(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント
2000年5月17日
| 本日の相場 |
とうもろこし ---安値寄り付き、マチマチの引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| 00 JUL | 232 -33 | 237 1/4 | 232 | 235 1/2 | +0 | 240574 | -6237 |
| 00 SEP | 241 /4 - 41 3/4 | 245 1/2 | 241 | 243 1/4 | -1/2 | 60523 | +287 |
| 00 NOV | 247 | 250 | 247 | 249 1/2 | +1/2 | 1014 | +56 |
| 00 DEC | 250 3/4 - 50 1/4 | 255 | 250 1/4 | 253 1/2 | +1/2 | 138413 | +548 |
| 01 MAR | 258 1/2 - 58 3/4 | 262 3/4 | 258 1/4 | 261 3/4 | +3/4 | 18588 | +226 |
| 01 MAY | 263 | 266 1/2 | 262 1/4 | 266 1/2 | +1 | 3613 | +67 |
| 473316 | -5116 |
大豆 --- 安値寄り付き、安値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| 00 JUL | 539 1/2 - 38 | 545 | 536 1/2 | 541 1/4 | -2 1/2 | 100713 | -885 |
| 00 AUG | 542 - 41 1/2 | 548 | 540 | 544 1/2 | -3 | 13243 | +514 |
| 00 SEP | 545 - 45 1/2 | 550 1/2 | 542 3/4 | 546 3/4 | -3 1/4 | 8267 | -259 |
| 00 NOV | 552 1/2 - 51 | 557 | 549 | 553 | -4 | 53608 | -635 |
| 01 JAN | 560 - 59 1/2 | 564 1/2 | 557 | 560 1/2 | -4 1/2 | 4804 | -142 |
| 01 MAR | 565 1/2 | 570 | 563 | 567 | -3 3/4 | 5513 | -4 |
| 196485 | -1381 |
| MEAL | CHG | OIL | CHG | WHEAT | CHG | NY-YEN | |||
| JUL | 17970 | -200 | JUL | 1705 | +5 | JUL | 277 | -4 1/4 | 109.27-109.75 |
| AUG | -17960 | -200 | AUG | 1726 | +7 | SEP | 288 3/4 | -3 | |
| SEP | 17950 | -190 | SEP | 1744 | +7 | DEC | 303 3/4 | -3 3/4 | |
| OCT | 17930 | -190 | OCT | 1761 | +6 | MAR | 316 1/4 | -3 | |
| 本日の相場の動き |
今週は順調に雨、来週はドライ気味。相場迷走。
本日もやはり天候。月曜日から予想されていた中西部の雨が順調に勢力を伸ばし、ネブラスカやアイオワの一部では3インチ以上の雨を記録したことが、本日の穀物相場全体のベースとなった。ただ、来週についてはいくつかの予想家がドライ気味になると予想した結果、コーン・大豆ともに最安値圏から値を戻すことになった。
コーンは昨日の余勢を駆って下げて始まったが、益だしの売り越しカバーと来週のドライ気味予報によって、終盤昨日引け値前後まで買われた。相場は比較的閑散。
大豆は、中国が南米産、US産大豆を昨日数杯買い付けたとの情報が強材料になるとの見方もあったが、結果的には、天候の前にほとんど効力が無かった。大豆も取引量が少なかった。
本日のファンドの動きは、コーン3,300コントラクトの売り越し、大豆1,500コントラクトの売り越しと見られている。
| 各生産地の天気予報および状況 |
米国中西部
今週の天気予報は変化していない。降雨システムにより、本日西部ベルトからまとまった降雨が期待できる。このシステムは金曜日に東部ベルトから抜けて行く予報。降雨範囲はベルト全体の75%、降雨量は0.3-1.5インチ、所により2-3インチになる。その後は来週前半までドライ。その次の降雨予報は来週中旬から。ただこのシステムは昨日よりやや勢力を落としている。降雨範囲はベルト全体の40-50%、降雨量は0.25-1.2インチを見込んでいる。
今後10日間の気温はほぼ平年並みを予想。
米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ)
| NWS 6-10日予報 |
本日発表されませんでした。
| 本日の発表等 |
| 1) ブリッシュコンセンサス |
| 5/16/00 | 5/9/00 | |
| CORN | 35 | 39 |
| BEANS | 59 | 69 |
| OIL | 14 | 29 |
| MEAL | 69 | 73 |
| WHEAT | 19 | 8 |
| J YEN | 45 | 43 |
| US $ | 90 | 93 |
| 本日のトーメンの意見 |
(コーン)
買いはじっくり。
久しぶりに落ち着いた相場であった。が、言うまでも無く天候相場が終わったわけではない。
で、相場をどう見るべきなのか。土壌水分はそれほど不足していないと見ている。一方で、NOAAに見られたような夏場の旱魃予想は根強い。そうすると、まだまだ相場は当分上下激しく展開される。といっても、上下というコメントは誰にも容易に想像できる判断だ。土壌水分と夏場の旱魃予想はどちらも中期的な天候要因であり、その意味では中期的には確固たる上げ要因も下げ要因もある。つまり、やれ雨が降る、霜が降りる、あそこで地表がひび割れた、などという短期的な要因によって上下する条件は揃っているわけだ。
それで、相場をどう判断するのか。土中水分が不足しているしていないという論議は、見方がそれぞれ不透明だ。旱魃だって、表面土壌水分が理想的に貯えられている今、旱魃の「予想」だけでは相場は天井を抜くことはできない。それら不透明なことや予想は、見方をそのうち変化させるその道の専門家たちに任せ、我々は今ある事実を直視する方が、相場を見誤らない確率は高い。早くて種子の性質に最適な作付け、完璧な発芽、十分な表面土壌水分、それが我々の眼前の事実だ。「視野が狭い、独善的」と批判を浴びている昨日のような「土中水分適度説」が無くても、相場は少なくとも夏が近づき旱魃のサインが出るまでは、現在のレベル以下の下値を拾う策が機能する。( F )
(大豆)
大きな修正場面を向かえているかもしれない。
表層土といわれるのは大雑把表面から50センチ下まで。コーン・大豆の根は表層土の下までは届かない。したがい表層土の水分が潤沢であれば生育に問題はない。しかしそのためには毎週1インチの降雨量が必要といわれている。表層土はすぐに乾きやすく、またコンスタントに毎週1インチの降雨が振る事は確率的には少ない。やはりリザーブとなる下層土の水分が重要になってくる。下層土の水分状態はまだ充分とはいえない地区が多く残っており、予断は許さない。
また大きな話題にはなっていないが、各地ですでに虫の発生が報告されている。例年以上に殺虫剤を撒いた話、発芽はしたがすでに地表に出てくるまでに虫に食べ尽くされてしまい作付けし直しを強いられてしまった農家の話等が聞かれる。今は天候相場にて、雨が降ったか降らなかったのみが注目されそれに一喜一憂している。しかししばらく雨が途絶えてしまえば、ここに述べているような事がまたクローズアップされてくる。
ただそうはいっても今は大きな修正場面を向かえている。今週の降雨を織込んでの安値とはいえ、ついに1月4日以来という、50日間移動平均線を終値ベースで切ってしまった。更に今夜から西部ベルトに予報されている降雨は、ネブラスカ、アイオアといったドライがまだ残っていると懸念されている地域にまとまった降雨量となりそうでもある。今日の終値は今週月曜日の安値をかろうじて上回っているが、月曜日の安値の5セントくらい下が4月の安値となっている。明日明後日に、実際に西部ベルトで降雨が合った場合、この4月の安値も超えてしまえば、大きな修正場面がもう一度起こるかもしれない。(N)
(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)