(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2000年9月6日

 

 

本日の相場

とうもろこし  --安値寄付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
00 SEP  184 1/2 - 184 3/4  184 3/4  181 1/2  181 3/4  -4 1/2  12977  -4096 
00 NOV  192 - 92 1/4  192 1/2  189 1/2  189 1/2  -4 1/2  2535  -17 
00 DEC  196 - 96 1/2  196 1/2  193 1/2  193 3/4  -4 1/4  222291  +3366 
00 JAN  200  200  197  197  -4 1/2  555  +12 
01 MAR  208 - 08 1/4  208 1/4  205 1/2  205 3/4  -4 1/4  61833  +2809 
01 MAY  215 - 15 1/4  215 1/4  212 1/2  212 3/4  -3 3/4  16467  +307 
            357103  +2904 

 

大豆     --- 安値寄付き、大幅安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
00 SEP  497  497  484 1/2  485 1/4  -16 3/4  2642  -313 
00 NOV  508 - 09  509  494 1/2  495 1/4  -17 1/2  87411  +4608 
00 JAN  517 1/2 - 18  518 1/2  504 3/4  505  -17 3/4  13291  -288 
01 MAR  526 - 26 1/2   526 1/2  513 1/2  514 1/4  -17 1/4  11364  +492 
01 MAY  533  533  520 1/2  521 1/2  -16 1/4  10615  +1502 
01 JUL  540 - 41  541 1/2  529  529 1/4  -16 1/4  12965  +1312 
            140918  +7522 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
SEP  16700  -490  SEP  1545  -49  SEP  247 1/2  -5 1/2  105.69 - 105.97 
OCT  16630  -500  OCT  1558  -48  DEC  264  -5 1/2   
DEC  16760  -520  DEC  1596  -51  MAR  280 1/2  -5 1/4   
JAN  16820  -500  JAN  1625  -48  MAY  290 1/2  -4 3/4   

 

 

本日の相場の動き

 

超短期の上げに強烈な修正入る

昨日引け後の週間作柄報告においてコーン1ポイント、大豆3ポイントの下方修正。これらは昨日の上昇マーケットに折り込まれたとして、本日寄り付き前は昨日の上げの修正からコーン1-2セント、大豆4-5セントほどの安値と捉えられていた。 

ほぼ予想通りの寄り付きとなったが、結局ここまで上げてきた値段に見合うだけの下方修正とマーケットには映らなかった、ということか。昨日大量に買い上げたファンドも本日は一転大きく売りに出ることになる。昨日大豆・コーン共に3-4ヶ月振りの高値を見たこともその達成感から売り材料へと映った。その他本日は、中国の米国産大豆契約のキャンセルが数杯出ているとの噂、南米よりのヘッジ売り圧力、某コミッションハウスの「売り」が明日朝発表予定のスパークス社の数字に関連しているのではないか、などという憶測を呼んだりと弱材料もまとまり、下げ相場の勢いに拍車をかけることとなった。 

本日のファンドの動きは、大豆5000コントラクト、コーン3500コントラクトの売り越しだと見られる。 

 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部

昨日はサウスダコタ南東部、ミネソタ中部・西部などごく限られた範囲(全体の10%)に0.1−0.65インチの雨をみたのみ。今週後半も雨は限られ、やはりベルト北西部を中心に35%の範囲に0.25−1.0インチと見込まれる。現在中西部の北部(特に東側)では気温が下がっており、日中でも風が強い時には半袖では心もとないくらいになってきている。このことが一部で早霜の話題を呼び出しているが、今週後半にかけては徐々に平年並みの気温レベルにまで回復するという予報になっている。昨日のhighsは60度半ばより80度前半までと、地域によって幅が出ている。 

デルタ地域 

昨日はドライ。来週にかけては気温も平年レベルまで下がり、45%の範囲に0.25-1.0インチの雨が見込まれているが、残りの大豆の着鞘も今週中には終了するといわれている中、時期的には遅すぎる雨。デルタも1/3の大豆が既に落葉ステージ(ミシシッピ・ルイジアナ中心)、10日程早い進捗。8月後半より続いた記録的なホット&ドライは結果として既に数字として出てきている。 

中国 

昨日ドライ。今週後半はベルト南部(10%の範囲に限られる)に0.25−1.0インチの雨。収穫作業には問題のない天候が9月中旬までは継続の見込み。 

 

NWS 6-10日間予報(9月12-16日) 

 

  気温(平年)  降水量(平年/日数) 
ベルト西部  A/MA (63)  B/N (0.52/1) 
ベルト東部  A (66)  N/B (0.50/1) 
デルタ地域  A (74)  B/N (0.54/1) 

 

収穫の促進といった連想から、中立からやや弱材料か。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

 

本日の発表等

 

1)受渡可能在庫 (千ブッシェル)

 

  9月1日  前週  前年同期 
コーン  4,753  5,452  NA 
大豆  2,021  1,403  NA 
小麦  39,504  38,855  38,954 

とりたててインパクトなし。 

 

2) ブリッシュコンセンサス 

 

  9/5/00  8/29/00 
CORN  26  16 
BEANS  61  45 
OIL  25  15 
MEAL  62  57 
WHEAT  28  21 
J YEN  51  47 
US $  91  88 

大豆の相場感が強気になってきた事がわかる。 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

これまで大豆の動きにつられて上げてきた印象の強いコーンであるが、8月中旬よりの天候はコーンのイールドへも多少なりとも影響を及ぼしていることは明らかなところ。来週火曜日のUSDA9月報告も8月の数字からどのくらいの下方修正か、が焦点となっている。しかし140前後のイールドが予想される中、クロップサイズは史上最高レベルを維持することとなろうし、期末在庫についても同様。コーン自体の強材料として目先大きなものは見当たらない。大豆につられて上下することはあっても、目指すところはやはり12月限¢180-185。(A) 

(大豆) 

極端な例は別として、今年の作柄の特徴として言えること、それは「鞘つきの良さ」。8月中旬よりどうも天候がおかしくなったが、8月13日の時点で着鞘率は既に82%。(昨年76%、平年66%)しかも、今年の場合それまでの天候がほぼ理想どおりの展開だったということもあり、プラントの先端に至るまできれいに鞘が形成されているものばかりが見受けられる。この進捗のスピードがその一員だと言える。勿論鞘が着いてもその後の天候によってイールドに影響が出るのは当たり前。ただ鞘が着かなければそれ以前の問題となる。 

これまで全体の10%であるデルタの大豆が焦点となり相場に強い影響力を持ち続けてきた。それが天候相場であるから驚くことでもないが、中西部を中心としたイールドについてはそこそこ健闘するのではないか、というのが現在の印象。来週の需給報告ではイールドで2ブッシェルあたりまでの下方修正は覚悟してはいるが、大豆のイールドというものは非常に計りにくいもの、蓋を開けてみるまでわからない。 

相場が底上げしたことは誰もが認めるところであるが、本格的な上昇相場に移るまでに、もう20-30¢の下値はつけてもおかしくない。(A) 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)