(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2000年7月13日

 

 

本日の相場

とうもろこし  ---高値寄り付き、小幅高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
00 JUL  181  181  178 1/2  179 3/4  +3/4  2614  -998 
00 SEP  187-87 1/2  187 1/2  184 3/4  186  +1/4  148634  -1869 
00 NOV  195  195  193 1/2  193 3/4  +1/2  1488  -2 
00 DEC  198 1/2-99  199 1/4  196 1/4  197 3/4  +1/4  179443  +4252 
01 MAR  202  211  208  209 3/4  +1/2  33456  +1288 
01 MAY  210 1/2-10 3/4  217 3/4  215 1/4  217  +3/4  6776  +253 
            395806  +4583 

 

大豆     --- 高値寄り付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
00 JUL  477  477  465 1/2  466 3/4  -7 3/4  681  -80 
00 AUG  476-74  474  466  466 1/2  -5 3/4  25391  -1233 
00 SEP  461 1/2-62  462  454 1/2  455 3/4  -4  17627  +190 
00 NOV  465-64 1/2  465 1/2  458  460 1/4  -2 3/4  75022  +1753 
01 JAN  474 1/2-75 1/4  475 1/4  469  470 1/4  -3  7590  +47 
01 MAR  482 1/2-83  483 1/2  479  480 1/2  -1  6598  +183 
            145439  +861 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
JUL  17110  +150  JUL  1552  -11  JUL  356  +2  107.03-108.32 
AUG  16140  -10  AUG  1562  -8  SEP  254 1/2  +2   
SEP  15590  +60  SEP  1582  -8  DEC  272 1/4  +2 3/4   
OCT  15110  +30  OCT  1602  -9  MAR  288 1/4  +3 1/4   
                   

 

 

本日の相場の動き

 

テクニカルに戻して引けた昨日のフォロースルーがそのまま本日の寄り付きのムードとなりほぼ変わらずからやや高値での開始となった。しかし、昨日引け後の6-10daysは問題なし、又本日朝までの天気予報についても、ベルト南西部の一部高温ドライ懸念を唱えるものがあるものの、現段階では総じて良好に受け止められていること、その他、寄付き後に発表された週間輸出成約高も弱材料視され、一日『quiet & dull』マーケットとなっている。期近キャッシュは各商品とも多少の上下はありながらも引き続き強い。期近7月限は明日金曜日がラストトレーディング日となるが、大豆粕はデリバリーがゼロ、建て玉もまだ大きく残っており、本日も期近のインバース(逆鞘)幅は広がっている。

目先の相場を左右するものとしては、中国産地ベルト・米国デルタの天候推移(特に中国の状況)、強い期近ベーシスの動きと各国よりの買付け動向、そしてファンドの動き(現在コーン約10000コントラクト、大豆約4000コントラクトのショート)ということになろうか。米国中西部の天候は引き続き問題なく作柄は良好だと受け止められているので、強材料視されようと思ったらかなりのエネルギーを要する。又ファンダメンタルズが弱いことは誰しもが認識している。 

本日のファンドの動きは、コーン800コントタクト、大豆3000コントラクトの売りと考えられる。 

 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部

-引き続き良好推移- 

昨日は0.1-0.65inch(ベルトの10%)、週末にかけては概ね良好な天気続き、日曜夜あたりから月曜にかけ40%の地域(ベルト北部中心)にて0.25-1.00inchの雨予想。来週いっぱいは予報に大きな変化なく、散発的な降雨はいつでも可能、気温はベルト西部が東部より高めのレベルにて推移すると見られるが、95度以上の高温が心配される地域は今までと同様にネブラスカ・カンザス・ミズーリの一部に限られそう。 

ここシカゴ郊外では昨日・今日と2日ともほぼ快晴に恵まれたが、この3週間で快晴が2日続いた日は記憶がないくらい。それ以外の日はロンドンか日本の梅雨のような状況だった、というのが実感。 

引き続きコーン受粉にとっても大豆の開花にとっても、良好な天候推移であり、マーケットの評価もそう考えてよい。 

 

