(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2000年5月2日

本日の相場

とうもろこし  ---小幅高値寄り付き、高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
00 MAY  236 - 35 3/4  240  235 3/4  237 1/2  +2  18279  -2205 
00 JUL  245 1/2 - 44 1/2  249  244 1/2  246 1/4  +2 1/4  250301  +3240 
00 SEP  252 1/2 - 52 1/4  256 3/4  252 1/4  253 3/4  +1 3/4  54546  +1582 
00 NOV  260 - 61  261  259  259 1/4  +1 1/2  941  +4 
00 DEC  262 1/2 - 61 3/4  265 1/2  261 3/4  262 3/4  +1  121809  +4731 
01 MAR  269 3/4  272 1/2  269 1/2  271  +1 1/4  14792  +461 
            471693  +8111 

 

大豆     --- マチマチの寄り付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
00 MAY  555 1/2 - 56  560  553  554 1/4  -3/4  5920  -1456 
00 JUL  566 - 68 1/2  573  564 1/2  565 1/2  -2 1/4  101526  +3806 
00 AUG  569 1/2 - 71  575  567  568  -2 1/4  11508  +1894 
00 SEP  571 - 72  578  569 1/2  571  -1 3/4  7198  -172 
00 NOV  579 - 79 1/2  585 1/2  575 1/2  576 3/4  -2 3/4  5030  +3200 
01 JAN  586 - 85  590 1/2  583 1/4  584 1/2  -2 3/4  4360  +109 
            190869  +8177 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
MAY  18120  -40  MAY  1815  -1  MAY  254 1/4  +3 1/4  108.48-108.94 
JUL  18080  -60  JUL  1854  -5  JUL  265 3/4  +1   
AUG  18070  -50  AUG  1870  -4  SEP  277 1/2  +1   
SEP  18080  -50  SEP  1887  -1  DEC  292 1/4  +1 /2   
                   

 

本日の相場の動き

天気予報に変化なく、コーンにはファンドの追加買い、大豆は一服。

寄り付き前は昨日の行き過ぎ感から安値コールであったが、高値の序盤となった。その後、コーンと大豆は違った動きを示した。 

コーンは、昨日の余波を受け7週間ぶりの高値を記録した。主にテクニカル要因からファンドは本日穀物相場ではコーンのみを積極的に買いに入った格好。NWSの6-10日など大方の天気予報が週末までのドライ気味を予報を変えなかったためか、相場の方向は変わらなかった。USDAはアイオワ州の土壌水分について、82%の地域で不足が見られると報告していたが、昨日アイオワの学者が「土壌サンプル検査方式では75%の地域で水分はノーマルであった。」と発表したことが注目されたが、相場には反映されなかった。農家売りヘッジも少なく、終日高値推移を崩さなかった。 

大豆は、序盤こそコーンと共にファンド買いの影響で実に17ヶ月ぶりの高値をつけたが、そのうち力をなくした。売りは農家売りが背景にあると見られる商業筋のヘッジと、投機筋の利食い売りである。また、価格高騰によって米国産輸出需要が減退するとの懸念も、南米産の供給が間近になっていることと合わせて、売りの一因となった。 

本日のファンドの動きは、コーン12,500コントラクトの買い越し、大豆1,700コントラクトの買い越しと見られている。 

 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部

天気予報は昨日と変っていない。次の降雨は水曜日から東部ベルトのみ。範囲はベルト全体の20-25%、降雨量は0.2-0.6インチの見込み。その次は日曜日から。これも降雨の中心は東部ベルト。範囲はベルト全体の35%、降雨量は0.2-0.9インチの見込み。もう少し詳しく述べると、この前線からの降雨は東部ベルトでは50%の範囲に、西部ベルトでは20%の範囲となる。 

今後10日間もドライ気味の天候が継続する。東部ベルトは平年並みから平年の70%程度の降雨が期待できるが、西部ベルトは平年の30%程度の降雨予報となっている。気温は総じて高目の予報。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

 

 

本日の発表等

 

1)受渡可能在庫 (千ブッシェル)

 

  5月2日  前週  前年同期 
コーン  7,819  8,626  NA 
大豆  6,183  6,621  NA 
小麦  35,499  36,916  36,020 

- ニュートラル。 

 

2)ローンデータ (百万ブッシェル) 

−コーン− 

  5月2日  先週比  Forfeit合計  先週比  Redeem合計  ローン合計 
1997crop  0.1  unch      21.6   unch    1,118.8   1,140.5 
1998crop  1.2  -0.4      44.6   0.3    1,721.2   1,767.0 
1999crop  900.3  -7.8       0.0   unch     459.4   1,359.7 

−大豆− 

  5月2日  先週比  Forfeit合計  先週比  Redeem合計  ローン合計 
1997crop  0.0  unch        6.7   unch    259.6   266.3 
1998crop  0.1  0.1      11.6   0.1    329.6   341.3 
1999crop  172.2  -2.2       0.0   unch    110.3   282.5 

−コーン・大豆ともニュートラル 

 

3)5月限月受渡通知(単位:コントラクト) 

 

  数量  最終取引日 
コーン  2,019  4月26日 
大豆  1,003  4月28日 
大豆粕  0   
大豆油  413  4月27日 
小麦  2,367  5月1日 

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

7月限230の買いターゲットは間違いであり、低すぎた。 

「リミットアップはあっても、リミットダウンの可能性はきわめて低い。」というのは衆目の一致するところだ。投機筋の現在の穀物相場への取り組み方も、「下げることはあっても、売り越しポジションは危険。」というのが大半の意見。5月に入って生育期が近づき、ドライによる今後の高値が少しずつ現実味を増してきており、利食いタイプの売りがでても、売り越しポジションを作る投機筋がいなければ、今後まとまった雨が降ったとしても、大幅な下げ期待ができなくなってきていることは認識せざるを得ない。つまり、現在すでに7月限が246で取引されている以上、ここから短期で15セント以上の下げを待つのはギャンブルに近い。買いのターゲットは上方修正されるべき。( f ) 

 

 

(大豆) 

雨次第、ただ安値深追いは禁物。 

まだ作付けは始まったばかり。ファンドのロングもまた膨らんでいる。作付けが進めば農家売りも期待できる。今後の雨次第ではまだ安値の期待はできる。ただ深追いは禁物。トレンドは上昇であることは常に頭においておきたい。 

タイソンフードが四半期の業績発表を行なった。その中で興味深いのは、原料の確保でコーンは10月分あたりまで買い付け終了しているが、大豆粕は当用買いに徹しているとのコメント。タイソンフードほどの需要家が一気に大豆粕の買付けにはいれば、相場が一段高になる可能性もある。 

イリノイ中西部の農家から聞いた話。フィールドの往復を車でするだけで、車のウインドガラスに虫がバチバチあたりガラスが汚れてしまうという。その農家いはく、5月が始まったばかりでこんな事は今までなかったという。通常この時期であれば、車のガラスに虫などは当たらないという。今年の暖冬で土中にいた虫が生き残り大量に発生しているらしい。その中には穀物に害をもたらす虫もいるであろう。今年は旱魃が来なくても、トレンドイールドが維持できるか疑問?だ。(N) 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)