(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2000年6月16日

 

本日の相場

とうもろこし  ---高値寄り付き、高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
00 JUL  208 3/4-07 3/4  209 3/4  207  207 1/4  +1 1/2  154450  -8421 
00 SEP  218-17 1/4  218 1/2  215 1/2  216  +1 3/4  97120  +3901 
00 NOV  225  225  223 1/4  223 1/4  +1 1/2  1071  +55 
00 DEC  229-29 1/2  230  227 1/4  227 1/2  +1 3/4  157584  +1305 
01 MAR  233 3/4-33 1/2  239 3/4  237 1/2  237 1/2  +1 3/4  22063  +415 
01 MAY  238 1/2-38  245  243 1/2  243 1/2  +1 3/4  4697  +60 
            451693  -2527 

 

大豆     --- 高値寄り付き、マチマチの引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
00 JUL  513-14 1/2  514 1/2  504  504 3/4  -5 1/4  46746  -2258 
00 AUG  507 1/2-07  507 1/2  500 1/2  501 1/4  +1/2  19480  +1206 
00 SEP  498 1/2-98  499 1/2  495  496  +4 1/2  15487  -207 
00 NOV  503-02  504 1/4  499 1/2  500 3/4  +5 3/4  62655  +1856 
01 JAN  511 1/2-11  513  508 1/2  510  +5 1/2  6305  +88 
01 MAR  520 1/2  520 1/2  516  518  +5 1/2  4987  +42 
            167420  +729 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
JUL  17090  -290  JUL  1645  +24  JUL  263  +1/4  106.15-106.42 
AUG  16610  -140  AUG  1667  +28  SEP  275 1/4  +0   
SEP  16240  -10  SEP  1680  +28  DEC  291 3/4  +3/4   
OCT  15960  +20  OCT  1696  +29  MAR  303 3/4  +0   
                   

 

 

本日の相場の動き

 

NWS予報、効果アリ。

ナショナルウェザーサービスの30日・90日後の中西部のホット・ドライ予報が相場の基調を作った。今年のこれまでの天気予報に正確性が低かっただけに懐疑的な見方が相場の反応をやや鈍らした。が、スパークス社による作付け面積見込みがコーン(7,761.1万エーカー)・大豆(7,476.1万エーカー)と、どちらもUSDA見込みを下回ったことが、高値推移を後押しした。昼の天気予報で6月最終週のドライが予報されたことも、失速しそうな穀物相場に勢いを取り戻させた。総じて閑散相場。大豆の搾油報告では、久しぶりに搾油量が増加、大豆油在庫も減少したために、原料・需要の増加を期待させた。大豆の7月限安は、ここ数日期近限月が買われていたことへの反動と見られ、商業筋の売りが主導した。 

本日のファンドの動きは、1,000コントラクトの売り越し、大豆2,000コントラクトの売り越しと見られている。 

 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部

中西部には本日も散発的な降雨が降り続いている。週末までにベルト全体の75-80%の範囲に0.3-1.5インチ、所により3-4インチの降雨が予報されている。週末までの気温は平年並。残されたドライ気味の地域はネブラスカの中部、北部のみ。その他の地域ではコーン・大豆の生育に問題は見られない。次の降雨は来週の月曜日から水曜日にかけて。ベルト全体の35-40%の範囲に0.25-1.25インチの降雨量予報となっている。来週の気温は平年より高め。 

本日NOAAからの長期予報によると、中西部の今年7-9月の3ヶ月は平年以上の気温に平年以下の降水量予報となっている。またネブラスカ、ミズーリー、アイオア南部とイリノイ中部ではまだ旱魃気味な状況が継続しているとも発表され、マーケットではややサポーティブと捉えられた。 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

NWS 6-10日間予報 

 

  気温  降水量 
西部ベルト  A (72)  A (0.70/2) 
東部ベルト  A (74)  A (0.65/2) 

弱い材料。 

 

 

本日の発表等

 

1) NOPA月間搾油高

 

  5月  4月  前年同月 
搾油量(千ブッシェル)  120,587  118,646  125,329 
大豆粕生産量(トン)  2,875,541  2,833,945  2,965,238 
大豆粕イールド(ポンド/ブッシェル)  47.69  47.77  47.32 
大豆粕輸出量(トン)  352,763  295,729  390,455 
大豆油生産量(千ポンド)  1,381,569  1,358,147  1,413,911 
大豆油イールド(ポンド/ブッシェル)  11.46  11.45  11.28 
大豆油在庫量(千ポンド)  1,553,824  1,613,793  1,260,704 

搾油量がの増加にもかかわらず大豆油在庫量が減少しており、ややサポーティブ。 

 

2)コミットメントオブトレーダーズ報告(フューチャーのみ) 

ファンドネットポジション (単位:コントラクト) 

  6月13日現在  事前予想 
とうもろこし  29,720 LONG  31,285 LONG  
大豆  6,388 LONG  11,174 LONG 
大豆粕  22,117 LONG  22,196 LONG 
大豆油  8,333 LONG  749 SHORT 

−ほぼ予想の範囲内。大豆油にはやや弱い材料。 

 

3)スパークス作付面積予想(百万エーカー) 

 

  スパークス  USDA(3/31/00) 
コーン  77.811  77.881 
大豆  74.761  74.871 

ややサポート要因となった。 

 

4) キャトル オン フィード  

 

  USDA  事前予想平均  事前予想幅 

6月1日飼養頭数 

 

110% 

 

108% 

 

106-110% 

 

5月導入頭数 

 

115% 

 

104% 

 

98-111% 

 

 5月マーケティング 

 

110% 

 

107.5% 

 

105-110% 

 

引け後の発表。飼料需要増加期待からやや強い材料。 

 

本日のトーメンの意見

 

しばらくは緩やかな価格の回復。もう一段、二段の大きな下げは、あってももう少し先では。

本日は昨日発表のNWS中期予報を受けて値を戻したが、来週月曜日にはクロップコンディションの改善報告が見込まれており、また値を削る事になるであろう。ただ今のクロップ状況はパーフェクトであり、これ以上のコンディションの回復は望めるべくもなく、ここからすぐに更なる安値は難しい。逆に日本・中国からの買いが期待されており、月末までは緩やかな価格の上昇が予想される。 

このウエットパターンが7月まで続けば、コーンがまず下落して大豆もつられる事になる。例年の事ではあるが、農家はまだ新穀を殆ど売っていない。特に今年は旱魃懸念から農家の売り渋りが強かった。すぐには農家売りは出てこないが、農家がまだ売りを出していないという状況は、ダウントレンドにある相場では大きな上値抵抗となる。また色々な農家向け雑誌をみていると、夏場に何らかの天候異変が起こった時、コーン11月限月240-245、大豆11月限月が540-550になれば売りを勧めているアナリストが多い。この意味からも、天気に何かあってもとりあえずの高値はせいぜいコーン240-245、大豆540-550レベルとたかをくくっておけば良いのではないか。(N) 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)