(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2000年9月11日

 

 

本日の相場

とうもろこし  --安値寄付き、やや高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
00 SEP  183 1/4  185  183  184 3/4  +1/2  7571  -1057 
00 NOV  191 1/4 - 91  192 1/4  191  192 1/4  +1/4  2603  -15 
00 DEC  194 - 94 1/4  196 1/4  194  196  +1/2  218320  +35 
00 JAN  198 1/4 - 98  200  198  199 3/4  +3/4  561  +2 
01 MAR  206 1/2 - 06  208  206  207 1/2  +0  65411  +745 
01 MAY  213 1/4 - 12 3/4  214 3/4  212 3/4  214 1/2  +1/4  17305  +112 
            353715  -112 

 

大豆     --- 安値寄付き、やや高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
00 SEP  490  496  490  495 3/4  +3/4  1910  -107 
00 NOV  499 1/2 - 01  506 3/4  499 1/2  506  +1  88647  +1159 
00 JAN  510 - 09 3/4  515 3/4  509 3/4  515  +1/2  13947  +555 
01 MAR  518 1/2 - 18  524 3/4  518  524 1/2  +1 1/2  11810  +216 
01 MAY  526 1/2  531 1/2  526 1/2  530 3/4  +3/4  10450  +174 
01 JUL  534 1/2 - 35  539 1/2  534 1/2  538  +0  13558  +2431 
            143091  +2431 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
SEP  17090  +270  SEP  1580  +4  SEP  249 1/4  -1 1/4   
OCT  16900  +110  OCT  1588  +6  DEC  265 1/2  -3/4   
DEC  17060  +70  DEC  1629  +5  MAR  282  -1   
JAN  17120  +70  JAN  1658  +3  MAY  292  -3/4   

 

 

本日の相場の動き

 

USDA報告を警戒、少ない動き。

USDA報告前日の典型的な静かな相場。コーン・大豆ともに生産量下方修正は織り込み済みであるものの、修正幅予想は多様となっていることからか、用心深い取引内容となった。 

弱めのナイトセッションの影響から寄り付きこそやや安値となったが、あとは前日引け値を挟んでの攻防、引け間際にゆるやかな売り越し整理注文が相場をやや高値圏に押し上げ終了した。先週作柄が改善するような状況ではなかったことから、本日引け後のGWS/USDAによる作柄報告がさらに下方修正されるとの見方が買い手の要因となったと見られている。受渡しの少なさから大豆粕期近のみが特徴ある動きを示したが、他商品には波及しなかった。コーンでは、明日のUSDA報告生産イールドが138となるのではとの見方がどこからともなく流れ、支援材料となった。 

本日のファンドの動きは、コーン1,000コントラクトの買い越し、大豆500コントラクトの売り越しと見られている。 

 

作柄、さらに悪化 

本日引け後の作柄報告は、コーン・大豆・ソルガム全てでさらなる悪化が確認された。コーンでは指数で1.5ポイント、レーティングで良好以上が4%も下落、アイオワ・ミシガンなどの主要州での悪化が目立った。大豆は予想の範囲内とは言えこれで7週連続の悪化となった。ソルガムの悪化は止まるところを知らず、現物価格上昇の原因として作用し続けそうである。 

 

USDA報告市場予想 

 

  予想平均  予想範囲  8月USDA  1999年USDA 
生産量         
コーン  10.205  9.971-10.345  10.369  9.437 
大豆  2.869  2.807-2.994  2.989  2.643 
イールド         
コーン  139.6  136.4-141.5  141.9  133.8 
大豆  39.018  38.2-40.8  40.7  36.5 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部

先週末の雨は、主にベルト中央部中心。約35%の地域を覆った。これから明日にかけて東部に雨足は伸び、約50%の範囲に雨が降る。金曜日から土曜日には北西部に雨。気温は今週末から平年以下に下がるが、霜の発生はないであろう。雨量が多い地域があるが、大きな問題にはならない。作柄は概ね安定している。 

デルタ地域 

先週末の雨は南部70%に見られた。今後2日間は北部4分の1と南部4分の1で雨となる。しかし、その後はまた乾燥が続く見込み。これらの雨は大豆作柄改善には遅すぎと見られる。 

 

NWS6-10日間予報 

 

  気温(平年)  降水量(平年/日数) 
ベルト西部  A/N (63)  B/N (0.52/1) 
ベルト東部  N (66)  B/N (0.50/1) 
デルタ地域  A/N (74)  B/N (0.54/1) 

 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

 

本日の発表等
1)輸出検証高(9月1日-9月7日:千ブッシェル)

 

  発表数字  先週 
コーン  39,304  52,886 
大豆  13,707  14,057 
小麦  21,206  26,821 

コーンは期待以上。寄り付きの安値を修正する役割を果たした。 

 

2)進捗率 

 

  9/10  先週  昨年  平年 
デント(コーン)  87 %  76 %  88 %  76 % 
成熟(コーン)  46 %  27 %  38 %  25 % 
収穫(コーン)  7 %  4%.  7 %  4 % 
落葉(大豆)  37 %  18%   25 %  18 % 

 

作柄  非常に悪い  悪い  普通  良い  非常に良い  指数(今週)  (先週)  昨年 
コーン  5% (4)  8% (7)  25% (23)  44% (46)  18% (20)  98.8   100.3  98.0 
大豆  8% (7)  12% (11)  28% (27)  40% (42)  12% (13)  94.0  95.8  90.3 

 

コーン作柄は予想以上の悪化。大豆も支援材料。 

 

本日のトーメンの意見

 

USDA報告待ち。

本日の取引中もそうだが、市場では明日予想以上の強い数字が出るのではとの懸念が広がっている。それだけに、弱い内容であった場合の影響は大きいかも知れない。ただ、ニュートラルの内容である場合、「今後のさらなる生産量見込み減懸念」となり、強材料になる公算は高い。本日の予想以上に悪い作柄報告も高値推移の要因となるに違いない。市場の予想幅が大きいだけに、今回のUSDA報告はいつになく相場に大きな意味を持つことになる。( F ) 

 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)