(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント
2000年6月29日
| 本日の相場 |
とうもろこし ---高値寄り付き、高値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| 00 JUL | 195-95 1/2 | 196 | 194 1/2 | 194 3/4 | +2 | 60486 | -20589 |
| 00 SEP | 204 3/4-04 | 204 3/4 | 203 1/4 | 203 3/4 | +2 3/4 | 132809 | +10540 |
| 00 NOV | 212 1/2 | 213 | 211 3/4 | 212 | +3 | 1307 | +12 |
| 00 DEC | 217-16 | 217 | 215 | 216 | +3 | 176489 | +1071 |
| 01 MAR | 220 1/4 | 227 3/4 | 226 1/2 | 227 1/4 | +2 3/4 | 28577 | +511 |
| 01 MAY | 227 3/4-27 1/2 | 234 | 233 | 233 1/4 | +2 1/4 | 5695 | +18 |
| 423752 | -7907 |
大豆 --- 高値寄り付き、高値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| 00 JUL | 492 | 494 | 488 1/2 | 490 3/4 | +2 1/4 | 17768 | -4295 |
| 00 AUG | 496-95 1/2 | 496 | 491 | 492 3/4 | +3 1/4 | 23464 | +1489 |
| 00 SEP | 487-86 | 488 1/2 | 485 | 486 3/4 | +7 1/2 | 18012 | +569 |
| 00 NOV | 492-90 1/2 | 493 1/2 | 489 1/2 | 491 3/4 | +8 | 72222 | +672 |
| 01 JAN | 500 1/2-500 | 502 1/2 | 500 | 501 1/4 | +7 1/2 | 7104 | +462 |
| 01 MAR | 510 1/2 | 511 | 509 | 510 | +7 3/4 | 5923 | +435 |
| 155905 | -550 |
| MEAL | CHG | OIL | CHG | WHEAT | CHG | NY-YEN | |||
| JUL | 16990 | +130 | JUL | 1599 | +3 | JUL | 271 3/4 | +1/4 | 104.70-105.14 |
| AUG | 16520 | +200 | AUG | 1618 | +0 | SEP | 284 3/4 | +1/2 | |
| SEP | 16050 | +280 | SEP | 1642 | +2 | DEC | 301 3/4 | +1/2 | |
| OCT | 1576 | +260 | OCT | 1658 | +7 | MAR | 315 1/2 | +1 | |
| 本日の相場の動き |
来週のホット&ドライ、本日も強く支持される
ナイトセッションからのフォロースルーで高値寄りつき。本日は、特に新規材料がマーケットに出てきた訳ではないが、昨日材料視されなかった来週の中西部ホット&ドライが、昨日の引け以降改めて確認・指示継続されたこと、金曜日の農務省各発表を前にしたポジション調整的な動きがほぼ中心的な材料となった。セッション中もこの来週の天候については、その程度のほどは別としても一様に各社とも『ホット&ドライ』で足並みが揃った事が、高値を継続させた要因と言える。成約関係では、中国が昨日米国産大豆の1船買付けているが、8月積みにてもう1-2杯のテンダーに入るのではないかという噂もサポーティブに捉えられた
| 各生産地の天気予報および状況 |
米国中西部 (→ 来週のホット&ドライ予報維持。木曜まで停滞か)
ベルト北部中心(アイオワ中央部・ミネソタ南東部・ウイスコンシン・オハイオ中北部など)にお湿り程度の雨を見た。0.1-0.5inchで15%の範囲。今週末にかけては概ねドライで昨日までの予報と基本的に変わらない。金曜から土曜にかけてミズーリ・ネブラスカの一部で若干の雨、又日曜日から月曜にかけてはサウスダコタ・ミネソタ・アイオワ北部・ウイスコンシン・イリノイ北部・インディアナ〜オハイオ北部にかけて0.25-1.00inch(50%の範囲)の降雨予報となっている。さて、焦点はこの雨の後のホット&ドライ。本日も著名な天気予報家であるジョン・デービス氏をはじめ、皆一様にその予報で一致している。同氏の予報を引用すると、気温は日曜より上昇局面。高気圧は木曜まで中西部に停滞。気温は89-97度。(lowでも70半ばより80前半)特にその高温の影響を受けそうな地域は、ネブラスカ・カンザス・ミズーリとなっている。金曜以降一旦高気圧はロッキー山脈の方へ移動するが、再来週それば再びベルト西部へ戻ってくる可能性が示唆されている。このタイミングは、コーンポリネーションの最盛期となる7月中旬と一致することから、今後の各予報の動きに相場も敏感に反応することになろう。
