(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2000年6月22日

 

本日の相場

とうもろこし  ---高値寄り付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
00 JUL  204 3/4 - 05 1/4  206  202 1/2  202 3/4  -3/4  133842  -4104 
00 SEP  213 3/4 - 13 1/2  214 3/4  211  211 1/4  -1/2  105645  +2383 
00 NOV  222 1/4  222 1/4  218 3/4  219 1/4  -1/4  1048  -53 
00 DEC  225 1/2 - 26 1/4  226 1/4  223  223 1/4  -1/2  163353  +1438 
01 MAR  236 1/2 - 36 1/4  236 3/4  234  234 1/4  -1/2  25719  +1338 
01 MAY  243  243  240 1/2  240 1/2  -1/2  5050  +44 
            450763  +1703 

 

大豆     --- 高値寄り付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
00 JUL  510 1/2 - 12  512  501 1/2  501 3/4  -4 3/4  36827  -663 
00 AUG  500 -99  500 1/2  491  492  -4  21191  +560 
00 SEP  490 - 89  490 1/2  481  481 1/4  -5  16055  -45 
00 NOV  492 1/2 - 92  493 1/2  483  483 1/2  -5 1/2  66904  +1206 
01 JAN  503  503  493 1/2  493 1/2  -4 3/4  7049  +32 
01 MAR  509  510 1/2  502  502  -5 1/4  5621  +612 
            165389  +1788 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
JUL  17000  -100  JUL  1641  -23  JUL  277 1/2  +1/2   
AUG  16290  -100  AUG  1660  -25  SEP  289 3/4  +1   
SEP  15770  -100  SEP  1679  -26  DEC  306 1/4  +3/4   
OCT  15430  -70  OCT  1695  -26  MAR  319  +1 1/2   
                   

 

 

本日の相場の動き

 

まだまだ雨。ナイトセッションの強気を引き継げず。

一部予報家による来月始めの中西部におけるホット・ドライ予報がナイトセッションを強気に置き、好調を示したコーン輸出成約高報告と相俟って、コーン・大豆相場を高値で立ち上がらせた。長く下げてきた両相場だけに、売られ過ぎ感の台頭もその原因とされた。 

コーンはその一日のほとんどを昨日比高値サイドで過ごしたが、昼の弱材料となる天気予報と大豆の下落に影響され、安値引けとなった。来月のホット・ドライ予報が一部であるものの、今年の天気予報に対する不信感と、今月中の天候に大きな変化が予想されないことが、最後には効果を示した。また、乾燥が深刻になっていた中国で、来週雨見込みとなったことや、メキシコがコーン輸入割当発行を渋っているとの噂が、相場を仕上げた。 

大豆は、取引量が少なかったにもかかわらず、上げて下げるタイプの比較的値幅の大きな日であった。ただ、本日も主因は天候。その他大豆が穀物相場の下げのリード役になった背景には、中国からの需要減退懸念。大豆粕付加価値税は13%からの削減が予想されていたが、据え置きになるとの情報、また、大豆については大豆粕同様の13%に引き上げるとの噂が流れ、失望売りを誘った。 

本日のファンドの動きは、コーン400コントラクトの買い越し、大豆3,500コントラクトの売り越しと見られている。 

 

 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部

中西部のほとんどの地域が来週まで最高80度台の平年並み気温が続くであろう。7月始めから少し気温は上昇するが、本当に暑くなるのは西部ベルトのさらに西のみ。生育地にかかるとしても、ネブラスカの中央部と東部くらいなものか。降水量については、来週は無数の前線到来があり、コーンベルトに広く雨が降る見込み。したがって、今月末まではクロップを脅かす天候にはなりにくい。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

 

 

本日の発表等

 

1) 週間輸出成約高報告(6/8週) (単位:千トン)

 

  週間成約高  成約量累計  成約残 
  今年度  来年度  今年度  昨年度  今年度  来年度 
コーン  955.6  174.9  45,597.3  45,785.3  7,249.6  829.5 
大豆  288.6  136.2  25,427.9  21,327.7  2,141.5  576.6 
小麦  521.6  0.0  4,431.6  4,286.7  3,526.1  0.0 
大豆粕  83.9  0.4  5,364.1  5,398.2  777.8  115.6 
大豆油  -0.3  0.0  330.4  816.7  31.9  1.0 

− コーンは予想以上にて強気な数字。 

2) 週間輸出高 (単位:千トン) 

 

  輸出量  輸出量累計  USDA予想 
  今週  先週  今年度  昨年度   
コーン  830.9  934.1  38,347.7  38,117.8  47,630 
大豆  204.9  367.2  23,286.4  19,473.7  25,990 
小麦  445.3  381.7  905.5  1,129.4  30,620 
大豆粕  146.0  60.2  4,586.3  4,487.2  6,260 
大豆油  2.7  4.1  298.5  734.3  640 

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

7月の一時期の相場上昇の可能性に注意。 

「過去数週間雨の日が多く日照が少ないため、早期作付けの割には生育が遅れている。」という説があちこちで言われているが、 

「今日うちのコーンを調べたら、タッセルの用意ができてたよ。来週なかばにはタッセリングだね。受粉は月末になると思う。6月中の受粉なんて生まれて初めてだね。でも、うちは回りより遅い方かな。」(52歳:イリノイ州中部の男性) 

「6月18日時点のコーンの高さ平均。今年は31インチ、去年は23インチ、過去5年平均は14インチ。」(イリノイ州農業統計サービスの公式記録) 

100億コーンに死角は少ない。 ( F ) 

 

(大豆) 

8月中には4ドル台中盤か。 

長く底を這っていた搾油マージンがここへ来て急回復を見せている。その主な理由は、原料である大豆相場が好天候から大幅下げを続けていることに比べ、大豆粕は需要が国内外で好調であり且つその生産が少ない(搾油量が少ない)ため、下げにくくなっているからである。搾油マージンが30ヶ月ぶりの高水準になっているのに、まだ搾油量増加の鮮明な兆しが見られないのはなぜか。搾りたくても搾れないからである。なぜか。大豆が手に入らないから。なぜ大豆が市場に流れないのか。言うまでもなく、農家が高値を期待しているから。 

なぜ高値期待をするのか。大豆クロップが最も天候に左右される8月と、コーンの受粉期を残しているから。しかし、実際には大豆相場の大勢はコーン受粉の良し悪しによって決定されることが多い。受粉期をうまく乗り切ったらどうなるか。農家は期待を裏切られて大豆を売りに出す。受粉期にドライが来て高騰したらどうなるか。農家は期待通りの相場の小躍りし、大豆を売りに出す。どちらも結果は同じである。そして、そこにはマージン改善で大きな口を空けて待っている米国搾油メーカーがいる。原料大量供給、製品大量生産で大豆三品相場にプレッシャーがかかる。コーンの受粉を乗り切った場合、8月中には4ドル台前半が見えてくる。 ( F ) 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)