(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2000年5月22日

本日の相場

とうもろこし  ---安値寄り付き、小幅高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
00 JUL  239 - 38 1/2  243 1/2  237 3/4  241  +1  236108  -1590 
00 SEP  246 3/4 - 46 1/2  251 1/2  246 1/4  249 1/2  +1  60044  -354 
00 NOV  252 3/4  258 1/2  252 3/4  255 1/2  +3/4  924  +4 
00 DEC  256 3/4 - 56 1/4  262  256 1/4  259 3/4  +1  139845  +550 
01 MAR  264 1/2 - 64 3/4  270  264 1/2  267 3/4  +1  18145  +131 
01 MAY  269  273 3/4  269  272 1/4  +3/4  3682  +6 
            469723  -1276 

 

大豆     --- 安値寄り付き、小幅安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
00 JUL  551 - 49 1/2  560  548 1/2  553  -1 /2  97495  -357 
00 AUG  553 - 52 1/2  562 1/2  551 1/2  556  -1  13505  +70 
00 SEP  555 1/2 - 54 1/2  564 1/2  553 1/2  558  -1  8846  -16 
00 NOV  560 - 59 1/2  570 1/2  559 1/2  563 3/4  -1  53831  +992 
01 JAN  567 1/2  577  567 1/4  573  +3/4  4870  +13 
01 MAR  573 - 73 1/2  583  573  579  +1/2  5512  +32 
               
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
JUL  18380  +20  JUL  1721  +2  JUL  280 1/4  +4  106.33-106.92 
AUG  18330  +00  AUG  1743  +4  SEP  291 3/4  +4 1/2   
SEP  18330  -10  SEP  1763  +6  DEC  307 1/2  +4   
OCT  18230  +00  OCT  1779  +4  MAR  320 1/4  +4 1/4   
                   

 

本日の相場の動き

天候がミックス。相場もミックス。

週末は西部ベルトを中心に順調に雨。本日はこの前線が次第に東へ移動、結果的にほとんど全てのコーンベルトに雨をもたらすことになりそうである。しかし、数日後については話が変わり、どうやら高気圧が張り出しそうな予想が増えてきた。不透明感のために、投機家が積極的に売買を行わかったため取引量は少なく、また値動きも限られた。農家売り量は依然低いレベル。CRB指数が2年ぶりの高位置やドル相場の続落が中盤材料視され、穀物相場が高値取引されたが続かず、コーン・大豆とも前日終値前後に近いところまで値を戻して引けた。 

本日のファンドの動きは、コーン2,000コントラクトの買い越し、大豆1,500コントラクトの買い越しと見られている。 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部

週末は概ねドライ。ベルト全体の10%の範囲に、0.25インチ以下の降雨量があった程度。今週も木曜日まではドライ予報。散発的な降雨は期待できるが、降雨範囲はやはり10%程度にて、降雨量も0.25インチと少ない。次のまとまった降雨予報は金曜日から。ベルト全体の45%に、0.25-1.3インチの降雨量を予報。気温は平均並。 

現在土壌水分が不足していると思われる地域は、ネブラスカ南東部、アイオア中西部、イリノイ中部、ミズーリーの各地域となっている。 

来週前半から、現在アメリカ南東部に張り出している高気圧が南部全域に移動する。この為、南部地域はホット&ドライ傾向となる。問題はこの高気圧が南部から中西部に移動してくるかどうか。これによって6月の天気予報は大きく左右される事となる。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

NWS 6-10日予報 

 

  気温  降水量 
西部ベルト  N (65)  A (0.71/2) 
東部ベルト  N/A (68)  N/A (0.65/2) 

弱い材料。 

 

 

本日の発表等

 

1)輸出検証高(5月12日-5月18日:千ブッシェル)

 

  発表数字  事前予想 
コーン  34,709  30-35 
大豆  7,843  7-12 
小麦  16,155  17-22 

予報の範囲内。 

2)進捗率 

 

作付け  5/21現在  先週  昨年  平均 
コーン  96%  91%  84%  77% 
マイロ  47%  34%  30%  37% 
大豆  74%  57%  39%  37% 

予想の範囲内。 

 

発芽率  5/21現在  先週  昨年  平均 
コーン  69%  55%  47%  N/A 
大豆  45%  23%  14%  N/A 

予想の範囲内。 

 

作柄  非常に悪い  悪い  普通  良い  非常に良い  指数(今週)  (先週)  昨年 
コーン  1%  4%  25%  57%  13%  101.9  N/A  N/A 

事前予想では良いと非常に良いを合わせて75%程度はあると思われていたが、実際には70%にて明日のやや強い材料。 

 

3) コミットメントオブトレーダーズ報告(フューチャーズ・オプションズ) 

ファンドネットポジション (単位:コントラクト) 

  5月16日現在  フューチャーのみ 
とうもろこし  48,107 LONG   98,262 LONG  
大豆  28,525 LONG  35,883  LONG 
大豆粕  31,530 LONG  33,123  LONG 
大豆油  7,552 LONG  11,367  LONG 

予想の範囲内。 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

買いはチャンスを待つ。 

現在のところ本当に怖いのは、夏の旱魃。天候相場の真っ只中で超短期予想はほとんど意味がない。ただ、早期の作付け、順調な発芽、十分な土壌水分(少なくとも表面)などの条件は、大概の強材料天候要因を短期に終わらせる。今週後半の高気圧でまた相場上昇があったとしても、じっと待ち。( F ) 

 

(大豆) 

少なくとも6月までは強気予想。 

年々品種の改良からトレンドイールドは上昇してきているが、良く調べて見ると過去にイールドが40を越えた事は1994年の一度しかない。もっと細かく言うと、39を越えた事が1994年の一度だけとなっている。今年本当に、40というイールドが達成できるのであろうか?作付け面積の増えている地域はサウスダコタ、ノースダコタといった、イールドがアイオアやイリノイに比べて低い地域になっている。40という可能性は確かにあるであろうが、確率的にも疑問を持つものがいる事は想像に難くない。ファンドもしかり。本当に40なんていう豊作が確信できるまでは、ファンドはロングからの勝負を諦めない。その意味で少なくとも6月まではまだまだ上値リスクの方が大きいと考えている。(N) 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)