(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント
2000年7月03日
| 本日の相場 |
とうもろこし ---大幅安値寄り付き、大幅安値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| 00 JUL | 185 3/4-85 | 185 3/4 | 180 | 183 1/4 | -4 1/4 | 20,522 | -11,160 |
| 00 SEP | 193-93 1/2 | 193 1/2 | 187 3/4 | 190 3/4 | -5 | 151,613 | +3,386 |
| 00 NOV | 199 | 196 1/2 | 198 1/4 | -5 3/4 | 1,319 | -72 | |
| 00 DEC | 204 1/4-04 1/2 | 204 1/2 | 199 1/4 | 202 3/4 | -4 3/4 | 174,321 | +290 |
| 01 MAR | 216-16 1/4 | 216 1/2 | 211 1/4 | 214 3/4 | -4 1/4 | 28,682 | +630 |
| 01 MAY | 223 1/2 | 223 3/4 | 218 1/4 | 222 | -4 1/4 | 6,093 | +295 |
| 402,040 | -5,545 |
大豆 --- 大幅安値寄り付き、大幅安値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| 00 JUL | 472-71 1/2 | 472 | 464 | 468 1/2 | -9 | 6,561 | -4,346 |
| 00 AUG | 475-76 | 476 | 467 | 472 1/2 | -10 1/4 | 30,398 | +3,262 |
| 00 SEP | 465-66 | 467 | 458 1/2 | 466 1/2 | -6 3/4 | 17,712 | +220 |
| 00 NOV | 468-70 | 472 | 461 1/2 | 470 1/2 | -6 1/4 | 72,696 | +1,414 |
| 01 JAN | 478-79 | 481 | 471 1/2 | 480 | -6 1/2 | 7,409 | +88 |
| 01 MAR | 484-85 | 490 | 482 1/2 | 489 3/4 | -5 3/4 | 6,050 | -71 |
| 152,181 | +612 |
| MEAL | CHG | OIL | CHG | WHEAT | CHG | NY-YEN | |||
| JUL | 16390 | -30 | JUL | 1542 | -44 | JUL | 245 1/2 | -14 | 105.62-105.88 |
| AUG | 15980 | -21 | AUG | 1563 | -36 | SEP | 257 1/2 | -13 3/4 | |
| SEP | 15440 | -26 | SEP | 1585 | -39 | DEC | 274 1/2 | -14 | |
| OCT | 15240 | -10 | OCT | 1600 | -40 | MAR | 289 | -14 | |
| 本日の相場の動き |
-結局、ホット&ドライ予報も肩透かしに-
本日のマーケットの目はオープン前から、様子の変わった各天気予報に注ぎ込まれていた。週末、中西部北部中心に降雨、又来週の高気圧の到来もいまや唱えるも者もなく、一転して来週の気温はクールダウン予報。先週金曜の作付け・在庫発表後のフォロースルーも確かにあったが、本日は何といってもこの天候の動きがマーケットを支配したといってよい。 商内の中心はコーンと小麦で、コーン・オーツ・小麦・大豆油にて本日約定安値更新をするに至った。
コーンについては、受粉の中心期間になるであろう向こう2週間において現在の予報であれば、これまでの降雨実績・湿度など加味すればほぼ理想に近い天候となる。つい数日前まで、強材料視されたものが、結果理想に近い天候になった訳で、心理的にもここまで狼狽売りが出ることとなる。
小麦。本日のファンドの売りは実に12,000コントラクトに及ぶ。金曜日の在庫報告と、春小麦の作付け予想数字は共に大きな弱材料となっており、本日の天候相場とともにファンドの大きな売りを誘った要因となった。
本日のファンドは、コーン4000コントラクト、大豆3500コントラクト、大豆油2700コントラクト、大豆粕3000コントラクト、小麦12000コントラクトの売り越しとなった。
| 各生産地の天気予報および状況 |
米国中西部
-来週のhighs,70度半ば〜80度半ば。受粉にこの上ない気候に-
週末はサウスダコタ、アイオワ中・北部、ミネソタ中・南部、ウイスコンシン南部、イリノイ・インディアナ・オハイオ各州北部と比較的広い範囲に0.3-1.75inch(ところによっては3inch)の降雨を見た。過去3日間で0.3inch以上の降雨を見た地域はベルトの35-40%。
