(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2000年7月11日

 

本日の相場

とうもろこし  --- 高値寄り付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
00 JUL  181 1/4  181 1/4  178  178 1/4  -2 1/4  4508  -1663 
00 SEP  187 3/4-88 1/4  188 1/4  184 3/4  185  -2  152479  -1093 
00 NOV  195 1/4  195 1/4  192 1/2  193  -2  1515  +17 
00 DEC  199 1/4-99 1/2  199 3/4  196 1/2  196 3/4  -2  175971  +1273 
01 MAR  201  211 1/2  208 1/4  208 1/2  -2  31899  +1304 
01 MAY  211 1/2-11  217 3/4  215 1/2  215 1/2  -1 3/4  6488  +3 
            394019  +67 

 

大豆     --- 高値寄り付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
00 JUL  474 1/2  475  470  471 1/4  -2  1283  -637 
00 AUG  475-74 1/2  475  469  469 1/2  -4  28280  -871 
00 SEP  463  463  454 1/2  454 3/4  -7 3/4  17898  +1390 
00 NOV  466 1/2-67 1/2  467 1/2  457  457 3/4  -8 3/4  73708  +1666 
01 JAN  477  477  467  467 1/4  -9 1/2  7527  -24 
01 MAR  486 1/2  486 1/2  477 1/2  477 1/2  -9 1/4  6429  +67 
            147634  +1851 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
JUL  16830  +50  JUL  1565  -15  JUL  247  -1/4  106.79-107.07 
AUG  16090  -30  AUG  1576  -13  SEP  256 1/4  -3/4   
SEP  15390  -90  SEP  1596  -11  DEC  273 3/4  -3/4   
OCT  14930  -150  OCT  1613  -16  MAR  288 1/2  -1/2   
                   

 

 

本日の相場の動き

 

-薄商内の中、本日も天候が弱材料-

@月曜のUSDA週間作柄報告にてマーケットの期待ほどの改善が見られなかったこと Aコーン・大豆共に、各輸入国よりの成約報告・引き合いのニュースが流れていたこと B昨日のマーケットの余韻 などからほぼ変わらずから小幅高にての寄付きとなった。が、本日も作物にとって理想的な天候が継続する内容の予報には勝てず、結局取引量の少ない中、ファンド売りに値を下げて引けた。 

本日は、大豆で中国の2-3杯の米国産の買付け、その他メキシコ・台湾よりの買付け・テンダーのニュース、又コーンでは昨日韓国の105000トンの買付けが米国産へ変更されそうなこと、オーバーナイトでの35000トンの買付け、更には160000トン近いテンダー予定、、とここまで下げてきた相場が各国の買付けを促し、期近ベーシスのレベルは非常に強い状況が続いている。 

本日のファンドの動きは、コーンが2000枚の売り越し、大豆が3400枚の売り越しとなっている。 

 

 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部

-昨日の予報を継続- 

昨日はイリノイ中央部・オハイオ南部を中心にベルト15%に0.25-1.25inchの降雨を見た。本日もイリノイ南部・インディアナ南部・オハイオ南東部・ミズーリ北部などでシャワーは続いている。明日にかけてもベルト西部中心に0.25-1.0inch(45%の範囲)の予報。今後一週間でベルト中央部・東部では75%の範囲に0.4-2.0inch、ベルト西部では40%の範囲では0.3-1.4inchの絶え間ない雨が予報されている。気温は今後10日に亘って総じてhighsは80度台〜90度前半。(ネブラスカ・カンザスの一部で100度台前半まで) 

作物にとっては、引き続き順調なコーン受粉と大豆の開花を促すものとなっている。全く問題ない。 

デルタ地域 

昨日はドライ。気温はhighs93-100度。木曜あたりまでに0.25−0.75inch(25%の範囲)の降雨が見込まれるが気温はhighs95-100度。金曜よりは又ドライな天候となる。ミシシッピー州の半分では既に着鞘時期になっているが、ミシシッピー中央部・アーカンソ中央部においてのドライ懸念は引き続き言われているので、今後の移り変わりを注視したい。 

中国 

-現在のドライ傾向来週も継続- 

昨日は産地ベルト東部の15%の地域にて0.25-1.00inchの降雨を見たがベルト全体としては5%にも満たない範囲にとどまった。気温はベルト北部で90度半ばより100度前半まで、南部では80度半ばより90度前半までの上昇。明日以降来週いっぱいにかけて、現在のトレンド変わることなく、基本的にドライ。降雨システムの予報はなし。東北三省の状況は引き続き要注意。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

 

本日の発表等

 

1)受渡可能在庫 (千ブッシェル)

 

  7月7日  前週  前年同期 
コーン  4,377  4,838  NA 
大豆  5,911  6,155  NA 
小麦  31,402  30,532  36,491 

特に変化なく、ニュートラル。 

 

2)ローンデータ (百万ブッシェル) 

−コーン− 

  7月4日  先週比  Forfeit合計  先週比  Redeem合計  ローン合計 
1998crop  0.3  -0.1      44.9   unch    1,727.5   1,772.7 
1999crop  822.4  -17.9      0.1   unch    595.8   1,418.3 

−大豆− 

  7月4日  先週比  Forfeit合計  先週比  Redeem合計  ローン合計 
1998crop  0.1  unch        11.6   unch    330.4   342.1 
1999crop  136.2  -2.1      0.0   unch    150.5   286.7 

1999年クロップのローンがまだ相当量残っており、今後の弱い材料になる可能性が強い。 

 

本日のトーメンの意見

 

昨日のように大豆8月限がオープニングの安値から18セントもの上げをみせたり、コーン12月限や大豆11月限にて契約新安値をつけてから反発したりすると、待ち構えていたかのように底値をうったと言い始めるトレーダーがいるがまだ早い。確かにコーン・大豆とも2度目の安値トライが跳ね返されているが、ファンドのネットポジションは昨年とまだ比べようもないほどショートが少ない。今後の天気予報も相変わらず降雨に恵まれそうだ。これだけの安値条件が残っているうちは、2度程度の安値トライで底を売ったとは思えない。ダブル底よりもトリプル底という格言は少し信頼性が大きいゆえ、もし3度目の安値トライが跳ね返されたら、そこは短期的な底をうったとみていいかもしれない。

明日の需給報告は大豆が輸出数量の増加から期末在庫を減らす程度、コーンの生産量が100億超となると見られている。その通りになった場合、sell the factから3度めの安値をトライする可能性もある。短期的に3度目の安値トライの結果がどうでるかに注目している。(N) 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)