(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2000年9月1日

 

 

本日の相場

とうもろこし  --安値寄付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
00 SEP  182 3/4 - 83  183 1/4  181 3/4  182 1/2  -1 1/4  21509  -7915 
00 NOV  191 3/4   191 3/4  190  190 1/2  -2 1/4  2366  +98 
00 DEC  195 1/4 - 95 3/4  195 3/4  194  194 1/4  -2 1/4  216333  +690 
00 JAN  199 1/4   199 1/4  198   198  -2   540  +5 
01 MAR  207 1/4 - 07 1/2  207 1/2  206  206 1/4  -1 3/4  58531  +863 
01 MAY  214   214 1/4  213  213 1/2  -1 1/4  16030  +442 
            354929  -5227 

 

大豆     --- 安値寄付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
00 SEP  493  497  490  492 3/4  -2  3826  -977 
00 NOV  502 - 03  508  500 1/2  503 1/2  -1 1/2  83589  -472 
00 JAN  512  517 3/4  511  513 1/2  -1 1/2  13642  -734 
01 MAR  522 - 22 1/2  527 1/4  520  522 1/4  -1 1/2  10055  +181 
01 MAY  529  533 1/2  527  529 1/4  -1 1/2  8641  +1459 
01 JUL  537 - 37 1/2  541 1/2  535 1/2  537 1/2  -1 1/4  11075  +1894 
            133380  +1498 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
SEP  16980  -100  SEP  1580  +5  SEP  250 1/4  -1/2  105.75 - 106.43 
OCT  16840  -80  OCT  1598  +9  DEC  267 1/2  -3/4   
DEC  16950  -140  DEC  1636  +8  MAR  284  -1 1/4   
JAN  16980  -180  JAN  1664  +7  MAY  294 1/4  -1   

 

 

本日の相場の動き

 

3連休を前に利益確定の売りが先行。

昨日の上げはやや行き過ぎとの考えから、やや値を下げての寄付きとなった。 

また大豆がマーケットを引っ張った。デルタ地域で連日100度を越える記録的な猛暑となっていることが、イールドの更なる低下を想定させた。また9月の第一週は相場が上がる事が多いという過去のデータも買い材料とされ、大豆は一旦プラスサイドまで値を上げコーンもつられて前日並までの戻しを見せた。しかしコーンにおいては、コーンベルトの南部からはすでに収穫の声が聞かれており、国内キャッシュもやや安くなっている事、また3連休前にある程度は利益を確定しようという売りが見られ、コーン・大豆とも最後は値を削っての引けとなった。 

9月12日の需給報告を控えていること、また来週には各アナリストからの予想数字も発表されることから、まずはそれらの数字を見てからという雰囲気が漂っており取引ボリュームは平均よりも少なかった。 

本日のファンドの動きは、コーン2,000コントラクトの売り越し、大豆1,000コントラクトの買い越しと見られている。 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部

週末までの降雨はベルトの15%の範囲に0.25-0.75インチの予報。次ぎは来週月曜日と火曜日にかけてベルトの25%の範囲に同程度の降雨量が見込まれる。大豆の鞘着きももうすぐ終了となり、今後はそれほど降雨を必要としない。 

デルタ地域 

南部を中心に15%の範囲で0.1-0.65インチの降雨が見られた。今後5日間もまとまった降雨は期待できず、10%の範囲に0.1-0.75インチの予報。来週後半には40%の範囲でややまとまった降雨が期待されるが、すでに手遅れの状態。8月のドライな天候によりすでにこの地域の大豆のイールドは1/4を失ったと考えられている。 

中国 

週末に降雨予報が出ており、収穫が遅れる見込み。しかしこの降雨はダメージを引き起こすような激しいものではなく、問題にはならない。 

NWS 6-10日間予報(9月5-9日) 

 

  気温(平年)  降水量(平年/日数) 
ベルト西部  A (68)  A (0.54/1) 
ベルト東部  A (71)  B (0.50/1) 
デルタ地域  A (78)  B (0.54/1) 

コーンにはニュートラル、大豆にはややサポーティブ。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

 

本日の発表等

 

1)9月限月受渡通知(単位:コントラクト)

 

  数量  最終取引日 
コーン  1,615  8月25日 
大豆  798  8月30日 
大豆粕  1  10月22日 
大豆油  2,161  8月31日 
小麦  1,147  8月30日 

大豆は商業筋が189コントラクトの受け手、コーンは262コントラクトの受け手があったが、少ない数字にてやや弱い材料と考えられた。 

 

本日のトーメンの意見

 

大豆次第ではあるが、コーン自体には来週は安値の可能性がある。

一昨日のコーンの取組残高は16,890コントラクト減少していた。その中身も9月だけで18,747コントラクト減少しており、9月のロングを持っていたコマーシャルが受渡を嫌って単純にポジションを閉じた事がみてとれる(ちなみにコマーシャルはロング、ファンドはショート)。同様に昨日も全体の取組残高は5,227コントラクト減少しており、9月限だけでは7,915コントラクトの減少であり同じ理由がみてとれる。また受渡数字をみると、昨日は1,913コントラクト、本日は1,615コントラクトとやや多いうえに、コマーシャルの受け手も本日の265コントラクトに過ぎない。これらから言えるのはコマーシャルは期近の玉繰りに苦労していない事、キャッシュマーケットでいくらでも現物が、受渡をうけるよりも安く買えるという事実である。実際にベルト南部では収穫のピッチが上がっており、キャッシュマーケットは来週以降更にプレッシャーを受けることが想像できる。火曜日にはクロップコンディションがまた発表されるがコーンは差程数字は変らないと見られており、大豆が大きくマーケットを引っ張ることがなければ、来週は安値場面があってもおかしくはない。 

大豆は火曜日のクロップコンディションが大きな注目を浴びる。 

アナリストの中には、火曜日のインデックスが2-4ポイントも減少するというものまででてきた。彼らが予想するイールドはもはや39-40となっている。具体的には大豆生産量全体の10%を占めるといわれているデルタにて、すでに25%のイールドロスは確定しているといわれている。デルタだけで7500万ブッシェルが飛んで行った計算となる。もし最悪の39のイールドを使用してみると、生産量は8月の需給報告よりも1億2-3,000ブッシェルの減少となる。他の中身がもし変らないとすれば、単純に在庫率は16.6%から13%にも下がる計算となる。13%の在庫率で4ドル台の大豆は安すぎる。ただしこれは極端な例にて、実際にはここまではいかないと思う。短期的に相場が上がる可能性は否定しないが、収穫がくればいずれは農家売りも期待できることは今までに何度も述べてきた。相場のレンジは切り上がったとみてはいるが、11月限460-470の可能性はまだある。大豆の買いはしばらく様子見を決め込んでいい。(N) 

 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)