(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2000年9月28日

 

 

本日の相場

とうもろこし  -- 高値寄付き、高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
00 NOV  192 1/2 - 92 3/4  192 3/4  191 1/2  192  +1 1/2  3174  30- 
00 DEC  196 - 96 1/2  197  195 1/2  196 1/4  +1 3/4  205771  903+ 
00 JAN  200 3/4  20 3/4  199 1/2   200   +2  641  + 
00 MAR  207 1/2 - 08  208 3/4  207  207 3/4  +1 3/4  79701  1006+ 
01 MAY  215 1/4 - 16  216  214 1/2  215  +1 1/2  22857  141+ 
01 JUL  221 3/4 - 22  222 3/4  221 1/2  222 1/4  +1 3/4  30949  117+ 
            362408  2588+ 

 

大豆     --- 高値寄付き、高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
00 NOV  500 - 01  502 3/4  497 3/4  498 1/4  +2 1/2  91992  1249+ 
00 JAN  510 1/2 - 11  513 1/2  508 1/4  508 1/2  +2   19121  459+ 
00 MAR  520 20 1/4  522 1/2  517 1/2  517 3/4  +2 1/2  16589  741+ 
01 MAY  527 1/2 - 28  530  524 1/2  525 1/4  +2 1/2  12537  221+ 
01 JUL  534 - 35  537  531 1/2  531 3/4  +1 1/2  14229  118+ 
01 AUG  534  536 1/2  530 1/2  530 1/2  +1 1/2  304   
            158431  2878+ 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
OCT  17360  +90  OCT  1552  +10  DEC  259 1/4  +3/4  107.48 - 107.62 
DEC  17160  +80  DEC  1595  +17  MAR  276 1/2  +1   
JAN  17180  +130  JAN  1625  +15  MAY  286 1/4  +1/2   
MAR  17210  +140  MAR  1664  +16  JUL  295 3/4  +0   

 

 

本日の相場の動き

 

輸出成約が好調、序盤から買われるも終盤伸びきれず。

コーン・大豆ともに、輸出成約が予想を大幅に上回り、一時は大豆が9月13日ぶりの高値、コーンも12取引日ぶりの高値をつけた。昨日の終盤の動きが投機筋に好感されたこともあり、買い先行の動きとなった。中西部の収穫進捗が上値への重石となったが、中盤までは大豆を中心に堅調を維持した。センサス搾油報告で、大豆搾油量が7月よりは下落したものの予想を上回り、また大豆粕・大豆油の在庫量が現象していたことも大豆上伸の一因。しかしながら、明日USDAが在庫報告を発表することもあり終盤は神経質な動きを示し、最終局面はポジション調整と見られる売りが入り、最高値レベルから値を戻して引けた。小麦が最終局面で投機筋に売られたことも影響した。 

本日のファンドの動きは、コーン4,600コントラクトの買い越し、大豆1,800コントラクトの買い越しと見られている。 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部

今週の土曜日と来週月曜日にベルト北西部中心に25%の範囲で0.10-0.50インチの降雨量が予報される他は、来週までベルト全域にほぼドライな予報となっている。土壌がぬかるんでいた東部ベルトも収穫の開始が見込まれ、今後10日間は順調に収穫が進むものと考えられる。 

デルタ地域 

中西部に同じ。ドライな天候が続いており、来週一杯収穫は順調に進むと見られている。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

 

本日の発表等
1) 週間輸出成約高報告(9/21の週) (単位:千トン)

 

  週間成約高  成約量累計  成約残 
  今年度  来年度  今年度  昨年度  今年度  来年度 
コーン  1,369.2  0.0  10,726.2  11,766.9  7,767.2  0.0 
大豆  1,020.6  0.0  6,737.2  6,163.8  5,726.0  0.0 
小麦  484.5  0.0  12,192.1  12,216.5  3,489.2  0.0 
大豆粕  -40.3  63.5  6,364.4  6,276.0  446.4  530.7 
大豆油  0.5  0.0  353.9  924.5  18.4  2.0 

大豆は今年度の新記録、コーンも予想以上にて強い材料。 

 

2) 週間輸出高 (単位:千トン) 

 

  輸出量  輸出量累計  USDA予想 
  今週  先週  今年度  昨年度   
コーン  1,111.3  1,024.2  2,959.0  3,542.5  55,250 
大豆  262.6  339.4  1,011.2  1,315.5  27,220 
小麦  741.4  607.1  8,702.9  8,474.4  30,620 
大豆粕  135.3  108.4  5,918.0  6,007.1  6,440 
大豆油  2.0  0.2  333.5  880.6  620 

 

3) センサスビューロ8月搾油報告 

 

  2000年8月  2000年7月  昨年同期 
大豆粕生産量(d) 

2,704,396 

 

2,879,826 

 

2,800,859 

 
大豆粕在庫量 

176,480 

 

251,789 

 

238,815 

 
大豆油生産量(千ポンド) 

1,394,668 

 

1,481,638 

 

1,452,746 

 
大豆油イールド(lbs/bu) 

11.00 

 

11.42 

 

11.45 

 
大豆油在庫(千ポンド) 

1,002,897 

 

1,096,397 

 

765,776 

 
大豆搾油高(ブッシェル) 

122,319,910 

 

129,777,902 

 

126,893,431 

 

搾油量は予想よりもおよそ100万ブッシェル多く、強い材料となった。 

 

4)各アナリスト在庫予想(9/1現在、10億ブッシェル) 

 

  アナリスト予想平均  アナリスト予想レンジ  6/1/200在庫  9/1/1999在庫 
大豆  0.266  0.245-0.286  0.775  0.348 
コーン  1.764  1.734-1.798  3.587  1.787 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

明日の在庫報告や来月12日の需給報告への恐れから、投機筋が売り越しポジションを急速に減少させ、それがここ1〜2週間の相場支持要因となってきた。そのように市場は少しずつ強い材料に備えてきているが、逆に弱いUSDA報告に不意をつかれると、9月の需給報告と同様の相場展開が予想される。 

これは相場の流れとは直接関係ないが、数年前カナダの小麦に長雨があった年、オフグレード品(食品用にならない品質の物)が米国西部に飼料用として50万トン短期間に販売され、コーン相場に大きな影響を与えたことを覚えている方は少なくないと思う。本日、カナダ小麦局が米国飼料需要者に飼料原料の相場チェックをしているとの噂が流れた。数年前と同様の動きであり、その時は相場チェックから数日後に一気に50万トンの売り成約をしている。今のところ噂でしかないが、カナダ小麦の品質が良くないことは自明であり、注目は要する。( F ) 

(大豆) 

本日の週間輸出成約高は久し振りに目を引くものとなった。世界中の需要家がハーベストプレッシャーからの安値を狙っていたが、そろそろやばいかな?と買いを入れ始めたとも取れる。農家はまだ売りもLDPを取る事もせずに我慢を重ねているが、この価格からでもLDPを取れば当座の金には困らない。それに比べ、ハーベストプレッシャーからの安値期待をしていた需要家からの買いはいつまでもは待てなくなりつつある。 

明日の在庫報告は恐らく相場を大きく動かす要因にはならないであろうという専らの評判。最近買いが優先していたため、弱い数字となればやや過剰なセットバックがあるかもしれない。その時は少し買ってみてはどうか。ずーと待つのも手ではあるが、待ってばかりいるといざという時に手が出なくなるもの。(N) 

 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)