(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2000年4月27日

本日の相場

とうもろこし  ---安値寄り付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
00 MAY  226-26 1/2  227  225  225 1/4  -2 1/4  43776  -12904 
00 JUL  235 1/4-35 3/4  236  233 1/2  234 1/4  -2 1/4  232838  +6544 
00 SEP  243 1/2-43 3/4  244  241 3/4  242 1/4  -2 1/2  51755  +950 
00 NOV  248-48 1/2  249 3/4  247 3/4  248  -2  887   
00 DEC  252 3/4-53 1/2  253 1/2  251 1/2  252  -2 1/2  116299  -784 
01 MAR  262-61 3/4  262  260 1/4  260 3/4  -2 1/2  14100  +177 
            470276  -5828 

 

大豆     --- 安値寄り付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
00 MAY  537-37 1/2  539  530  532 1/2  -7 3/4  20540  -7042 
00 JUL  549-50  552  544  545  -8 1/4  97713  +4684 
00 AUG  552 1/2-53 1/2  555 1/4  547 1/2  548 1/4  -8 1/2  9185  +129 
00 SEP  556-56 1/2  557 1/2  550  550  -9 1/4  6561  -104 
00 NOV  562 1/2-61  563 3/4  556  557  -8 3/4  47285  +23 
01 JAN  569-69 1/2  570 1/2  564  565 1/2  -7 3/4  3993  +190 
            194307  -1764 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
MAY  17380  -130  MAY  1767  -35  MAY  241  -7 1/2  106.10-106.56 
JUL  17370  -170  JUL  1809  -37  JUL  254  -7   
AUG  17340  -170  AUG  1827  -37  SEP  2662  -6 1/2   
SEP  17350  -160  SEP  1846  -34  DEC  282  -5 1/2   
                   

 

本日の相場の動き

雨範囲が広がる。

昨日まで少しずつ広がっていた今週末の西部ベルトにおける雨の範囲が、本日昼の予報ではさらに広がった。東部ベルトにも来週頭の高雨量が予報され、発芽に好影響と穀物相場を弱気にさせた。 

コーンは、週間輸出成約高が予想を大幅に上回る百万トン超え。しかし、目新しい輸出先が見られなかったことから、急ピッチの作付けと雨予報の前に、ファンドの弱気を抑えることができなかった。また、明日開始される5月限受渡しの数量は大きいと見られ、投機筋に嫌気された。ドル高に歯止めがかからないことも、材料視された。 

大豆は、天候の他には、今朝の搾油量報告で大豆油・粕の在庫が多かったことが材料となった。弱めに推移していたところに、小麦が大きく売られ、影響されて値を崩した。パーム油売りからの大豆油安も足を引っ張った。 

本日のファンドの動きは、コーン1,500コントラクトの売り越し、大豆3,000コントラクトの売り越しと見られている。 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部

昨日からサウスダコタ、ネブラスカ、ミネソタを中心に前線が通っている。今朝までの降雨範囲はベルト全体の10%、降雨量は0.2-0.7インチとなっている。この前線は明日まで続きトータルでは20-25%の範囲に0.2-0.7インチの降雨量となりそう。次の前線は今週土曜日から。範囲は35%、降雨量は1インチ以下の見込み。その後はドライにてその次の前線は来週末に期待されるが、これもまとまった降雨量にはならない予報。総じて今後10日間の降雨量は平年以下となる見込み。表土層の土壌水分は東部ベルトでは問題がないが、西部ベルトでは不足している場所が見られる。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

 

本日の発表等

 

1) 週間輸出成約高報告(4/20週) (単位:千トン)

 

  週間成約高  成約量累計  成約残 
  今年度  来年度  今年度  昨年度  今年度  来年度 
コーン  1,251.3  0.0  39,110.9  37,436.9  7,404.6  198.6 
大豆  237.5  0.4  23,016.0  19,663.5  1,908.7  20.3 
小麦  212.5  100.6  25,665.1  26,311.0  2,814.8  521.1 
大豆粕  83.2  0.0  4,635.7  4,744.7  746.3  59.0 
大豆油  1.0  0.0  328.5  757.7  53.3  1.0 

− コーンは予想以上にてサポーティブ。大豆はほぼニュートラル。 

2) 週間輸出高 (単位:千トン) 

 

  輸出量  輸出量累計  USDA予想 
  今週  先週  今年度  昨年度   
コーン  1,104.7  927.6  31,706.3  30,028.9  48,260 
大豆  284.7  387.6  21,107.3  17,315.5  25,310 
小麦  458.5  369.9  22,850.3  23,007.3  29,260 
大豆粕  102.1  95.5  3,889.4  3,754.8  6,260 
大豆油  2.8  3.7  275.2  667.1  680 

 

3)センサスビューロー3月度月間搾油高 

 

  00年3月  00年2月  昨年同期 
大豆粕生産量(トン)  2,902,527  2,775,469  3,081,256 
大豆粕在庫量  311,076  418,475  301,048 
大豆油生産量(千ポンド)  1,484,152  1,416,479  1,587,357 
大豆油イールド(lbs/ブッシェル)  11.37  11.30  11.34 
大豆油在庫(千ポンド)  2,079,726  2,009,822  1,716,161 
大豆搾油高(ブッシェル)  130,572,861  125,298,714  139,960,867 

大豆は搾油高はニュートラル。大豆粕、大豆油の在庫は予想より多く弱材料。 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

GW中の買い注文は、7月限230からに置くべき。( f ) 

 

 

(大豆) 

短期は下落、長期は上昇。 

契約新安値を更新している小麦相場のサポートラインはまだ見えてこない。あと10セント20セントの下落を唱えるものもいる。また今週末までにコーンの作付けは50%近くまで進捗すると見る向きもある。コーンの作付け進捗が早いという事は、大豆の作付け面積が減少するというアイデアにもなるが、今は作付けが早い=単収の増加という発想になっている。明日は5月限の受渡の通知開始日。受渡開始日には相場は下がる傾向にある事はもう周知の事実になっている。明日の安値場面は買いチャンスというものもいるが、今回は来週まで安値場面が見られそうだ。 

ヨーロッパベースの大豆粕トレーダーから聞いた話では、5月限にて買い付けなければいけないポジションにて、成約率がまだ60%にしかなっていないという。通常はもうすでに終わっているか、遅くとも80%は超えているのに今回は客先の安値狙いから極端に成約ペースが遅れているという。大豆も同様の事が言える。例えばブラジルの大豆成約数量は例年同時期に比べて、2−300万トン少ないと言われている。また来週は日本が休みに入る事もあり、引き続き商談は閑散なことが予想される。消費は上向いているはずなのに、プライシングや成約が遅いということは、皆が皆安値狙いをしてきている事を意味する。来週、短期的な安値がみられるのではないか。 

ただこれは逆に言えば、一旦買いが入れば大きく上げる可能性を秘めている事にもなる。チャートをみれば明らかに上昇トレンドは続いている。昨年来からの降雨不足、昨冬の異常な暖かさ等から、今後作物にどのような悪影響が出てくるかも計り知れない。在庫率は潤沢とは言えない。今回、下げが見られればもちろん買い下がりを勧めたいが、もし10-15セントという大きな下げにつながった場合にはかなり先のポジションまで買いを勧めたい。今回の下げた価格が今後の安値になる可能性もあると思う。(N) 

 

 

 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)