(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2000年6月19日

 

本日の相場

とうもろこし  ---安値寄り付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
00 JUL  204 1/2 - 05  205 3/4  203 1/2  205 1/2  -1 3/4  150117  -4333 
00 SEP  213 1/2  214  212  213 3/4  -2 1/4  98736  +1616 
00 NOV    222 1/4  220  221 1/4  -2  1081  +10 
00 DEC  225 - 25 1/4  225 1/2  223 1/2  225 1/4  -2 1/4  158733  +1149 
01 MAR  235  236 1/4  234  236 1/4  -1 1/4  22533  +470 
01 MAY  241 3/4  242 1/4  240 1/4  242  -1 1/2  4656  -41 
            450398  -1295 

 

大豆     --- 安値寄り付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
00 JUL  502 1/2 - 04  505 1/2  502  505  +1/4  43465  -3281 
00 AUG  498 1/2 - 99  500  496 1/4  498  -3 1/4  20665  +1185 
00 SEP  493 - 94  494 1/2  489  491 3/4  -4 1/4  16051  +564 
00 NOV  497 - 98  499  493  495 3/4  -5  63709  +1054 
01 JAN  507  507 1/2  503 1/2  504 3/4  -5 1/4  6697  +392 
01 MAR  515  516  511 1/2  513  -5  5025  +38 
            167338  -82 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
JUL  17080  -10  JUL  1659  +14  JUL  268 3/4  +5 3/4  105.08-105.83 
AUG  16460  -150  AUG  1676  +9  SEP  280 1/4  +5   
SEP  16000  -240  SEP  1692  +12  DEC  297  +5 1/4   
OCT  15700  -260  OCT  1704  +8  MAR  308 1/2  +4 3/4   
                   

 

 

本日の相場の動き

 

良好な天候。

この使いふるされたフレーズが今日も相場の中心。中西部に週末降った雨で、ほとんどの地域で土壌水分が十分レベルに達し、受粉期に向けたコーン相場が売られ、それに大豆が追随した。流れとしては、ロシアの買い気配から小麦が終盤急騰したことにコーン・大豆も反応し、最安値圏を脱することになったが、少ない取引量で緩慢な動きのせいもあり、安値を維持した。 

先週の話題となった6月最終週の高気圧の可能性が無くなったわけではないが、市場の要因としてはトーンダウン、一部にそのリスクを唱えるものはいたが、材料視されなかった。農家売りは依然少なく、現物市場は今日も堅調となった。商業筋は、本日積極的に買いサイドに回った。 

本日のファンドの動きは、コーン1,500コントラクトの売り越し、大豆500コントラクトの売り越しと見られている。 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部

週末はベルト全般的にドライ、又気温は60〜70度台とほぼ平年並みからやや低めにて推移した。例外的にベルト南東部においては金曜遅くから土曜にかけて降雨を見ている。イリノイ、インディアナ、オハイオ各州の南部においては0.4〜2.0インチ (イリノイ南部の一部地域では4-5インチ)となっているが、ベルト全体としては15〜20%にとどまっている。 

今週は、火曜〜水曜と西から東へ前線が通過見込み。40%の範囲に0.25−1.25インチの降雨。木曜から土曜までは概ねドライ。次の前線は日曜から月曜にかけて、40%の範囲にライトシャワー。気温については、今週は概ね70台中盤より80台中盤にての推移見込みにて、マーケットが喜びそうな90以上の予報は出ていない。来週ベルト西部にてその可能性を示唆する話もでていることから今週はこの動向を注視したいところ。 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

NWS 6-10日間予報 

 

  気温  降水量 
西部ベルト  A (72)  A/N (0.70/2) 
東部ベルト  A (74)  N (0.65/2) 

やや弱い材料か。 

 

 

本日の発表等

 

1)輸出検証高(6月9日-6月15日:千ブッシェル)

 

  発表数字  事前予想 
コーン  29,248  30-35 
大豆  10,303  8-12 
小麦  13,963  17-22 

ほぼニュートラル。 

2)進捗率 

 

作付け  6/19現在  先週  昨年  平均 
マイロ  92%  86%  83%  82% 

予想の範囲内。 

 

発芽率  6/18現在  先週  昨年  平均 
コーン  97%  93%  88%  N/A 
大豆  93%  87%  87%  N/A 

予想の範囲内。 

 

  6/19  先週  昨年  平均 
コーンシルキング  2%  NA  2%  1% 
大豆開花率  2%  NA  1%  1% 

 

作柄  非常に悪い  悪い  普通  良い  非常に良い  指数(今週)  (先週)  昨年 
コーン  2%  5%  21%  52%  20%  103.6  102.0  107.3 
大豆  1%  4%  26%  55%  14%  103.5  102.3  104.3 

予想通りの作柄改善。材料としてはニュートラル。 

 

3) コミットメントオブトレーダーズ報告(フューチャーズ・オプションズ) 

ファンドネットポジション (単位:コントラクト) 

  6月13日現在  フューチャーのみ 
とうもろこし  18,147SHORT   29,720 LONG  
大豆  137 LONG  6,388 LONG 
大豆粕  21,623 LONG  22,117 LONG 
大豆油  2,324 LONG  8,333  LONG 

ほぼニュートラル。 

 

 

本日のトーメンの意見

 

カントリーではそろそろ豊作を先取りし始めている。

作柄の改善は予想通りであり、これ以上作柄改善を弱い材料にする事は難しい。大きく下げるのは、やはりコーンの受粉に問題ないことが確認されるまで待つ事になると思う。 

ただカントリーではもう豊作を意識し始めた動きが見られる。今年の作付面積で豊作になれば、一部の地域を除いてとても保管スペースが足らなくなる可能性があり、カントリーエレベーターの中には今から農家に保管契約を結ぶ事を勧め始めている。ここ2、3年の政府の補助金により自社サイロを持つ農家が増えてはいるがまだ充分ではない。農家もずいぶん豊作を意識し始めていると聞く。かといって、今すぐに売りが見られるかといえばそうはならない。農家のアイデアは収穫後の安値を狙ってそこでまずLDPをFIXする。その後相場が回復したのちに現物を売るという方法。まだ値下がると思えば、今から先物を売っておき、大きく下がった所で後からLDPをFIXするやりかたも考えられるが、農家には一般的ではないという。 

今後天候次第ではあるが豊作パターンを考えた場合、7月に大きく下げたあと徐々に価格が回復し、収穫期に再度安値場面が見られる。また徐々に値が回復したのち年明けに前後に再度農家売りから値を下げるという流れが考えられる。(N) 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)