(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2000年8月29日

 

 

本日の相場

とうもろこし  --高値寄付き、高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
00 SEP  181 1/2 - 81  185  181  184 1/4  +4 3/4  61043  -9195 
00 NOV  190 1/2 - 90 3/4  192 3/4  190 1/2  192 1/4  +4 3/4  1806  +53 
00 DEC  193 1/2 - 94 1/4  197 1/2  193 1/2  196 1/2  +4 3/4  209575  +2225 
00 JAN  198 1/2  201  198 1/2  200 1/2  +5  385  +23 
01 MAR  205 3/4 - 05  208 3/4  205  208 1/4  +4 1/2  55059  +374 
01 MAY  212 1/2 - 13 1/4  215 3/4  212 1/2  215 1/4  +4 1/4  14965  +165 
            379657  -6128 

 

大豆     --- 高値寄付き、大幅高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
00 SEP  475 - 74 1/2  485  474 1/2  484 1/4  +14  8653  -2033 
00 NOV  486 1/2 - 85  496  485  495 1/4  +15  82696  +3677 
00 JAN  496 1/2 - 96  505 1/2  496  505 1/4  +14 1/2  12893  +156 
01 MAR  506 1/2 - 06  516  506  515 1/2  +14 1/4  9970  +224 
01 MAY  514 1/2 - 14  522 1/2  514  522  +12 1/2  7145  +44 
01 JUL  524 - 23  531  523  530 1/2  +12 3/4  7421  +149 
            130903  +2220 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
SEP  16690  +340  SEP  1554  +40  SEP  250 1/4  +7 3/4  106.04-106.56 
OCT  16480  +440  OCT  1573  +38  DEC  268 3/4  +7 1/2   
DEC  16610  +480  DEC  1612  +38  MAR  285 1/4  +6 1/2   
JAN  16650  +470  JAN  1643  +38  MAY  295 1/2  +6 3/4   

 

 

本日の相場の動き

 

大豊作見込みに影、投機筋が呼応。

ベルト南西部とデルタ地域の乾燥が継続、昨日の作柄報告劣化とともに買い一色相場の材料とされ、投機筋の月末利益確定買いも進行、下落局面のない力強い上昇相場を演出した。 

コーンは、昨日の動きを好感した投機筋が積極的に売り越し整理を進めた。コーン自体の作柄低下報告と高気温を予想した6-10日予報、そして長引く生育地域の乾燥から10セント以上の上伸を示した大豆ピットの熱気が、最後までコーン買いの手を緩めさせなかった。中国政府筋が、「中国南部地域へのコーン供給は中国北部産だと物流経費がかかりすぎるため、安価な米国産輸入を検討している。」と発言したという情報が昨晩より話題になり、輸出需要増の期待を膨らませた。高値にも農家の多くは反応せず、現物の売りは少なかった。 

大豆は、農家売りが比較的増加しているが、期近限月に少し圧力がかかっただけで、作柄劣化に焦点が移っている全体像には大きな影響を及ぼさなかった。相場は高値寄り付きの後、時間とともに上値を更新していく展開となった。「記録的豊作の可能性は無くなった。」との認識が市場に広がり、投機筋を買いの中心として、大豆・大豆粕および大豆油で大量売り越し整理が行われた。デルタや南西部に依然まとまった雨の気配が見られず、売りを促す動きはほとんど見られなかった。 

本日のファンドの動きは、コーン12,000コントラクトの買い越し、大豆8,000コントラクトの買い越しと見られている。 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部

昨日はネブラスカ北東・中央部、ミネソタ南西部、イリノイ北部(シカゴ近郊に雨はなし)、アイオワ中央・南西部などに0.10-0.75インチの降雨。範囲はベルトの10%。今後も週末まではやや少なめではあるが散発的な雨と平年並みからやや高めの気温にて推移の見込み。ベルト35%の範囲に0.3-1.3インチの予報。 

デルタ地域 

現在のホット&ドライの状況継続。気温はhighs94-104度。次の雨は来週の月〜火にかけて北部の一部で見込まれてはいるものの、非常に限られたものになりそう。 

クロップには引き続き厳しい状況にてストレス蓄積、引き続き来週のクロップコンディションへの影響が懸念されるところ。 

中国 

昨日はベルト東部中心に20%の範囲に0.25-1.25インチの降雨。気温は平年並み。向こう一週間も予報に変化はなく、ベルト55-50%の範囲に0.3-1.5インチの雨、気温も平年並み推移見込み。適度な雨と気温は着鞘段階の大豆にとって良好な状況が継続する。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

 

本日の発表等

 

1)受渡可能在庫 (千ブッシェル)

 

  8月25日  前週  前年同期 
コーン  5,452  5,912  NA 
大豆  1,403  1,945  NA 
小麦  38,855  38,204  38,791 

ニュートラル。 

 

2)ローンデータ (百万ブッシェル) 

−コーン− 

  8月22日  先週比  Forfeit合計  先週比  Redeem合計  ローン合計 
1998crop  0.2  unch      45.0   unch    1,729.3   1,774.5 
1999crop  557.3  -116.9  2.7   1.4    860.4  1,420.4 
2000crop  2.8  1.0  0.0  unch  0.8  3.6 

−大豆− 

  8月22日  先週比  Forfeit合計  先週比  Redeem合計  ローン合計 
1998crop  0.0  -0.1        11.6   unch    330.7   342.3 
1999crop  71.4  -26.5     2.7   1.7   212.7   286.8 

ニュートラル。 

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

12月限月の買いは待ち。今からの9月限はターゲットを上げるべき。 

大豆の急伸にほだされてコーンの売り越しポジションを急速に整理している投機筋は、豊作には違いないコーンの本格収穫期を前にさらに買いを進められるか。 

12月限は今後再度180台前半をうかがう。しかし、まだ9月の買いが残っている場合は、同限月のターゲットを170台中盤からやや上昇させるべき。   ( F ) 

 

(大豆) 

長らく続いた低迷相場に活をいれんがばかりのファンドの買いであった。その証拠にすでにクロップができあがっているコーンにもファンドはネットで10,000コントラクトを越える買いを入れていた。上値,下値どちらかに相場を動かしたかったというファンドの戦力がみてとれる。今日の上げは心理的なものが大きい。 

大豆は国内の搾油、輸出が好調、また一方では農家の売り渋りも言われている。しかしながらパイプラインが滞るような事態にはなっていない。現に国内のキャッシュ価格はまだまだアンダーにて、今日の価格でもLDPは場所により、ブッシェル当たり50-70セントにもなっている。農家はできるだけ早く収穫して、この大きなLDPを取ろうと狙っている。LDPを取ってもすぐに現物を売る農家ばかりではないが、LDPを取るという事は現物を売るひとつのきっかけにはなる。従い収穫の進捗とともに農家の大豆売りは間違いなく見られる。もう一度安値を期待する事はできる。 

しかし、ファンドはポジションを取り始めたらなかなか変えない。また3日間続けて同じポジションを取る事も多いという。チャートを重視するものには強い買いのサインも出ている。先週までの大豆11月月限のレンジは450-485と言われていた。その485の上値抵抗線をあっさり抜いてしまった。ファンダメンタルは大きく変っていないと信じても、多少の焦りは出てくるかもしれない。商業筋の買いも当用買いに徹していた為余裕を無くす者もいる。450を買いそびれたものは、その手前から買い始める可能性は強い。短期的にはレンジが10-15セントは切り上がった可能性が強いとみている。安全策としては11月限460台中盤からの買い下がりを勧める事になる。(N) 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)