農家の売りは、依然活発ではなかったが、商業筋の売りが比較的多く、本日の売り注文の中心となった。主にエレベータからの現物売りに対するヘッジではないかと見られている。また、今週から来週にかけての天気予報も、雨がちとなっており、弱基調とした。輸出検証高は予想の範囲内。比較的静かな展開。
大豆の下げの主因は、NOPA報告で搾油量減少が確認されたことと先週末の降雨と来週までの雨予報である。が、大豆はコーンと違いまだ作付けが始まっていないせいか、ファンドが緩やかな買い手となったために、序盤中盤までは高値推移も見られた。中国がまだ買い意欲を見せているものの、本日は目立った輸出成約の情報が無かったこともあり、相場に買い気配が続かず、他商品の安値推移につられて、安値引けとなった。
本日のファンドの動きは、コーン1,000コントラクトの売り越し、大豆1,000コントラクトの買い越しと見られている。
| 各生産地の天気予報および状況 |
米国中西部
週末からの降雨は本日まで続いている。この前線はベルト全体の45-50%の範囲に0.25-1.2インチの降雨をもたらした。もっとも恩恵を受けた地域は、イリノイ北部とインディアナ中部。ドライが懸念されているアイオアにはあまり恵みの降雨とはならなかった。
次の前線は今週水曜日から。これも今回と同程度の降雨が見込まれ、ベルト全体の45%の範囲に0.25-1.2インチの予報となっている。しかしこの前線からの恩恵を受ける地域は北部ベルトを中心としたものになりそう。その次の前線は来週火曜日から。降雨範囲はベルトの1/3から1/2を見込んでいる。
来週までの気温はマチマチ。ただ低くても平年から2-6度程度、高い時は平年から10-13度程度となっており、作付けされたコーンの発芽には全く問題ない。
米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ)
| NWS6-10日間天気予報 |
| 気温(平年) | 降水量(平年) | |
| 西部コーンベルト | A/N(54) |
N/A(0.55/2) |
| 東部コーンベルト | N/A(58) |
N/B(0.55/2) |
| デルタ | A(68) |
B(0.79/1) |
−土壌水分の足りないと見られている西部ベルトに平均以上の降雨予報となっており、やや弱い材料か。
| 本日の発表等 |
| 1) NOPA月間搾油高 |
| 3月 | 2月 | 前年同月 | |
| 搾油量(千ブッシェル) | 128,280 | 123,359 | 136,536 |
| 大豆粕生産量(トン) | 3,064,968 | 2,947,556 | 3,218,926 |
| 大豆粕イールド(ポンド/ブッシェル) | 47.79 | 47.79 | 47.15 |
| 大豆粕輸出量(トン) | 494,847 | 436,395 | 628,358 |
| 大豆油生産量(千ポンド) | 1,467,080 | 1,407,921 | 1,556,721 |
| 大豆油イールド(ポンド/ブッシェル) | 11.44 | 11.41 | 11.40 |
| 大豆油在庫量(千ポンド) | 1,629,500 | 1,662,539 | 1,257,733 |
搾油量は予想より少なく弱い材料。大豆油の在庫量は予想通りだが、昨年よりまだかなり多い。大豆粕輸出量も先月よりは増加しているが、昨年に比べるとまだ少なく、今日の発表は相対的に弱い材料と考えられた。
| 2)輸出検証高(4月7日-4月13日:千ブッシェル) |
| 発表数字 | 事前予想 | |
| コーン | 33,305 | 28-36 |
| 大豆 | 12,045 | 17-22 |
| 小麦 | 14,572 | 14-18 |
コーンはニュートラル、大豆は弱気材料と考えられた。
| 3)作付け進捗率 |
| 4/16現在 | 4/9 | 昨年 | 平均 | |
| コーン | 9% | 4% | 5% | 5% |
| マイロ | 15% | 14% | 14% | 16% |
予想通りの作付け進捗率にてニュートラル。
| 本日のトーメンの意見 |
(コーン)
買いレベルは7月限230から下。
本日は株式にポジションを持つファンドにとって、穀物相場どころでは無かったというところか。その中で、最近では珍しく商業筋の売りが穀物相場を作った。商業筋と言えば、3月にはプライシングの増加が目立ち、「長く続いた実需家の当用買い姿勢が変化した。」と見る者も多数いた。しかし、ここへきて米国内外を問わずプライシングタイプの買い注文量が落ち込んでいる。米国内の実需家を見ても、飼料需要は養牛はマージンが良くプライシングは比較的進んでいるが、豚・トリが遅いため、全体としてはやや平年以下、コーン加工・澱粉業界に至っては、平年の3分の2から半分程度のカバー率である。このように、再び買いペースの遅れが鮮明になってきており、今後どのように展開していくのかが興味深い。その面からの買い注文の一時的な少なさも、目先の相場安要因としては十分である。7月限は230から下に買いのチャンスがある。しかし、相場は底に近いところまできており、買いターゲットでの注文量は多くすべきであろう。実需家はカバーが遅れているだけに、一旦相場が上を向くと一気となる可能性をリスクとして頭に入れておかねばならないからだ。( F )
(大豆)
安値場面は来週までお預け?
予報されていたよりも降雨が多かったと市場では考えられたにもかかわらず、相場の下値は支えられてしまった。本日は、輸出検証高もNOPAの月間搾油高も弱気材料であったがサポートラインを抜く事にはならなかった。引け後のコーン作付け進捗も9%と例年よりは早いが、驚くべく数字でもなく今週中の安値はないかもしれない。かといってコーンがRSI40そこそこと低迷している中で急反発も考えずらく、今週はレンジ内のトレードが続き、来週に安値を見るという展開か。もちろんその為にはコーンの作付けが順調に進む事が前提になるが。
大豆のRSIも50そこそこと本来は買ってもいいレベルであるが、今回は安値ムードが漂っておりここは待ってもいいかもしれない。ただ来週以降必ず下がるという訳でもなく、安全策からいえば少しは買っていくべき。(N)
(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)