中国 (→ 週末から来週いっぱいにかけて、記録的な高温予想)
大豆/コーンの産地においては昨日降雨をみている。(0.3-1.0 地域によっては2inchまで)気温は高く、殆どの産地地域で80度台後半〜90度台半ばとなっている。週末から来週いっぱいにかけては北部平原地域において、強い高気圧の張り出しと停滞を予想。日曜より来週の金曜にかけて94-105度という極めて厳しい熱波が襲いそう。
アメリカコーンベルトよりも深刻な予報が出ている故、来週は中国の天候推移からも目が離せない状況となっている。
米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ)
| NWS6-10日(July4-8)予報 |
| 気温 | 降雨量 | |
| 西部ベルト | A (72) | A (0.7/2) |
| 東部ベルト | A (74) | N/A(0.65/2) |
| 本日の発表等 |
| 1) 週間輸出成約高報告(6/22週) (単位:千トン) |
| 週間成約高 | 成約量累計 | 成約残 | ||||
| 今年度 | 来年度 | 今年度 | 昨年度 | 今年度 | 来年度 | |
| コーン | 675.9 | 166.0 | 46,273.3 | 46,460.5 | 7,161.0 | 995.5 |
| 大豆 | 189.6 | 19.0 | 25,617.5 | 21,651.6 | 2,078.7 | 595.6 |
| 小麦 | 416.4 | 0.0 | 4,847.9 | 4,678.9 | 3,515.7 | 0.0 |
| 大豆粕 | 61.0 | 11.2 | 5,425.0 | 5,458.5 | 776.5 | 126.8 |
| 大豆油 | 2.8 | 0.0 | 333.2 | 812.8 | 34.7 | 1.0 |
− 大豆は予想以下、コーンは範囲内。
| 2) 週間輸出高 (単位:千トン) |
| 輸出量 | 輸出量累計 | USDA予想 | |||
| 今週 | 先週 | 今年度 | 昨年度 | ||
| コーン | 764.6 | 830.9 | 39,112.3 | 39,126.0 | 47,630 |
| 大豆 | 252.4 | 204.9 | 23,538.8 | 19,831.3 | 25,990 |
| 小麦 | 426.7 | 445.3 | 1,332.2 | 1,558.8 | 30,620 |
| 大豆粕 | 62.2 | 146.0 | 4,648.5 | 4,661.9 | 6,260 |
| 大豆油 | 0.0 | 2.7 | 298.5 | 755.0 | 640 |
| 3)USDA作付け面積・在庫報告事前予想 |
【在庫報告】 (十億ブッシェル)
| 予想平均(レンジ) | 3月1日USDA | 1999年6月USDA | |
| 大豆 | 0.776 (0.753-0.825) | 1.397 | 0.850 |
| コーン | 3.487 (3.300-3.581) | 5.606 | 3.616 |
| 小麦 | 0.932 (0.900-1.150) | 1.412 | 0.946 |
【作付け面積】 (百万エーカー)
| 予想平均(レンジ) | 3月1日USDA | 1999年6月USDA | |
| 大豆 | 74.992 (74.4-76.6) | 74.871 | 73.780 |
| コーン | 77.928 (76.4-79.4) | 77.881 | 77.431 |
| 春小麦 | 14.763 (14.5-15.0) | 61.664 | 14.809 |
| デュラム | 3.645 (3.4-4.0) | 14.809 | 3.610 |
| 本日のトーメンの意見 |
目先の天候とその程度をマーケットがどう判断するか。
天候相場のメインステージとも言える時期が目の前に迫っている。特にとうもろこしについては、向こう半月、言わずと知れたポリネーション時期であり、現在豊作であろうがなかろうがマーケット参加者皆が皆センシティブになるタイミングである。そのタイミングを待っていたかのように、熱波が中西部に来ようとしている。マーケット参加者としては、この高気圧が中西部に何を残していくか、じっくりと見極めたい。残ったものは強材料にも弱材料にもなりうるものだが、どちらをとっても現時点では短期的な動きに過ぎないであろう。よってこの動きは深追いしたくない。 ポリネーション期のコーンに今回の熱波が何を残したか、マーケットが認識し始めた時点で、次の展開が見えてくるものと考える。
明日は農務省報告。大きなファンダメンタルズがマーケットに提供される。次の展開を考える上での大きなベースとなる発表故、上記の天候状況と共に、その数字はじっくり確認したい。(A)
(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)