デルタ地域 

-ドライ傾向に注意- 

昨日は0.1-0.5inch(デルタ全体の10%)の降雨を見たのみ。今週末にかけても0.10-0.35inch(デルタの10%)と、一部地域での散発的降雨予報のみにて、殆どドライ継続。気温は平年比やや高め推移、highs北部では90度前半〜半ば、南部では90度半ばより後半(高い地域で103度まで)。来週もその流れを引き継ぎ基本的にホット&ドライ。 

現在デルタでは作物のストレスが蓄積されている最中で、土壌水分も減少中といえる。この状態が来週も継続する、というのが現在の見方であり、予想通り推移すればコンディションは勿論悪化することとなる。 

 

中国 

-ホット&ドライ継続- 

昨日は産地ベルト南部中心に0.25-1.50inchの降雨(全体の15%)。週末にかけ0.5-2.0inchの予想。殆どなきに等しいような散発的な雨となっている。 問題は引き続き高いレベルにて推移する気温である。昨日この欄にてお知らせした北京でも昨日102度をつけている。産地ベルトの一部では104度まで上昇した。週末〜来週にかけてもこのホット&ドライ状況は継続する。特に週末に気温はかなり上昇すると言われる。(高いところでは104度以上)、しかも昨日までの予報と同様に、まとまった降雨システムの到来は全く見込まれていない。 

中国については、ここのところ似たような記事を毎日書いているような気がするが、それだけ作物のストレスは蓄積され、作柄も確実に悪化している、ということになる、要注意。 

 

NWS30日予報(8月) 

 

  気温(平年)  降水量(平年/日数) 
ベルト西部  B (73)  Z (3.41 / 9) 
ベルト東部  Z (75)  Z (2.97 / 8) 

 

NWS90日予報(8月-10月) 

 

  気温(平年)  降水量(平年/日数) 
ベルト西部  Z (73,63,53)  Z (8.51 / 23) 
ベルト東部  Z (75,66,56)  B (8.49 / 22) 

 

30日・90日ともに内容に乏しいが、ひとまずニュートラルからネガティブに受け止められている。 

 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

 

本日の発表等

 

1) 週間輸出成約高報告(6/29週) (単位:千トン)

 

  週間成約高  成約量累計  成約残 
  今年度  来年度  今年度  昨年度  今年度  来年度 
コーン  575.4  170.9  47,656.0  48,218.7  6,819.8  1,235.0 
大豆  220.7  25.0  26,259.5  2,2076.8  2,196.8  723.6 
小麦  632.2  0.0  5,657.6  5,699.0  3,232.5  0.0 
大豆粕  66.9  31.6  5,542.6  5,681.6  765.6  199.9 
大豆油  -.08  0.0  333.3  829.1  30.8  1.0 

− コーンはニュートラル、大豆はやや弱気材料。 

2) 週間輸出高 (単位:千トン) 

 

  輸出量  輸出量累計  USDA予想 
  今週  先週  今年度  昨年度   
コーン  982.8  741.2  40,836.2  41,070.3  47,630 
大豆  135.8  388.2  24,062.7  20,198.9  25,990 
小麦  502.4  590.5  2,425.1  2,380.3  30,620 
大豆粕  61.4  67.1  4,777.0  4,914.6  6,260 
大豆油  2.8  1.2  302.5  767.8  640 

 

3) 本日の7月限受け渡し通知 

 

  数 量(コントラクト)  契約最終日 
コーン   613  JULY10,2000 
大 豆  87  JULY7,2000 
大豆粕  0  APR27,2000 
大豆油  1115  JULY12,2000 
小 麦  271  JULY10,2000 

 

 

 

本日のトーメンの意見

 

天候相場の真っ只中にて言うのも変であるが、上下どちらにも動きようがない。下値は昨日までのトリプルボトムにて強くサポートされている。上値も実需家の買いは当用買いに徹している為、多くは期待できない。大きく上げるような事があれば、待っていましたとばかりアメリカ・ブラジルの農家からの売りが入る。ファンドは売り越しているがポジションは大きくなく中途半端。しばらくは今日のような相場つきが続くか。

8月の需給報告では生産量が増加させられると考えられる事、ファンドのポジションがまだショートを重ねられる事、旧穀のローンが満期となって出て来る事等から、来月には再度安値トライの動きを想定している。来月まで買いが'待てる人は待っていい。(N) 

 

 

 

 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)