(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2000年9月7日

 

 

本日の相場

とうもろこし  --やや安値寄付き、やや安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
00 SEP  181 1/2  182 1/4  180 1/2  181 3/4  +0  9325  3652- 
00 NOV  188 1/2 - 88 3/4  189 3/4  188 1/2  189 1/4  -1/4  2564  29+ 
00 DEC  192 3/4 - 93  194  192 1/4  193 1/4  -1/2  220356  1935- 
00 JAN  196  197  196  196 1/4  -3/4  572  17+ 
01 MAR  205 - 05 1/4  206  204 1/4  205 1/4  -1/2  64267  2434+ 
01 MAY  212 - 12 1/4  213  211 1/2  212 1/4  -1/2  16662  195+ 
            355025  2078- 

 

大豆     --- やや安値寄付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
00 SEP  484 1/2  484 1/2  478 1/2  480  -5 1/4  2061  581- 
00 NOV  494 - 95 1/2  495 1/2  488  490  -5 1/4  87672  261+ 
00 JAN  505  505  498  500  -5  13173  118- 
01 MAR  514 - 14 1/2  514 1/2  507  509 1/4  -5  11554  190+ 
01 MAY  521  521  514 1/2  516 1/4  -5 1/4  10452  163- 
01 JUL  528 1/2  529  522 1/2  523 3/4  -5 1/2  12958  7- 
            140573  345- 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
SEP  16480  -220  SEP  1528  -17  SEP  249 1/2  +2  104.90 - 105.80 
OCT  16440  -190  OCT  1536  -22  DEC  265 1/2  +1 1/2   
DEC  16630  -130  DEC  1574  -22  MAR  282 1/4  +1 3/4   
JAN  16670  -150  JAN  1601  -24  MAY  292 1/2  +2   

 

 

本日の相場の動き

 

《寄り付き前のスパークス社の発表》 単位:十億ブッシェル。( )内:イールド

  スパークス9月  スパークス8月  USDA8月報告 
大豆  2.926 (39.8)  2.963 (40.3)  2.989 (40.7) 
コーン  10.313 (141.2)  10.170 (139.2)  10.369 (141.9) 

来週のUSDAの需給報告を前にして各方面で強気なコメント等々が飛び交っている中、今回のスパークスの数字には当然物足りなさを感じてしかるべき。実際数字自体は立派な弱材料。が、昨日あれだけの修正安を見ているだけにその勢いは限られ、寄り付きはほぼ変わらずから若干の安値レベルでのスタートとなる。 

しかし、スパークスの数字を見たからか、セッション中は「来週のUSDAの数字は実はそれほどの下方修正は望めないのではないか」などというムード終始漂い、何か弱々しいままの推移。又昨日出た中国の米国産大豆3-4杯のキャンセルの噂が現実味を帯びたり、マレーシアの中国産コーンの買付けニュースなどもそれに加わる形で、本日の下げ相場を形成する材料となった。 

明日は、寄り付き前にレスリー社の発表と、週間輸出検証高の発表を控える。 

本日のファンドの動きは、コーン1900コントラクトの買い、大豆500コントラクトの売りとみられる。 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部

昨日はミネソタ中部・南西部、サウスダコタ、ネブラスカ北部・中部に0.1−0.5インチの降雨。ベルト全体の10%という限られたもの。気温は西部地域でhighs90度前半の地域が見られたものの概ね70度前半から80度半ばと平年並み。今後週末にかけてはベルト北西部中心に20%の範囲に1インチ以下の降雨が見込まれ、来週前半にはその程度の雨がベルトの75%をカバーすると見られる。 

雨の量としては極めて限られたもの、大半の地域はドライな天候が継続。相場へのインパクトしては殆どなし。 

デルタ地域 

昨日もドライ。気温は一週間前の猛暑のレベルからすれば20度前後下がっており、現在のレベルが平年並みではあるものの、気持ちとしてはクール、と表現できるような気温で推移している。週末にかけてはベルト南部中心に50%の範囲に2インチまでのまとまった雨が期待されてはいるが、もはやその影響力は微々たる物、となっている。 

中国 

昨日ドライ。今後5日間はベルト南部の一部で1インチまでの雨が言われてはいるものの殆どはドライ。収穫の順調な推移が連想されている。又、小麦の作付けも順調にスタートしそうである。 

 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

 

本日の発表等

 

1) 本日の9月限受渡通知 

 

  数量(コントラクト)  契約最終日 
コーン  456  aug30,2000 
大豆  724  sep06,2000 
大豆粕  1  mar14,2000 
大豆油  941  sep06,2000 

 

 

2)アナリスト各社の予想平均 

 

来週火曜(12日)7:30AM、9月の需給報告の発表となるが、各社の予想数字が揃ったのでそのレンジと平均値を下記する。 

 

(生産量)  各社平均  各社レンジ  8月USDA  99年USDA 
大豆   2.869  2,807-2.994  2,989  2,643 
コーン  10.200  9.971-10,345  10,369  9,437 
(イールド)         
大豆  39.018  38.2-40.8  40.7  36.5 
コーン  139.518  136.4-141.5  141.9  133.8 

 

※ 生産量についての22社、イールドについては20社の数字がもとになっている。 

※ 生産量 : 十億ブッシェル 、 イールド : ブッシェル / エーカー 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

12月限買いターゲットは185。 

「マレーシアが5万トンの中国産コーンを購入。」数ヶ月前までなら何ということもないニュースだが、今回の久しぶりの中国産輸出成約の意味はそれまでと比較にならない。 

現市場では、「00/01年度産はどれくらい大きな豊作なのか。」という課題の「どれくらい」という部分が焦点となっており、「豊作かどうか。」はすでに問題ではない。それほどの豊作年でもこれまで相場を支えてきたものは何かと言えば、「大豆相場の不透明さ」という時限的なものの他に、「農家の売り渋り」と「安いがゆえに期待される大需要」である。しかし、「農家の売り渋り」については、売らなければそこに大豊作のコーンが供給可能在庫として残るだけであり、つまりそれだけでは根本的な相場支持要因にはなりえない。そこには、「今後期待されるべき大量需要」が前提として必要なのである。冒頭の今朝のニュースは、米国コーンにとって当面の唯一の競争相手である中国が息を吹き返すことができるレベルまで国際価格が近づいたことを示唆するものであり、「大需要」の前提を揺るがす。 

したがって、コーン相場は構造的にこれ以上には上昇しにくい。現在の隔月間スプレッドを見れば、農家の売り渋り傾向は容易に解消しそうにはないが、それによる相場上昇は需要減をともなうものであってはならないし、そうはならない。12月限買いターゲットは185。 ( F ) 

 

(大豆) 

当面、各種生産量予想に翻弄される展開となる。豊作年ゆえ悪生育地域が話題になる、という傾向から大豆相場は高値に行き過ぎている感があるが、ここで自前の生産量予想を展開してもあまり意味はない。しかしながら、大豆の場合はハーベストプレッシャーによる下げが大いに期待できる。コーンに比べた保管のしにくさに加え、1月以降の現物スプレッドが大きくないこと、そして米国大豆搾油メーカーの旺盛な生産意欲が常にスポット相場を堅調に推移させているからである。農家がコーンと大豆を比べたとき、大豆を先に売りに出す理由は多数ある。大豆新穀買いは待ち。 ( F ) 

 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)