(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2000年7月17日

 

 

本日の相場

とうもろこし  ---安値寄り付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
00 SEP  179 1/2-79 1/4  180 3/4  178 1/4  179 1/4  -3 1/4  145505  -1613 
00 NOV  188 1/4-188  188 1/4  186 1/4  187 1/4  -2 3/4  1455  +45 
00 DEC  191 3/4-192 1/2  192 3/4  190  191 1/4  -3 3/4  179905  +316 
01 MAR  193 1/4  204 1/4  202  203  -2  35034  +896 
01 MAY  204  212  210  210 3/4  -3 3/4  7550  +679 
01 JUL  211 1/4  218 1/2  217  217 3/4  -1  12825  +787 
            395217  +388 

 

大豆     --- 安値寄り付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
00 AUG  458 1/2-58  461  455 1/4  457 1/2  -4 1/2  24561  -526 
00 SEP  445 1/2-45  448 1/2  442  444 1/2  -5 3/4  17003  -1002 
00 NOV  450 1/2-49  453  445 1/2  448 1/2  -5 1/2  75377  -171 
01 JAN  460-60 1/2  462 3/4  456  458 3/4  -5 1/4  7889  21 
01 MAR  470  470  467  469  -5 1/4  7227  208 
01 MAY  478-78 1/2  480  474 1/2  478 1/2  -5  5625  -87 
            144773  -2395 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
AUG  15660  -150  AUG  1541  -13  SEP  244 1/4  -4 1/2  108.35-108.72 
SEP  15080  -210  SEP  1562  -11  DEC  262  -3 3/4   
OCT  14550  -210  OCT  1582  -8  MAR  278 1/4  -3 3/4   
DEC  14610  -220  DEC  1619  -9  MAY  288  -2   
                   

 

 

本日の相場の動き

 

-今後も理想的展開で、最安値更新-

先週末よりの天候。中西部では作物にとって申し分ない天候となったこと、特にドライが唯一懸念されていたネブラスカやアイオワ南西部などに欲しかった雨があったこと、中国産地ベルトでは、高温を見た後随分と降っていなかったまとまった雨があったことが大きかった。更に、中西部・中国共に今週の気温はノーマル、降雨もある程度見込める、、、ということになれば、後はどのくらいの下値かということになってくる。相場はナイトセッションよりの流れを引き継ぎ、寄り付きも安値オープンとなる。輸出検証はサポーティブな数字であったが、天候にもみ消された形。 

セッション中もその動きを変えるような雰囲気も材料なくスローな展開続く。天候一色で大豆・コーン・大豆油・小麦と軒並み約定安値を更新することとなった。農家売りも出ず、キャッシュもしっかり。 テクニカルにも、本日の最安値更新をはさんだ動きはネガティブに捉えられている。 

本日のファンドの動きは大豆/コーン共に1000コントラクトの売りと見られる。コーンはコマーシャルの2500コントラクトの買いが印象的。 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部

-今後一週間問題なし- 

週末はベルト西部中心に0.25-1.25inch(全体の30%の範囲)のシャワーを見たのみで、その他はドライ。先週後半より連続して晴天が続いているところが多く、ここへ来て作物も一気にその生長の遅れを取り戻している。今週は週末までで0.25-1.5inchの散発的な雨が60%の範囲にて予想される。気温は平年並みからやや低め推移。向こう一週間作物の生長を妨げるような予報はでていない。  

 

デルタ地域 

-今週も雨は期待薄- 

週末はベルトのわずか10%に少量の雨を見たのみ(0.3inch以上の地域は5%のみ)で、気温はhighs北部で94-101度、南部で99-105度と厳しい暑さとなった。 今週はやや気温は下がるといわれるが、北部で93-101度、南部で98-104と依然として高温推移の可能性が強い。又降雨も方も土曜まででベルト全体でも20%に散発的な降雨が期待できるのみ。ホット&ドライの傾向は今週も続きそう。 

 

