(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2000年7月14日

 

 

本日の相場

とうもろこし  ---安値寄り付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
00 JUL  179-78 3/4  179  174 1/2  175 1/4  -4 1/2  863  -1751 
00 SEP  184 1/4-84 1/2  184 1/2  181 1/4  182 1/2  -3 1/2  147118  -1516 
00 NOV  193  193  189 1/2  190  -3 3/4  1410  -78 
00 DEC  195 3/4-96 1/2  196 1/2  193  194 1/4  -3 1/2  179589  +146 
01 MAR  207 3/4-08 1/4  208 1/4  205  206 1/4  -3 1/2  34138  +682 
01 MAY  214 1/4-14 1/2  215  212 1/2  213 1/2  -3 1/2  6871  +95 
            393543  -2263 

 

大豆     --- 安値寄り付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
00 JUL  465 1/2  470  463  465 1/4  -1 1/2  1300  +619 
00 AUG  463 1/2-63  467  459 1/4  462  -4 1/2  25087  -304 
00 SEP  454  456 1/2  446 3/4  450 1/4  -5 1/2  18005  +378 
00 NOV  458-57 1/2  460 1/2  450 1/2  454  -6 1/4  75548  +526 
01 JAN  468  470  461  464  -6 1/4  7868  +278 
01 MAR  479-78  480  471 1/2  474 1/4  -6 1/4  7019  +421 
            147168  +1729 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
JUL  16520  -590  JUL  1542  -10  JUL  242 1/2  -2 1/2  107.84-108.23 
AUG  15810  -330  AUG  1554  -8  SEP  248 3/4  -5 3/4   
SEP  15290  -300  SEP  1573  -9  DEC  265 3/4  -6 1/2   
OCT  14760  -350  OCT  1590  -12  MAR  282  -6 1/4   
                   

 

 

本日の相場の動き

 

本日も中西部の天候状況への安心感がマーケットに浸透する中、限られた取引量での安値寄付きとなる。セッション中も新規材料に欠け、だらだらと下値を探る展開。本日12時にて7月限の限落ちとなったが昨日ゼロだった大豆粕で175コントラクトの受渡しが出てプレッシャーとなり、当限は$5.9/stも値を削ることとなった。大豆の各限月は軒並み約定安値更新(11月限で¢450.50)に至る。コーンも最安値に迫るレベルでの取引となった。

昨日引け後の中長期予報も含め、引き続き良好に天候が推移し続けると捉えられていることは今のマーケットにとっては非常に大きな存在となっている。基本的にこの『良好な天候』という認識が変えられない限り、この天候相場の中大きな相場展開の変化も望みにくいと言える。そういう意味で現在のデルタ地域と中国の産地ベルトにおけるホット&ドライは、その程度のほどは別にしてもこの先の潜在的な材料を秘めているということは言える。その推移については注視していきたいところ。 

☆ ここまで下げた相場を海外の需要家たちがどのような目で見ているか(需要動向:例えば、韓国買付けコーンの米国産へのシフトの噂は引き続きある)、材料視されるような動きが更にでてくるか 

☆ 中西部の良好な天候(この半月はほぼパーフェクトではないか)を受け、月曜の作柄報告でどのくらいの改善が見られるか(一方デルタ地域の状況は悪化した形で報告されるのか) 

☆ 上記ホット&ドライ地域の状況推移 

あたりの状況について、来週月曜日改めて確認したい。 

本日のファンドの動きは、コーン1000コントラクト、大豆2500コントラクトの売り越しだと見られる。 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部

-降雨やや少なめ- 

昨日は全体の10%の地域に0.10-0.65inchの雨を見たのみで、殆どドライ。週末は総じて良好な天候に恵まれるが、気温はやや高め推移。 カンザス・ネブラスカ・ミズーリ・イリノイ南部あたりでは92-97度まで(一部100度台)のhighsが見込まれる。 

今後一週間で0.3-1.8inchの降雨がベルト中・北部では65%、南部では35%の範囲に予想されている。デルタに近いベルト南部は、その影響か降雨も限られ気温も高め推移。 

 

デルタ地域 

-週末にかけ更に気温上昇- 

昨日は殆ど雨なし。気温(highs)はベルト北部で91-96度、南部で96-100度。本日94-98度、土曜95-100度、日曜〜来週頭97-103度と、徐々に気温は上昇の見込み。その間雨は期待できず。今後一週間での降水量はベルトの20%の地域に0.25-1.00inchが期待されるのみにとどまり、まとまった雨をもたらすシステムは依然として現れず。 

来週月曜の作柄報告では恐らくこのデルタ地域の内容は悪化しているだろう。7月に入ってから気温は高く、まとまった雨という雨をみていない。作物のストレスは今も尚蓄積されていっている。 

 

中国 

-週末厳しいホット&ドライ- 

昨日の産地は全く雨を見ず、気温はhighs193-103度所によっては106-108度と、極めて厳しい暑さに見舞われている。今週末はそのレベルか若しくはそれ以上に気温は上昇見込み。降水量についてはライトシャワーすらも期待できそうにない。過酷な週末になりそうだ。 

日曜遅くから火曜にかけては気温はやや下がり(とは言っても高温推移は変わらない)、ベルトの南部中心に0.3-1.3inchの雨(ベルト全体の35%)が予報されている。がこれもこれまでのように散発的な雨にとどまり又ベルト南部に限られる。これまでのパターンと同じである。本日も目先の降雨システムの確認はされていない。よって、特にベルト北部のストレスは更に悪化することになるであろう。 

 

NWS6-10DAYS予報(7月-日) 

 

  気温(平年)  降水量(平年) 
ベルト西部  N/A (74)  A (0.60/1) 
ベルト東部  N/B (76)  N/B (0.57/1) 
デルタ地域  A (82)  A (0.58/2) 

やや弱材料。西部ベルトは平均以上の降雨予報、東部ベルトは平年よりやや少なめの降雨だが気温も低めの為。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

 

本日の発表等

 

1)コミットメントオブトレーダーズ報告(フューチャーのみ)

ファンドネットポジション (単位:コントラクト) 

  7月11日現在  事前予想 
とうもろこし  5,381 SHORT  6,000 SHORT  
大豆  4,228 LONG  2,800 SHORT 
大豆粕  10,760 LONG  1,500 LONG 
大豆油  1,379 LONG  2,200 SHORT 

コーンはほぼ予想通り。大豆3品は予想と違い全てでロングポジションとなっており弱い材料。 

 

本日のトーメンの意見

 

本日で4度目の安値トライとなったが、引け値は契約安値の更新とはならなかった。引け後に発表された、コミットメントオブトレーダーズではコーンは予想通りであったが、大豆3品ではファンドのポジションはショートではなくロングであり、月曜日の弱い材料となっている。引け値ベースで契約新安値を更新した場合には、もう一段の下落が期待できる。コーン12セント、大豆30セントのone more limitダウンも可能と見ている。月曜日のマーケットに注目したい。いずれにせよ買いを急ぐ必要はない。

先週まで9週間連続して、月曜日の相場が下げている事も心理的な下げ要因か。(N) 

 

 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)