(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2000年4月28日

本日の相場

とうもろこし  ---高値寄り付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
00 MAY  226 - 25 1/2  226  223 1/2  223 3/4  -1 1/2  26215  -17561 
00 JUL  234 3/4 - 34  235  231 1/2  232  -2 1/4  242813  +9975 
00 SEP  242 3/4 - 42 1/2  242 3/4  240  240 1/4  -2  52432  +677 
00 NOV  248 1/2  248 1/2  246  246  -2  920  +33 
00 DEC  252 1/2 - 52  252 3/4  249 1/2  250  -2  117373  +1074 
01 MAR  261 1/4 - 61 1/2  261 1/2  258 1/4  258 1/2  -2 1/4  14237  +137 
            464667  -5609 

 

大豆     --- 高値寄り付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
00 MAY  533 - 34  534  522 1/2  526 1/2  -6  12052  -8488 
00 JUL  546 - 45 1/2  547  533  539 1/4  -5 3/4  99702  +1989 
00 AUG  549 - 49 1/2  550 1/2  537  542  -6 1/4  10031  +846 
00 SEP  552 1/2 - 52  553  538  545  -5  7152  +591 
00 NOV  558 1/2 - 58  558 3/4  546 1/2  551 1/2  -5 1/2  47345  +60 
01 JAN  566 - 65  565  555  559 1/4  -6 1/4  4079  +86 
            189466  -4841 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
MAY  17170  -210  MAY  1761  -6  MAY  242 1/4  +1 1/4  107.24-108.19 
JUL  17140  -230  JUL  1805  -4  JUL  254 3/4  +3/4   
AUG  17120  -220  AUG  1823  -4  SEP  266 1/2  +1/4   
SEP  17140  -210  SEP  1837  -9  DEC  282  +0   
                   

 

本日の相場の動き

来週末の雨予報、大豆に大量売りを呼ぶ。

来週の天気予報について、日に日に雨の範囲・量が増加しているが、今日もその例にもれなかった。昨日の6-10日予報に続き、来週末到来の雨をもたらす前線の勢力がかなり大きいと予測され始めた。週末前と言うこともあり、天候リスクをおそれたファンドが、大豆を中心に大量売りを入れた。急激なファンドの売買姿勢の変化の裏には、現在為替・株式市場で噂されているクオンタムファンドの状況変化があったとも言われている。中国が南米産大豆を昨日15万トン買い付け、現在もう一杯物色中であるとの情報が流れたが、相場を支える効果は無かった。大豆・コーンともに、商業筋によるプライシングタイプの買い注文が相当量入っており、ファンドの売りに対抗する唯一の勢力となった。後半は、大豆相場ではファンドの動きも一服感が出て値を半分ほど戻したが、今度はコーンに移行、コーンは本日の最安値圏で引けた。 

本日のファンドの動きは、コーン8,000コントラクトの売り越し、大豆10,000コントラクトの売り越しと見られている。 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部

まず過去2ヶ月の天気を振り返ってみると、西部ベルトは平年以下の降雨量、東部ベルトは平年並みかやや平年以下の降雨量であった。一方冬小麦地帯の降雨量は平年並み以上の降雨量であり、最近の小麦相場の下落に結びついている。中西部全体に平年以上の降雨量地域は見当たらず、ドライな天候パターンはまだ続いているといえる。 

今後10日間に二つの前線の通過が予報される。最初は来週の月曜日から水曜日にかけて、西部ベルトには45%の範囲に1.0インチ以下の降雨量、東部ベルトには25%の範囲に0.6インチ以下の降雨量予報となっている。次の前線は来週末。この予報がアメリカモデルとヨーロッパモデルで食い違いを見せている。アメリカモデルはかなりまとまった降雨量予報となっているが、ヨーロッパモデルは左程でもない。ここは最近分のいいヨーロッパモデルを採用すると、ベルト全体の45-50%の範囲に0.25-1.25インチの降雨量予報となる。どちらの前線も降雨の中心は西部ベルトを予報しており、西部ベルトにおける表層土水分の買い前には役立つ。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

NWS 6-10日予報 

 

  気温  降水量 
西部ベルト  A (54)  N/A (0.55/2) 
東部ベルト  A (58)  A (0.55/2) 

弱い材料。ただし月曜日の相場は月曜日の朝の天気予報次第。 

 

本日の発表等

 

1)5月限月受渡通知(単位:コントラクト)

 

  数量  最終取引日 
コーン  2,171  3月20日 
大豆  1,366  4月4日 
大豆粕  0   
大豆油  4,052  4月26日 
小麦  3,821  4月27日 

コーン、大豆とも受渡数量は予想のレンジ内ではあったが、商業筋の受け手がなく、市場では弱材料と考えられた。 

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

7月限は230から下が買い。短期の需給から見れば、7月限230は安過ぎるレベルであるが、先日述べたとおり、今年のようにきわめて速い作付け進捗ペースの下では、天候によって下値振れ幅が大きくなる。そのチャンスが今だ。仮に、週末の天候がドライ気味になり、来週頭のチャンスを逃したとしても、まだ慌てることはない。作付け期にチャンスを逃しても、今年の場合、順調にいくはずの発芽期が待っている。買いはじっくり。 ( F ) 

 

(大豆) 

ここからの下げは買い。 

予想通りの下げとなった。来週ここから下げる場面は素直に買い下がっていきたい。弱い材料は随分織込んできている。コーンの作付けは今週末までに50%前後になると考えられている。大豆も25%前後が作付けされるとみられている。また海外に目を向ければ、ブラジルの収穫もすでに9割方終了しており、アルゼンチンも4割方終了していると考えられる。来週、雨予報が出ても5月限で5ドル割れはもうないであろう。小麦からの下げ圧力があるとしても大豆の下げはせいぜいあってもあと10セントと言う所ではないか? 

今日はファンドの売りが10,000コントラクト近くにも達したが、海外からのプライシングと思われる商業筋の買いに支えられ、大きくは崩れなかった。昨日述べたように、安値狙いから実需筋の買いは遅れている。一旦買いに入ったら、過剰な上げを見せるかもしれない。 

テクニカルにも今日の引けは40日間、45日間移動平均価格レベルであり、ここ数ヶ月このラインを大きく抜けた事はない。また短期RSIはすでに50を割っている。上昇トレンドの中でRSIの50割れは買っていってもおかしくない。(N) 

 

 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)