(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2000年5月31日

 

 

本日の相場

とうもろこし  ---高値寄り付き、高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
00 JUL  225 - 25 1/2  226  223 1/4  225  +3/4  208073  -8418 
00 SEP  234 1/2 - 34  234 1/2  232  233  +0  66758  +3263 
00 NOV  239 1/2  239 3/4  239  239 1/4  +1  988  +61 
00 DEC  244 - 44 1/2  244 1/2  241 1/4  244  +1  142301  +1227 
01 MAR  253 - 52 3/4  253  249 3/4  252 1/2  +3/4  18244  -13 
01 MAY  257 1/2  258  256  257 1/2  +1/2  3714  +67 
            451502  -3597 

 

大豆     --- 高値寄り付き、高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
00 JUL  519 1/2 - 20 1/2  520 1/2  515 3/4  517 1/2  +1/2  82659  -3641 
00 AUG  522 - 21 1/2  522 1/2  517 3/4  519 1/2  +3/4  13925  +454 
00 SEP  522 1/2 - 23  523  518 1/2  520 1/4  +1/2  11005  +530 
00 NOV  527 1/2 - 26 1/2  528  523 1/2  525 1/2  +1 1/2  49896  -2064 
01 JAN  535 - 34 1/2  552 1/2  531 1/2  532 1/2  +1  5378  +354 
01 MAR  541 1/2  542  537 1/2  539 1/2  +1 1/2  5583  -3 
            179235  -4475 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
JUL  17670  +140  JUL  1587  +1  JUL  274 3/4  +1/2  107.32-107.87 
AUG  17540  +120  AUG  1606  -2  SEP  286 3/4  +3/4   
SEP  17460  +100  SEP  1632  +4  DEC  301 3/4  +0   
OCT  17340  +170  OCT  1650  +2  MAR  315 1/4  +1   
                   

 

本日の相場の動き

 

一転、落ち着いた展開。反発も力不足。

昨日の下げの買戻しが入ったものの、降り続く雨が冷や水をかけた。取引量は限られ、少しまとまった買いが入ればすぐに上昇し、逆の場合は下がるという方向感のない展開。 

中西部の生育地では広範囲に雨が続いており、シカゴ地域も朝から強い雨。上昇する動きはすぐに掻き消された。しかし、米国南部に停滞している高気圧が北へ上昇する気配を示しているとの見方がでたことや、ファンドが買い戻しを進めたこと、農家売りが依然として少ないこと、などからどちらかと言えば本日の相場は前日比高値で取引されることが多かった。 

本日のファンドの動きは、コーン1,000コントラクトの買い越し、大豆1,000コントラクトの売り越しと見られている。 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部

現在中西部を通過中の前線は木曜日までに東部ベルトを抜ける見込み。この前線は北部中心にベルト全体の40-45%の範囲に0.25-1.3インチ、所により2インチの降雨量をもたらす。気温は地域によりマチマチ。最高気温はベルトの北部では60度台だが、ベルトの南部では90度台となる。穀物に被害をもたらすような気温の上昇は今の所見られない。 

次ぎの降雨システムは来週の月曜日から水曜日にかけて。ベルトの南部を中心にベルト全体の1/3の範囲で降雨が期待できる。 

現在アメリカ南部に停滞している高気圧はしばらくは動かない見込み。ただ再来週以降の動向については引き続き注意が必要。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

NWS 6-10日予報 

 

  気温  降水量 
西部ベルト  MA/N (65)  B (0.71/2) 
東部ベルト  A (68)  B/N (0.65/2) 

強気材料。 

 

本日の発表等

 

1)受渡可能在庫 (千ブッシェル)

 

  5月26日  前週  前年同期 
コーン  4,298  4,792  NA 
大豆  6,258  6,679  NA 
小麦  31,082  32,138  32,729 

- ニュートラル。 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

7月限は買い。9月限以降は待ち。 

当地シカゴは雨が降り続く鬱陶しい毎日である。雨はまだ続くそうだが、それが作物に、そして相場に影響を与えるのだろうか。以前から述べている私見だが、今年の生育状況は現在まで総じて相当良好である。そして一部の乾燥地域も、この雨によりほとんど問題ないまでに回復した。このように理想的に近い状況下で、これ以上の雨が状況をさらに改善させるのだろうか。答えとしては、「ほとんどその余地はない。」と言って良いであろう。相場がそのことに気がついた時、またもや夏の旱魃懸念が登場する。その旱魃懸念は今度は明確なものかも知れないし、今までのように漠然としたものかも知れない。しかし、いずれにせよその時点でコーン7月限が220台・9月限が230台で落ち着いていることは無い。短期は現レベルが底に近い。 

9月限は待ち。8月中に相場が崩れる可能性がある。早ければ7月にも考えられる。言うまでも無いが、旱魃が来ない場合である。崩れた後のコーン旧穀相場は200台を維持することすら難しい。農家にとっては、LDP様々である。( F ) 

 

(大豆) 

6月前半の相場は高気圧の居所次第。 

ナショナルウエザーサービシズが本日強気の天気予報を出しているが、これは来週後半以降に現在南部に停滞している高気圧の北上を予報してのもの。数多くある天気モデルでこの高気圧の北上を予報しているものはまだ主流ではないが、流れが変わった相場を再び転換させるかどうかはこの高気圧の動き如何となる。明日は現実の雨よりも、来週後半以降のドライを先取りしてやや強い相場となりそう。 

ファンドは過去のデータもよく調べて知っているという。通常6月は天候相場の期待感から価格は上がる傾向にある。特に、4月の高値を5月の高値が超えているように、上昇トレンドが見られた時は6月に大相場が見られた事も少なくない。逆に今年のようにそうならない可能性が大きくなった事は、下値への反動も大きなものになる。天候相場はまだまだ続くが、もしこの間に5月の高値を抜く事ができなければ相場は一転して下げに向かい、上昇トレンドが始まった昨年12月の価格(11月限470近辺)がターゲットとなってくる。 

しばらくは天候とともに、5月の高値(11月限594-1/2)を抜くかどうかにも注目しておきたい。(N) 

 

 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)