今週、水曜もしくは木曜まで、概ね気温はhighs80度台にとどまる。木曜あたりから上昇を始め、ネブラスカ・カンザスあたりで97-98度までが予想されている。中西部の殆どの地域にてhighs80台後半より90度前半までと言われる。その後、日曜遅くより来週(7月10日の週)いっぱいにかけては、当初予想されたような高気圧のベルト地域への戻りはなく、気温はhighs70度半ばより80度半ばと、かなりクールダウンすることとなりそう。
向こう一週間で0.3-1.75inch(多いところでは3inchまで)の雨がベルトの65-70%の地域で予想されている。今のベルトの状態は、基本的に大雨はないものの、いつでも通り雨程度の雨は出てきそうな状態といえる。従い、今週後半高温は予想されているものの、ホットではあっても決してドライとは言えない。むしろこれまであまりに順調に絶え間なく降雨を見ている産地地域にて、湿度は極めて高いものとなろう。
中国
-週末実績は高温で雨なし、今週も前半は高温継続-
中国北部の大豆・コーン産地においては過去数日94-102度、所によっては108度までの高温を記録している。又週末降雨らしい降雨は見ていない。総じて作物にはストレスとして受け止められている。この熱波は水曜もしくは木曜まで、同等の威力を継続しながら停滞しそうである。週後半より来週にかけて気温は下がるものの、平年比では依然として高いレベルを保つ。降雨はベルトの40%の範囲で若干量の期待はできそう、但し、中心はベルトの南部にて北部では期待薄。
米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ)
| NWS6-10日(July9-13)予報 |
発表が遅れた。
| 本日の発表等 |
| 1)輸出検証高(6月23日-6月29日:千ブッシェル) |
| 発表数字 | 事前予想 | |
| コーン | 30,368 | 25-35 |
| 大豆 | 14,060 | 8-12 |
| 小麦 | 19,479 | 15-22 |
コーンはニュートラル、大豆はややサポーティブ。
| 2)進捗率 |
| 7/2 | 先週 | 昨年 | 平均 | |
| コーンシルキング | 9% | 4% | 5% | 4% |
| 大豆開花率 | 19% | 8% | 12% | 7% |
| 作柄 | 非常に悪い | 悪い | 普通 | 良い | 非常に良い | 指数(今週) | (先週) | 昨年 |
| コーン | 2% | 5% | 19% | 51% | 23% | 104.9 | 103.9 | 108.8 |
| 大豆 | 2% | 6% | 26% | 51% | 15% | 102.8 | 102.5 | 105.0 |
ニュートラルからややサポーティブ。もう少し改善しているのではと予想するトレーダーもいた。
| 3) 本日の7月限受渡通知 |
| 数量(コントラクト) | 契約最終日 | |
| コーン | 557 | Jun12/00 |
| 大豆 | 1,768 | Jun30/00 |
| 大豆粕 | 0 | |
| 大豆油 | 657 | Jun29/00 |
| 小麦 | 1,525 | Jun29/00 |
| 4)コミットメントオブトレーダーズ報告(フューチャーズ、オプションズ) |
ファンドネットポジション (単位:コントラクト)
| 6月27日現在 | フューチャーのみ | |
| とうもろこし | 22,541 SHORT | 2,724 LONG |
| 大豆 | 4,211 LONG | 7,898 LONG |
| 大豆粕 | 8,317 SHORT | 9,465 LONG |
| 大豆油 | 1,375 SHORT | 2,059 LONG |
コーンはニュートラル。大豆は弱気材料。
| 本日のトーメンの意見 |
底値をどこまでとみるか。
昨年7月にコーン・大豆価格が一番下がって(コーン期近177、大豆401-1/2)、ファンドが一番大きなショートポジションを作った時はフューチャーのみで、コーン69、000コントラクト、大豆22,000コントラクトのショート。オプション付きでコーン67,000コントラクト、大豆22,000コントラクトのショートであった。金曜日発表のコミットメントオブトレーダーズは先週火曜日現在のポジションで、コーン2,724コントラクトのロング、大豆7,898コントラクトのロングとなっている。また金曜日までのポジションを想定するとコーンは4,000コントラクトのショート、大豆は1,500コントラクトのロングとなっている。オプションにてヘッジショートがあるとは予想されているが、それにしても昨年の同時期とは比べようもない。昨年程度までのポジションをファンドが取る事は今の状況からは充分に考えられる。したがい昨年付けた安値までの可能性は充分にあるといえる。
本日発表のオプションを入れたファンドのポジションはコーンで22,500コントラクトのショート、大豆は4,000コントラクトのまだロングであった。大豆にてまだファンドのポジションがロングであったということは驚きである。向こう10日間の天気予報にも不安が無くなりつつあり、ファンドの更なる売りが見込まれる。ファンドのショートポジションは大きくない。7月4日を境に相場が変わった事は確かにあったが、今年は更なる安値へのきっかけになるのではないか。コーンであと20セント、大豆であと50セントの下げは射程内に入ってきた。(N)
(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)