中国 

-週末厳しいホット&ドライの後、降雨- 

予報どおり金曜から土曜は大変厳しい気温となった。産地ベルト北部中心に高いところでは108-109度までのhighsとなっている。しかしその後土曜遅くよりは気温はクールダウンし、同時に久方ぶりにまとまった降雨をみることとなった。月曜まででベルト全体の65%の範囲に0.5-1.5inch(所によっては3inch)となっている。週末の熱波は去り、今週は高温推移ながらも熱波はない。又木曜〜金曜を中心に40-50%の範囲に0.3-1.3inchの降雨が見込まれてる。週末の雨は作物にとって救いにはなったが、依然としてストレスは続いていることから今週以降引き続いての降雨が必要とされていることに変わりはない。 

 

NWS6-10DAYS予報(7月18-22日) 

 

  気温  降水量 
ベルト西部  N/B   B/N 
ベルト東部  B/MB  B/N 
デルタ地域  B/N  N/B 

降水量が少なめということで、若干サポーティブ。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

 

本日の発表等

 

1)輸出検証高(7月7日-7月13日:千ブッシェル)

 

  発表数字  事前予想 
コーン  36,218  30-36 
大豆  13,639  7-12 
小麦  20,975  16-22 

やや強気材料であった。 

 

2) NOPA月間搾油高 

 

  6月  5月  前年同月 
搾油量(千ブッシェル)  115,939  120,587  117,917 
大豆粕生産量(トン)  2,798,819  2,875,541  2,779,482 
大豆粕イールド(ポンド/ブッシェル)  48.28  47.69  47.14 
大豆粕輸出量(トン)  342,763  352,763  407,609 
大豆油生産量(千ポンド)  1,344,571  1,381,569  1,355,675 
大豆油イールド(ポンド/ブッシェル)  11.60  11.46  11.50 
大豆油在庫量(千ポンド)  1,566,659  1,553,824  1,208,234 

搾油量の減少にもかかわらず大豆油在庫量が増加しており、やや弱材料。 

 

3)進捗率 

 

  7/16  先週  昨年  平均 
コーンシルキング  49%  24%  34%  23% 
ドーステージ  6%  NA  5%  4% 
大豆開花率  58%  36%  48%  34% 
鞘着き  15%  6%  9%  6% 

予想通りにてニュートラル。 

 

作柄  非常に悪い  悪い  普通  良い  非常に良い  指数(今週)  (先週)  昨年 
コーン  2%  5%  18%  50%  25%  105.2  104.8  105.8 
大豆  2%  7%  25%  49%  17%  103.0  102.8  103.3 

改善はしているが、期待値以下にて、若干サポートか。 

 

4)コミットメントオブトレーダーズ報告(フューチャーズ・オプションズ) 

ファンドネットポジション (単位:コントラクト) 

  7月11日現在  フュチャーズのみ 
とうもろこし  26,916 SHORT  5,381 SHORT  
大豆  2,991 SHORT  4,228 SHORT 
大豆粕  6,917 LONG  10,760 LONG 
大豆油  3,220 SHORT  1,379 SHORT 

ほぼ予想通りではあるが、ファンドのポジションがまだ軽く弱い材料と見る向きもある。 

 

 

本日のトーメンの意見

 

安値トライをする事4度目にて、契約安値を更新しての安値引けとなった。ボトムを形成したと思われていたものが抜けたというマーケットアクションだけみても非常に弱いといえる。さらに追い討ちをかけるように、今週の天候は受粉を終えていないコーン、着鞘を前にした大豆には恵まれたものと予報されている。

引け後のクロップコンディションも予想されたものとはいえ、改善されている。昨年はこのあたりからホット&ドライの影響にて指数が急激に落ちてきたが、今年はまだ改善する余地すらありそうである。特にコーンにおいては、7月中旬のこの時期に、goodとexcellentが75%にも達しており、こんなすばらしい状態がここまで続いているということは記憶にない。 

ここまでファンダメンタルにも弱い材料がそろってきたなかで、まだファンドのポジションが思った程ショートになっていいなことが大きな下落を予想させる。先週も予想してみたが、コーン12セント、大豆30セントのone more limitの下げ程度は射程内に入ってきたのではないか。とまれ買いを急ぐ必要はないと思う。(N) 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)