(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2000年5月11日

本日の相場

とうもろこし  ---高値寄り付き、高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
00 MAY  238  238 1/2  234 3/4  237 3/4  +1  3568  -1240 
00 JUL  245 1/2 - 45  246  242  244 3/4  +1/2  259487  -508 
00 SEP  253 1/4 - 53  253 3/4  250  252 3/4  +1  58845  -66 
00 NOV  258  258  255  257 3/4  +1 1/4  963  -2 
00 DEC  262 1/2 - 62  262 3/4  258 3/4  261 3/4  +1  134807  +1079 
01 MAR  270 - 69 3/4  270  266 1/2  269 1/4  +1 1/2  17955  +64 
            489393  -736 

 

大豆     --- マチマチの寄り付き、小幅安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
00 MAY  559 1/2  561  553 3/4  559  -1  1195  -300 
00 JUL  570 - 69  571 1/2  563 1/2  568 1/2  -1 1/2  105177  +2137 
00 AUG  572 1/2 - 73  574  567  571 3/4  -1 1/4  12278  +508 
00 SEP  575  576  569  574 1/4  -1 1/4  7588  +336 
00 NOV  582 1/2  584  576  581 1/2  -3/4  52279  +800 
01 JAN  590  590  583 1/2  588 3/4  -1/2  5140  +74 
            197709  +4351 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
MAY  18960  -10  MAY  1751  -13  MAY  272 1/2  +7 1/2  108.19-108.62 
JUL  18780  +00  JUL  1785  -8  JUL  282  +7   
AUG  18760  -30  AUG  1805  -7  SEP  293  +7   
SEP  18770  +00  SEP  1823  -4  DEC  308  +6 1/4   
                   

 

本日の相場の動き

需給報告を控えて閑散とした相場展開。

取引ボリュームが少ない中、チョッピーな相場展開となった。 

コーンは週間輸出成約高が予想を上回った事、昨日の大幅な上げにもかかわらず農家売りが見られなかった事、今週の降雨が北部ベルトの限られた地域にしか降らないと予報された事などが強い材料と考えられ高値での寄り付きとなった。しかし昨日夏場の旱魃をアナウンスしたNOAAが今後しばらくの天気予報を、東部ベルトは平均以上の降水量、西部ベルトは平均的な降水量と予報した事が伝わると一転して昨日比安値まで売り込まれた。しばらく安値での取引が続いていたが、今度は昼過ぎからファンドのポジションが売り越しになっていた小麦にショートカバーが入る事になる。エジプト向け入札が成約されたと見られた事、明日の需給報告にて小麦は強い数字になるとの予測がファンドの買いを呼び、コーンもつられて小幅ながら高値引けとなった。 

大豆も週間輸出成約高は順調であったが、在庫過多の大豆油が売られた為寄り付き後すぐに安値に転じた。NOAAの天気予報が追い討ちをかけた為更に安値に転じたが、安値場面では中国の買付けの噂からサポートされた。コーン同様終盤には小麦に引っ張られるも高値サイドまでは届かずに終了となった。またフィリピンが最近のUS産家禽の輸入増に悲鳴を上げて、対抗上US産大豆粕の輸入制限をするとの噂が大豆粕の頭を抑えた。 

本日のファンドの動きは、コーンはイーブン、大豆1,500コントラクトの売り越し、大豆粕500コントラクトの買い越し、大豆油600コントラクトの売り越しと考えられている。 

 

2000/01クロップ各アナリスト予想平均 

今回から新穀の需給予想が発表される。各アナリストの予想平均は下記の通り。 

  生産量(8社平均)  期末在庫(9社平均) 
コーン  9.555 億ブッシェル  1.652 億ブッシェル 
大豆  2.907 億ブッシェル  0.439 億ブッシェル 

焦点はUSDAが2月のアウトルックフォーラムで使用したトレンドイールド(コーン135.5、大豆40.0)を使用してくるか、それとも昨日NOAAからアナウンスされた夏場の旱魃を踏まえたイールドで数字を出してくるか。ただどちらにしても今後の天気次第にてあまり材料にはならないとの声が多い。 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部

昨日は全般にドライにて気温も平年並み。今日から明日にかけてまた前線が通過する。中心はミネソタ南部とサウスダコタ東部にて降雨範囲はベルト全体の20-25%、降雨量は0.25-1.0インチを予報。週末はドライ。その次のまとまった降雨は昨日の予報よりやや遅れて来週の水曜日と木曜日。降雨範囲はベルト全体の40-50%、降雨量は0.25-1.25インチを見込んでいる。ただ降雨の中心がどの地域になりそうか、現段階での予測は難しい。 

来週の気温は移り変わりが激しい。週初めは平年並み以上だが、週末にかけて急激に下がる予報。 

現在土壌水分が不足していると考えらえる地域は、ネブラスカ北東部、アイオア北東部、ミズーリー南西部、オハイオ北西部の各地域。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

 

本日の発表等

 

1) 週間輸出成約高報告(5/4週) (単位:千トン)

 

  週間成約高  成約量累計  成約残 
  今年度  来年度  今年度  昨年度  今年度  来年度 
コーン  748.3  83.3  40,265.1  40,053.4  6,816.8  311.9 
大豆  297.1  1.5  23,570.5  20,181.8  1,776.3  79.8 
小麦  328.8  47.7  26,298.3  26,543.5  2,617.0  609.4 
大豆粕  53.3  0.5  4,713.0  4,977.6  675.5  74.5 
大豆油  -11.2  0.0  319.3  765.0  39.0  1.0 

− コーンは予想以上。大豆、大豆粕はニュートラル。大豆油は失望。 

2) 週間輸出高 (単位:千トン) 

 

  輸出量  輸出量累計  USDA予想 
  今週  先週  今年度  昨年度   
コーン  808.4  946.9  33,448.3  31,807.2  48,260 
大豆  499.3  187.7  21,794.2  18,029.8  25,310 
小麦  490.6  368.5  23,681.3  23,904.6  29,260 
大豆粕  51.3  96.9  4,037.5  3,995.5  6,260 
大豆油  1.0  4.1  280.3  677.8  680 

 

3)アルゼンチン収穫状況(政府筋発表) 

 

  5/5現在  昨年同時期 
コーン  52.8%  55.6% 
大豆  41.8%  46.9% 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン・大豆)

明日の需給報告が短期の方向を決めるかもしれない。 

明日の需給発表では、旧穀の発表はコーン、大豆とも大きな数字の変更はないとの見方が一般。また新穀の発表は今後の天気予報でいかようにも変る為参考にならないとの見方が一般だが、突拍子もない数字が出された場合に短期的な相場の方向が示されるかもしれない。 

天気予報は相変わらず当てにならず、日替わりの様相を呈している。しかし悲しいかなそんな天気予報でも相場の一番の要因となっている。明日も需給報告以上に天気予報がマーケットを支配するかもしれない。 

とまれ明日以降の相場の流れについては、明日の需給報告、天気予報をみたうえで熟考のうえ意見を述べてみたい。(N) 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)