(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2000年6月15日

 

本日の相場

とうもろこし  ---高値寄り付き、高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
00 JUL  204 3/4-05 1/4  207 1/4  204  205 3/4  +2 1/2  162871  -6923 
00 SEP  214-14 1/2  216  212 3/4  214 1/4  +2 1/4  93219  +49 
00 NOV  221 1/2-21  222 3/4  220 1/2  221 3/4  +2 3/4  1016  -130 
00 DEC  225-24 1/2  227 1/4  224  225 3/4  +2 1/2  156279  +1317 
01 MAR  228 1/2  237  234 1/2  235 3/4  +2 1/2  21648  +797 
01 MAY  234 1/2-34 3/4  242 1/2  240 1/2  241 3/4  +2 1/2  4637  +365 
            454220  -3752 

 

大豆     --- 高値寄り付き、小幅安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
00 JUL  512-13  517  508 3/4  510  -3/4  49004  -6220 
00 AUG  505  506  500 1/2  500 3/4  -1/2  18274  +663 
00 SEP  497 1/2-96 1/2  497 1/2  491  491 1/2  -3 1/2  15694  +684 
00 NOV  501-00  501  494 1/2  495  -2  60799  +463 
01 JAN  509-08 1/2  509  504  504 1/2  -1  6217  +82 
01 MAR  517  517  512 1/2  512 1/2  +0  4945  +227 
            166691  -3892 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
JUL  17380  -60  JUL  1621  +10  JUL  262 3/4  +1 1/2  105.92-106.58 
AUG  16750  -80  AUG  1639  +9  SEP  275 1/4  +2   
SEP  16250  -90  SEP  1652  +3  DEC  291  +1 1/2   
OCT  15940  -110  OCT  1667  +3  MAR  303 3/4  +1 3/4   
                   

 

 

本日の相場の動き

 

コーンはロシアで買われ、大豆は環境に変化無し。

コーン・大豆とも、週間輸出成約高は予想の範囲を超える好調を示し、取引開始は高値からとなった。その後、ロシア高官が、「150万トンから200万トンの飼料穀物の緊急輸入が必要。」と発言したと伝えられ、一時コーン相場に火がついた。大豆も追随はしたものの、ロシアの件は直接大豆には関係なさそうなこと、今週から来週にかけての中西部の雨予想を背景に、そのうち独自の動きを見せ始める。中盤を過ぎるころには、「ロシアは穀物が必要、と言っているだけで、輸入する、と言っているわけではない。資金の問題から、信用供与やローン、食糧援助などが必要なはずで、すぐには米国産輸出に結びつかないのではないか。」との判断が大勢を占め、コーンの買い意欲にも翳りが見え始めた。それとともに、大豆もサポート材料を失い安値圏へ。NOAAによる米国中部の旱魃予報も材料となったが、相場に根本的な変化は与えられなかった。 

本日のファンドの動きは、コーン2,500コントラクトの買い越し、大豆1,500コントラクトの売り越しと見られている。 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部

中西部には本日も散発的な降雨が降り続いている。週末までにベルト全体の75-80%の範囲に0.3-1.5インチ、所により3-4インチの降雨が予報されている。週末までの気温は平年並。残されたドライ気味の地域はネブラスカの中部、北部とインディアナ南部のみ。その他の地域ではコーン・大豆の生育に問題は見られない。次の降雨は来週の月曜日から水曜日にかけて。ベルト全体の35%の範囲に0.25-1.25インチの降雨量予報となっている。来週の気温は高め。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

NWS 30日間予報 

 

  気温  降水量 
西部ベルト  A (74)  B (3.74/8) 
東部ベルト  A (76)  Z/B (3.82/9) 

 

NWS 90日間予報 

 

  気温  降水量 
西部ベルト  A (74,73,63)  B (10.27/25) 
東部ベルト  A (76,75,66)  B (9.79/24) 

夏場のホット&ドライ予報となっており強い材料。 

 

 

本日の発表等

 

1) 週間輸出成約高報告(6/8週) (単位:千トン)

 

  週間成約高  成約量累計  成約残 
  今年度  来年度  今年度  昨年度  今年度  来年度 
コーン  996.5  125.2  44,643.4  44,960.1  7,124.9  654.6 
大豆  404.5  0.0  25,139.2  21,135.2  2,057.7  440.4 
小麦  790.2  0.0  3,909.0  3,863.9  3,449.8  0.0 
大豆粕  -11.8  23.5  5,280.0  5,301.1  839.8  115.2 
大豆油  0.8  0.0  330.7  804.3  34.9  1.0 

− コーン・大豆は予想以上にて強気な数字。 

2) 週間輸出高 (単位:千トン) 

 

  輸出量  輸出量累計  USDA予想 
  今週  先週  今年度  昨年度   
コーン  934.1  770.0  37,518.5  36,874.4  48,260 
大豆  367.2  286.1  23,081.5  19,225.7  25,990 
小麦  381.7  407.7  459.2  665.3  30,620 
大豆粕  60.2  77.6  4,440.3  4,404.4  6,260 
大豆油  4.1  3.1  295.8  726.4  640 

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

受粉期前後の相場上昇に注意。 

秋口の相場はほぼセットされたとしても、それまで一方的な右肩下がりとはならない。LDP以降の相場の常識的な安値を180台とすると、受粉前の相場としては200に近いところは短期的には高いとは言えない。一時的な相場上昇には注意。しかし、最終的には豊作、そして180台の可能性は高い。 ( F ) 

 

(大豆) 

もう一段、二段の大きな下げは、あってももう少し先では。 

ファンドが順調な生育状況を背景に思惑から売っているが、雨を材料に今の時点でこれ以上売り続けるには無理があるように思う。今年の生育はまだ例年以上の早さとはいうものの、大豆に一番大切な開花時期はまだ一ヶ月先の事。コーンの受粉もあと2週間先から。本格的に下げるにはもう少し豊作がはっきり見えてこなければと思う。 

RSIはもう20そこそことかなりの売られ過ぎを示していること、本日発表のNWS中期予報がホット&ドライであったことから目先は下値でサポートされようが、大きく上げるにしてもはっきりとした天候異変が必要。多少の相場の戻りを想定しつつもしばらくは決めてにかけるだらだらとした展開が続くのではないか。(N) 

 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)