(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2000年7月26日

 

 

本日の相場

とうもろこし  ---高値寄付き、高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
00 SEP  182-182 3/4  182 3/4  179 1/4  180 1/2  -2 1/4  132493  -1886 
00 NOV  190 1/4  190 1/4  187 1/2  188  -2 1/2  1426  0 
00 DEC  193 1/2-194  194  191 1/4  192 1/4  -2 1/2  176843  -461 
00 JAN  197 3/4-197 1/2  197 3/4  195 3/4  196  -2 1/2  269  +3 
01 MAR  205 1/2-206  206  203  204 1/4  -2 1/4  37875  +723 
01 MAY  213 3/4  213 3/4  211  212  -2 1/4  9697  -163 
            385245  -1671 

 

大豆     --- 高値寄り付き、高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
00 AUG  453-452  453 1/2  447 1/4  450 3/4  -2  16236  -1189 
00 SEP  450-450 1/2  452  446  449 3/4  -1/2  16025  +115 
00 NOV  458 1/2-457 1/2  460 3/4  454 1/4  458 1/2  +1/2  72794  -1692 
01 JAN  468 1/2-469  470  464 1/2  469  +1/2  8571  +22 
01 MAR  480 1/2-480  480 1/2  475  479 1/4  +1 1/4  7242  -4 
01 MAY  489  485  487  487  -1  5741  +126 
            133616  -2540 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
AUG  15220  -10  AUG  1529  -6  SEP  2802  -10   
SEP  14870  +60  SEP  1552  -4  DEC  2956  -14   
OCT  14740  +60  OCT  1573  -5  MAR  3094  -4   
DEC  14870  +40  DEC  1611  -4  MAY  3180  +0   

 

 

本日の相場の動き

 

-安値推移も、約定安値を意識した動き-

2日下げて引けたこともあり寄り付き前は多少のセットバックムードが漂っていたものの、実際にはほぼ変わらずから若干の高値での寄り付きとなる。新規材料に欠け力のないマーケットは月曜・火曜と変わらぬダラダラとした展開で、大豆・コーン共に昨日の高値に届かず、昨日の安値を数セント更新することとなった。そのまま本日の安値レベルにて引けるかと思われたが、終了前15分で目の前に迫った約定安値を意識したかのような買戻しが入り、本日の安値から若干値を戻しての引けとなった。大豆についてはまちまちの引けとなったが、受粉を8割がた終了しているコーンと違ってもう一ヶ月天候を意識する必要がある大豆については、心理的な警戒感があるように映った。 本日も取引量は限られ非常に静かなマーケットとなった。 

本日は、ファンドがコーン1500コントラクトの売り越し・大豆500コントラクトの売り越し、コマーシャルがコーン大豆共に約1000コントラクトの買い越しであったと見られる。 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部

-クール&ドライ継続- 

引き続き気温はやや低め、降水量は平年並みの予報継続。今後1週間でベルトの65-70%の範囲に0.3-1.7inchの降雨予報。 降水量としては多くないが、比較的広い範囲を満遍なくカバーする模様。 

デルタ地域 

-向こう10日気温は低め推移- 

昨日もドライ。気温はhighs84-95度(lows:50度後半〜60度半ば)。金曜までは概ねドライで気温も平年並みからやや低め推移の見込みだが、昨日の予報どおり金曜遅くより来週頭にかけてはベルトの65%の地域にて0.4-2.0inchの雨が予報されている。昨日の予報よりも降雨量の見込みは増加している。 

中国 

昨日は黒龍江省・吉林省の一部でシャワーを見た以外はドライ。気温はhighs70度後半から90度前半。水曜遅くより土曜にかけてベルト全体の50%の範囲にかけ0.3-1.6インチの雨を予想(昨日と同じ)。その後週末〜来週頭までドライ。気温は依然としてノーマルで、産地での高温懸念は聞こえてこない。 

 

NWS 6-10日予報(8月1-5日) 

 

  気温(平年)  降水量(平年) 
ベルト西部  N/A(74)  N/B(0.6) 
ベルト東部  B(76)  N/A(0.57) 
デルタ地域  B/N(82)  A/N(0.58) 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

 

本日の発表等

 

1)ブリッシュコンセンサス

 

  7/25  7/18 
CORN  4  3 
BEAN  36  28 
WHEAT  3  2 
S-OIL  5  4 
S-MEAL  51  49 
OATS  12  7 
JP-YEN  23  27 

心理的にサポーティブ要因ではあるが、実際の受け止められ方はほぼニュートラルといってよい。 

 

☆ 明日は寄り付き前に、NOPA(センサス月間搾油報告)の発表が控える。 

 先月発表5月数字 : 122.4 mil bu より減少し、市場の予想平均は「118.4」となっている。 

 

本日のトーメンの意見

 

約定安値を目の前にして、確かにそれを意識した動きになっている。作柄がより確定的なコーンに比べ、数字が見えてくるまで後一ヶ月必要な大豆には、安値警戒感がより強く意識されている。マーケットのムードがそう言っている。コーンは、約定安値を前にして多少テクニカルな動きも見受けられるものの、このラインでサポートされる材料は見当たらない。安値更新後、どこまで下値を探ることになるかは今後のファンダメンタルズにもよるところが大きく、現段階では何とも言えないが、史上最高の豊作というものに対する価格として、現在のレベルの価格で終わるとはとても思えない。意識として下値あとワン・リミットは視野に入れておきたい。

大豆は、まだ何とも言えない。天候が最もマーケットに影響を与える時期にもっともいい形で受粉という大仕事を終えたコーンについては、気持ちの上で下値の準備が出来つつあるように感じるが、大豆はその波に乗ってここまできた、しかし大事な時期はまだ道半ばである。 しかもコーンの天候相場がピークを過ぎたことで、マーケットが半月前と比べて天候の良し悪しに振り回されにくくなってきている。よってその勢いで下値を一気に探れるような状況にはない。更に、中西部はここ一ヶ月近く誉められ続けてきたこともあり、良好な天候に慣れっこになってきている。ここのところのクール&ドライの継続がいつ強材料視されるかわからないし、そうなったときには予想以上に反応する事だってあり得る。そういった意味で、今後簡単に値を削ることはマーケットが許さないのではないかと感じている。但し、更に下値に底を置いていることに変わりはなく、その道のりが多少険しいのではないかということだ。 (A) 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)