(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2000年6月2日

 

 

本日の相場

とうもろこし  ---高値寄り付き、高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
00 JUL  226 3/4 - 26 1/4  229 1/2  226 1/4  229  +3 1/2  203848  -932 
00 SEP  235 1/4 - 35  238  235  237 3/4  +4  68918  +660 
00 NOV  242 1/2  243 1/2  242  243 1/2  +4 1/4  962  -19 
00 DEC  245 - 44 1/2  248 3/4  244 1/2  248 1/2  +4 1/2  145212  +2155 
01 MAR  253  257 1/2  253   257 1/4  +4 3/4  18984  +23 
01 MAY  259 - 59 1/4  263  259  263  +5  3704  -11 
            453485  +2247 

 

大豆     --- 高値寄り付き、高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
00 JUL  526 1/2 - 26  534 1/2  526  533 3/4  +11 1/4  81838  +1299 
00 AUG  529 - 28  536  528  535 3/4  +11  14503  +128 
00 SEP  529 - 30  537  529  536 3/4  +10 1/2  11652  +14 
00 NOV  535 - 34 1/2  543  534 1/2  542 1/2  +11 1/2  50387  +966 
01 JAN  542 1/2 - 43  550  542 1/2  550  +11  5383  -46 
01 MAR  551  557  551  556 1/2  +10 1/2  5225  -110 
            180072  +2434 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
JUL  17970  +230  JUL  1676  +55  JUL  271 1/4  +3/4  108.01-108.61 
AUG  17770  +170  AUG  1696  +55  SEP  283 1/2  +1   
SEP  17690  +210  SEP  1719  +58  DEC  299 1/2  +1 3/4   
OCT  17540  +220  OCT  1735  +55  MAR  312  +1/2   
                   

 

 

本日の相場の動き

 

週末は強い雨予報、しかし来週にホット・ドライの兆し。

週末は中西部の広範囲に相当量の雨が降りそうだ。しかし、6-10日や11-15日の一部に高気温・少雨を示すものがあり、雨に慣れ切っていた相場はそちらに反応を示した。 

コーンは、輸出成約が好調、予想の上限を上回った。最近の安値推移が需要を喚起していると好感され、上げ足を速めさせた。また、タイ拠点の巨大配合飼料メーカーCP社が、今年のアジアの配合飼料生産が中国・タイ・インドネシアを中心に5〜10%も前年比上向くとの予想を発表したことも、コーン・大豆粕などの需要増を期待させた。 

大豆は、天候以外には新鮮な相場要因が無かったが、昨日の勢いを持続させた。 

本日のファンドの動きは、コーン4,000コントラクトの買い越し、大豆3,300コントラクトの買い越しと見られている。 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部

今朝の段階で全てのコンピューターモデルが来週後半から中西部への高気圧の張り出しを予報している。それによると高気圧の中心はネブラスカ、カンザス辺りが有力。またこの高気圧は短命ではなく、少なくとも一週間以上は停滞する見込み。高気圧が中西部に移動している期間、中西部はホット&ドライに、またアメリカ南部はクール&ウェットな天候となる。 

昨日までの降雨で表層の土壌水分は随分改善しており、向こう10日間に降雨がなくてもストレスの心配はない。次ぎの降雨は日曜日の午後から、北部を中心にベルト全体の40-45%の範囲に、0.3-1.6インチの降雨量を予報。その後は上述したように、ホット&ドライとなる。最高気温は87-94度のレンジ、一部地域は95度を越える。ちなみに平年の最高気温レンジは74-84度。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

NWS 6-10日予報 

 

  気温  降水量 
西部ベルト  MA(65)  B (0.71/2) 
東部ベルト  A/MA (68)  N (0.65/2) 

強気材料。 

 

本日の発表等

 

1) 週間輸出成約高報告(5/25週) (単位:千トン)

 

  週間成約高  成約量累計  成約残 
  今年度  来年度  今年度  昨年度  今年度  来年度 
コーン  762.4  39.0  42,711.9  42,727.2  6,888.5  511.2 
大豆  292.8  0.0  24,400.9  20,824.4  1,972.7  422.4 
小麦  20.4  335.9  26,344.8  26,515.8  1,284.8  1,844.6 
大豆粕  63.2  8.2  4,986.7  5,204.1  684.2  85.8 
大豆油  1.5  0.0  323.3  784.2  34.7  1.0 

− コーン・大豆はやや予想を超えている。大豆粕は予想の下限、大豆油は失望。 

2) 週間輸出高 (単位:千トン) 

 

  輸出量  輸出量累計  USDA予想 
  今週  先週  今年度  昨年度   
コーン  853.1  888.5  35,823.4  34,754.8  47,630 
大豆  220.1  166.3  22,428.2  18,801.6  25,580 
小麦  515.7  427.8  25060.0  25,356.4  29,260 
大豆粕  73.5  45.8  4,302.5  4,259.4  6,170 
大豆油  0.2  8.1  288.6  707.0  640 

 

3)コミットメントオブトレーダーズ報告(フューチャーのみ) 

ファンドネットポジション (単位:コントラクト) 

  6月2日現在  事前予想 
とうもろこし  57,785 LONG  67,662 LONG  
大豆  21,574 LONG  20,383 LONG 
大豆粕  23,696 LONG  16,023 LONG 
大豆油  5,051 LONG  1,267 LONG 

−ほぼ予想の範囲内。 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

7月限220台は買いレベル。9月限200以下が買いレベル。 ( F ) 

 

 

(大豆) 

来週は高気圧がどの程度停滞するかの予測に大きく左右される。 

高気圧はどうやら中西部に移動してくる。問題はどの程度停滞するか。この高気圧は5月中ずっとアメリカ南東部に勢力を伸ばしていた。もし同じように一ヶ月も中西部に停滞したらそれこそ大変な相場になってしまう。 

高値から今週の安値までおよそ70セントの下げを見た後、今日までに23セントのリカバリーを見せている。高気圧が実際にやってくるという確信だけで、月曜日は半値戻しまでの12セント程度の上げの可能性がある。ここがひとつの抵抗線になるが、超えてしまえば再度高値トライの動きも予想される。ただ今の土壌水分から今後10日間は雨がなくても心配はない。高気圧の動きは神のみぞ知るであり、短命に終わればまた安値トライとなる。 

世界中の油糧種子の作付け面積は減少しているという。にもかかわらず生産量は増加している。これはひとえに天候に恵まれたからであるがテクノロジーの進歩はもちろん大きく貢献している。ひとつの例だが、二毛作の大豆(小麦の後に作付け)は小麦の収穫が遅れると、作付けも遅れるため収量が極端に落ちてしまっていた。ただ最近小麦の収穫3週間前に大豆の作付けができるテクノロジーができた。これは大豆の表面に特殊な薬を塗る事により、発芽を3週間遅らせる事ができるというもの。したがい多少小麦の収穫が遅れても、大豆はタイムリーな時期に発芽してくる仕組み。直接相場には関係ないが参考まで。(N) 

 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)